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著作権侵害に要注意!アニメのオリジナルiPhoneケースを作る際に必ず知っておくべきこと

多くの人が愛用しているiPhone。

自分のiPhoneにケースを付けて使用している人も多いです。

様々なものがブランドから販売されていたり、自分でデコレーションしたりして自分なりの愛着のあるケースを持っているのではないでしょうか。

一からオリジナルなものを作ることも流行していますが、アニメのキャラクターなどを使ったiPhoneケースは作ることは可能なのでしょうか。

また、必ず知っておかなければいけないことはあるのでしょうか。

アニメを使ったオリジナルiPhoneケースを作る時に知っておくべきこと

オリジナルのiPhoneケースを作成するとしても、アニメを使用する場合には注意すべき事柄が幾つかあります。

著作権の問題

全てのものに著作権は存在します。

プロアマ問わず、自分以外の人が作ったものを勝手に使用することには注意を要します。

アニメのキャラクターでグッズを作った場合、自分で楽しむためだけなら構いませんが、それを売ったり、間接的でも利益を得てしまう行為をした場合は「著作権侵害」となってしまいます。

著作物は法律で守られている

著作者が思想や感情を込めて作り上げたものを著作物と言います。

著作物には、アニメは勿論のこと、映画や漫画、彫刻や小説、舞台装置、ゲームの解説書等たくさん身の回りに存在します。

その著作物を勝手に使われることのないように著作権法で守られています。

肖像権の問題

好きなアイドルの写真を持っているだけでは問題にはなりません。

それを加工して販売したり、勝手にSNSに引用したりすることは禁止されています。

肖像権にはその人の人権を守るという意味もあるので、勝手に使用することで精神的侵害や社会的悪影響を及ぼすことのないように法律で保護されています。

犯罪になる可能性がある

販売のためにオリジナルのスマホケースを作成して、それに使用したデザインやキャラクターに著作権があった場合は犯罪として罰せられる可能性があります。

著作権を侵害されたとして著作者が訴えた場合は、判決によって罰則が命じられます。

民事では、損害賠償を請求されるケースもあります。

刑事での罰則は、10年以下の懲役または、1,000万円以下の罰金が科せられます。

年数や金額を見ても思い罪にあたることが分かります。

くれぐれも気を付けましょう。

オリジナルのiPhoneケースを作るときに気を付けること

アニメのオリジナルiPhoneケースでない場合でも、作成する時には気を付ける点があります。

注意しておかないと、ちょっとしたことで著作権の侵害になってしまう可能性があります。

アイデアが偶然既存のキャラとかぶっていた場合

オリジナルのものを作ろうとして独自のアイデアで作ったのにも関わらず、もともと存在したキャラクターと酷似してしまったとします。

そのためにそのキャラクターの利益を侵害した事実があった場合、その著作者から損害賠償を請求される可能性があります。

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更に、悪質な場合は刑事告訴される事もあります。

アニメのキャラを見てアイデアが浮かんだ場合

ネズミのキャラクターを見て、チンチラのキャラを作るというアイデアが浮かんだ場合、キャラクターそのものを真似たわけではないので著作権侵害や作成にあたっての影響はありません。

誰でも考えつくようなデザインで作った場合

あるデザインを参考にしてオリジナルを作ろうとした場合、別のものを作ったつもりでも出来上がったものを見ると良く似てしまったということがあります。

元のデザインと似てしまっているということで、著作権を侵害したことになってしまいます。

しかし、そのデザインが誰でも思いつくようなものであったら、著作権侵害にはなりません。

其処らへんによく見かけるようなデザインは、特殊なものでない限り使用しても差し支えありません。

デザインで例にあげると、「ドット」柄や「千鳥」柄などがあります。

業者に作ってもらう

オリジナルのスマホケースを作成してくれる業者はたくさん存在します。

自分のスマホケースの型を選び、そこに既存しているデザインを選んでいきます。

自分で考えたデザインのものでも作ってもらうことが出来ます。

ただ、アニメやキャラクターのスマホケースを注文しても、業者側は断ってくるでしょう。

代金をもらって作成するのですから、そこに利益が生じて著作権侵害に繋がってしまうからです。

どこにもないオリジナルのiPhoneケースを作ろう

「販売目的ではない」や「収益に利用しない」、「自分だけで楽しむ」のであれば、アニメのオリジナルなiPhoneケースも作成することは可能です。

自宅でも簡単に作れるオリジナルケースの作り方をご紹介します。

クリアケースで自作

スマホケースの透明なものを利用します。

ケースは100均でも販売されています。

それに直接絵を描いてもいいですし、お気に入りの写真やポストカードを切り取って、ケースとスマホの間に挟むだけでも簡単オリジナルなケースが出来上がります。

レジンを使うともっと素敵に作ることが出来ます。

例えば、押し花を作っておいてスマホケースに並べたところにレジンを塗ってUVライトに当てれば完成します。

ラインストーンなどを使うとキラキラしてキレイなケースが出来上がります。

布地を貼って作る

好きな布地があったら、スマホケースに合うように切って、手芸用ボンドで貼り付けます。

布地があれば、誰でも簡単に素敵なスマホケースが出来ます。

着ない洋服の布を使ってもいいですね。

布地を数枚用意して、パッチワークのように貼り付けてもオリジナリティがあって素敵です。

注意点は、レンズやコードを刺す穴をあける時に形がいびつにならないようにすることです。

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ケースの形に切る時は多少歪んでしまっても、のりしろを作っておけば大丈夫です。

デコパージュを使って簡単に作る

デコパージュはどこでも手に入る手芸用品です。

紙はなるべく薄い方がいいので、薄めの気に入ったデザインのものを用意しましょう。

布地で作るよりは比較的簡単です。

使用するのは紙なので、ハサミを使わず手でちぎっても大丈夫です。

少々不器用な人でもキレイに仕上げることが出来ます。

レンズの穴の部分も仕上げ用のニスを塗る時に筆を抑えるように穴に押し込めば、キレイに開けることが出来ます。

シールを貼って作る

ネイルシールを使って作ると、簡単にキラキラ奇麗なスマホケースが出来上がります。

エンブレムのようなものから可愛い絵柄まで揃っているので、それを使用してオリジナルのデザインのケースを作りましょう。

スワロフスキーやパール、ラメ、ビーズ等でも簡単に奇麗な自分だけのオリジナルケースが完成します。

貼り付ける時は、透明ボンドを使用しましょう。

市販のケースをリメイクする

市販のものを自分なりにリメイクすることで、オリジナルケースが出来上がります。

キャラクターデザインのものならそこにラメを貼ったり、ケースの裏から絵の具やマニキュアを塗ると違った雰囲気に変身します。

デザイン的にもちょっと寂しい感じがする市販のケースでも、一工夫すれば素敵なスマホケースに早変わりしますね。

アニメのデザインでiPhoneケースを作るには

著作権を侵害しない、著作者に損害を与えないのであれば、アニメのデザインでiPhoneケースを作ることが出来ます。

著作権に気を付けて作成しても、自分の知らないところで著作権を侵害している場合もあり得ます。

ここでは、著作権法の違反にならない方法をお伝えします。

著作者に許可をもらう

アニメやゲームのキャラクターを使いたい時は、その著作者に許可をもらう事が正しいのですが、中には「ここまでは使用しても良い」や「このように使っても良い」とガイドラインが設けられ

ていて使用をある程度許可している企業もあります。

そういう企業であれば許容範囲も広いので、使いたいキャラクターなどがあった場合は、予めよく確認しておくと良いでしょう。

著作権を放棄したものを使う

著作権を放棄して無料で提供しているものがあります。

同じキャラクターでも、有料のものと無料のものが存在するので、無料の素材を使ってケースを作成すると良いです。

こちらも規約が設けられている場合があるので、使用する際にはよく確認をしておきましょう。

キャラクターを創作する

キャラクターをデフォルメしたり、装飾や着ている服を自作して着せたりすることは著作物を更に創作したことになるので、厳密には違反行為にあたります。

しかし現実には、ある程度許容している著作者も多く、自分で楽しむだけなら良いとしています。

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社会的に影響を及ぼしたり、元のキャラクターのイメージを壊したりする以外は、ある程度黙認している場合が多いです。

著作権の時効がきたものを使う

著作権の時効は著作者の死後70年です。

アニメは1975年頃から登場したので、まだ時効になるアニメはありません。

漫画はそれより古くからありますが、その当時の漫画は今とはかけ離れていて、風刺画や浮世絵、感情話のような作品です。

アニメのオリジナルiPhoneケースを作成しても売らなければ大丈夫

大好きなアニメを使ったiPhoneケースを作るには、色々と知っておくことがあります。

まず、著作権の問題が大きくあります。

アニメのオリジナルiPhoneケースを作成して販売したり、譲渡して報酬を得たりする行為は著作権侵害になり罰せられることがあります。

アニメでなくても、アイドルの写真を加工してiPhoneケースを作成し、それを有償で譲っても著作権侵害にあたり、肖像権の侵害にもなってしまいます。

自分以外が撮った写真は、例え自分が被写体であっても、写真自体の著作権は撮った本人にあります。

勿論この場合、被写体の自分に肖像権が存在します。

作ったもので利益を上げない限りは原則著作権の侵害にはなりません。

アニメを使用するなら、著作権には注意してオリジナルのiPhoneケースを作成しましょう。

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