知名度が上がり続けるオタク文化、その象徴たる存在がコミケです。
あまりオタク文化に詳しく無くとも、TVやSNSでその存在を知り、「そんなに大きなイベントなら一度行ってみたい」「子供が行きたいと言っている」等、関わる機会があるかもしれません。
しかしコミケには参加するにあたり、実は公式・非公式に多くのルールが存在しています。
コミケってどういう所?
コミックマーケット、コミケは日本最大規模の同人即売会です。
2019年8月開催の夏コミ(C96)では来場者数が史上最高記録の73万人に及びました。
更にその上、同年12月に行われた冬コミ(C97)ではその記録を塗り替える75万人に達し、更新したばかりの最高記録を同年中に塗り替えた驚異のイベントです。
初めてコミケに参加するのなら
コミケに参加するなら、大まかには2通りの参加方法があります。
1つは「一般参加」、もう1つは「サークル参加」です。
後者であるサークル参加は、同人誌を頒布する側としての参加方法です。
これまでコミケ以外のイベントで同人誌を頒布した事がある人ならば、初めてのコミケでもサークル参加する事はなんら不思議ではありません。
サークル参加のノウハウ無く、頒布される同人誌を買いに行く場合は「一般参加」での参加となります。
この一般参加もまた、近年では同人誌目的だけではない、様々な層が参加者として訪れるようになりました。
どうしてコミケに参加したいのか
SNSの普及により、その層を大きく増やしたのがコスプレ目的・そうしたコスプレをするコスプレイヤーを見に行く目的の参加者です。
漫画やゲーム、アニメのキャラクターに扮するだけでなく、その時々の時事に関する人物、機動隊服に身を包んだ本格自宅警備員、各種軍隊・特殊な制服のある職種のコスプレなど、コスプレブースでは非日常の光景を目の当たりにする事が出来ます。
これらの写真がSNS上にアップされる、TV報道でピックアップされる事でコミケは同人誌即売会に加えて「コスプレをする場所」という認知が広がっています。
しかしコスプレ目的であれ、同人誌目的であれ、同じ会場に向かう「一般参加者」として、予め覚悟や心得を知っておいた方が良い点がいくつか存在しています。
暗黙のルール・参加への心得
いわゆる「暗黙のルール」というものが、コミケにも存在しています。
同時に、その暗黙のルールは年々数を増しています。
コミケを運営するコミケ準備会がカタログに載せている諸注意に加えて、個人の参加者たちが「こうしたほうがいい」という体験談が、バズりによる周知を経て「知っていて当然のルール」と化していることがある為です。
しかしその時多大な支持を得たルールであっても、後追いの参加者がそうしたルールを知る事はとても難しくなります。
【最重要】参加者はお客様ではない
コミケのルールを語る上で、コミケ経験者の誰もが真っ先に思い浮かべるだろうルールが、「参加者はお客様ではない」というルールです。
コミックマーケット準備会の掲げる理念の中に、サークル参加、一般参加、スタッフや企業に至るまで、全ての参加者が相互協力して運営する「場」であると認識し、そのように行動する事を掲げています。
コミケはお客様として行く遊園地や観光地ではありません。
誰もがお互い嫌な思い無く楽しめるように、盛り上げるように、そして次回も無事に開催出来るように行動する事が最も重要な事なのです。
どこに行くにも大行列!
次に考えておきたいのが、コミケは人間の密集地である、という認識です。
コミケに行った事が無くとも、休日のディズニーランドの入り口もかくや、というコミケの人混み画像を見たことがある人も居るでしょう。
映像や画像では伝わらない人混みの熱、場合によっては臭いもまた相当なものになります。
人がそれだけ多いという事は、移動路やトイレは勿論、少し休みたくなった時のベンチや椅子、外食スペース、レストランやカフェも常に人で埋まっています。
しかし付近の飲食店も、人の多さにただ手をこまねいているばかりではありません。
過去にはカフェ・ベローチェがコミケの時期のみ朝4時開店、店長クラスの精鋭スタッフでローテーションを組む特別な態勢で臨んでいる事が判明し、話題になりました。
「歩き詰め」の状況に適した靴を
コミケ会場付近の飲食店では、時間を区切った滞在時間で参加者を受け入れ、快適に過ごしてもらいつつも流動させる事に企業努力を注いでいます。
それでも参加者の実時間上で圧倒的に長いのは、列に立ち続ける時間、そして歩く時間です。
ハイヒールが自殺行為であるのは当然の事、サンダルも人混みに居続ける上で望ましい履物ではありません。
人込みで足がもつれた人に踵を踏まれる、爪先を踏まれる等のリスクが存在しています。
スニーカーのような、歩きやすく足への負担が少ない靴でなければ辛い思いをしてしまう可能性が高まるでしょう。
季節・天候に応じた事前準備が重要
年々暑さが増していく夏の気温ですが、2019年の夏コミでは連日30℃を越え、炎天下での待機列によって熱中症での救急搬送の発生、例年よりも多く救護室に運ばれたと発表がありました。
当時の猛暑日が続く予報から、開催当日までにSNS上でも多く熱中症対策が呼びかけられており、参加者のべ70万人からすれば救護者の利用者数は圧倒的に少ない人数だったとされています。
空調のある屋内に入ってしまえば比較的快適となる反面、先述の通り屋外での待機がとても長いのがコミケの特徴です。
夏場では熱中症対策、冬場では防寒・氷雨や雪への対策を講じておきましょう。
そうでなければ現地に到着していながら体調を崩し、何も買えずに帰らなければならない可能性が充分有り得るのです。
トイレの為に食事を抜かない!
食事処が混む事は先ほど書きましたが、かといって何も食べない状況は望ましくありません。
立ち続ける、歩き続ける事で体がグロッキー状態になっている上にエネルギーが不足すると、体調不良に陥ってしまう可能性が高まります。
まして、水分を補給しないのは最大の悪手です。
参加前にはきちんと食事をとり、500mlペットボトルを1~2本、流動食ゼリーやカロリーメイトといった持ち運びに適した軽食を携帯していきましょう。
トイレに並ぶのが嫌だからと食事を抜いたとしても、それが原因で救護室や救急車に運ばれてしまっては元も子もありません。
排泄はなるべく事前に済ませておく、飲食を少しずつ行う、尿意便意を感じる前でも動けるタイミングでトイレに行っておく等、生理現象を出来る範囲でコントロールしていきましょう。
体調が悪いなら行かない!!来るな!!!
ごく当然のルールですが、体調が悪い、まして発熱や悪寒といった確実な疾病の症状が出ているのに、人口過密地帯となるコミケに行ってはいけません。
「この体調でなら行ける」と判断したとしても、それはいわば無灯火運転の自転車走者が「自分は見えているから大丈夫」と言うのと同じ理屈です。
あなた自身が保菌キャリアであり、そうと知って密集地帯に行く事は大げさでなく細菌テロとなります。
コミケ後の打ち上げにインフルエンザ持ちが参加し、他の健康だった参加者全員が後日インフルエンザにかかった、という話が現実に存在しています。
長時間の列待機で体調を崩しての嘔吐、脱糞の話も実は毎年発生しています。
自分の体調や尊厳だけの話では無く、周囲に実害が伴う大迷惑になります。
前日に風呂に入る
エチケットの問題です。
自分の体臭は自分では判らない物なのです。
こちらも無灯火運転の例えと同じく、「自分は臭っていないから」とは思わずに、「臭っているかもしれないから」の精紳で風呂・シャワーで頭・体を洗いましょう。
昨今ではネットカフェでもシャワー利用が可能です。
理想の入浴タイミングは前日夜+寝汗を洗い落とす開催当日の朝です。
体臭が元々気になっている人は、体質上問題なければ殺菌力が高く肌への使用が想定された消毒アルコールジェル・アルコールシートを用意してください。
臭いの元は雑菌の繁殖であるので、洗った上で脇等の雑菌を拭っておく事で数時間、雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。
体臭を発する部位=皮脂が発生しやすい部位は、脇の下と胸と背中の肩甲骨の間、そして首回りと耳の裏側です。
よく洗い、除菌し、夏は制汗対策も行っていきましょう。
暗黙のルール・当日の心得
事前に把握しておきたいルールの他にも、当日現地で知っておいた方がいいルールも存在しています。
自分に利便があるルールであったり、同時にスムーズな当日の移動の助けとなったり、知らず知らずのうちに近くの参加者に迷惑をかけてしまうかもしれない事態を避けられます。
全員が「場」を作る参加者なのだと念頭において、ルールとその守るべき理由を理解していきましょう。
地図の事前確認、カタログは取り出しやすい手荷物に
コミケでは、事前入手や当日入手出来るカタログ冊子を入場時に運営スタッフに見せる事が入場券の代わりとなります。
当日も入場が近づくとスタッフにより「手元にカタログを用意してください」と呼びかけられますが、この時、事前入手していたカタログを荷物の奥底にしまい込んでいると手間取る事になります。
スムーズな入場の為にも、カタログは最も出し入れしやすい位置・手荷物に入れておきましょう。
カタログを手に持ったついでに済ませておきたいのが、地図でのトイレ位置、避難経路の確認です。
地図は切り取って使えるので、入場後カタログをしまった後は、地図だけ使えるようにしておきましょう。
電車は2本前に乗るつもりで
コミケ当日、最寄りの路線は臨時ダイヤとなっています。
その上で人が捌ききらず、電車が来ても乗車人数が多すぎて見送らなければならない事があります。
開場までの時間はずっと通勤ラッシュのような混雑があると目算を立てて、早め早めの行動を心がけましょう。
また、周囲が急ぎ足の為につられる事もあるかもしれませんが、電車内、駅構内での駆け足はNG行為です。
始発ダッシュと面白おかしく取り沙汰されていますが、混雑した中での転倒は怪我をする、負わせる恐れがあり大変危険です。
その光景を撮影しようとするのもまた、駅関係者からすれば同じく迷惑行為です。
通行の妨げ、プライバシーの問題に成り得る行為は止めましょう。
日傘、傘はよほどのことがなければ非推奨
コミケカタログの注意点の中には、「傘はできるだけ使わない」「雨合羽(レインコート・ポンチョ)を利用する」と明記されています。
これもまた、コミケが大人数の集結するイベントである事が関係しています。
列を詰めなければならない状況下で、全員が傘を差すとその分余計なスペースが生じ、列が詰められなくなります。
雨垂れが前後左右に並ぶ人にかかってしまう、更には身長が様々な人が集まるので、傘の骨が目に当たってしまう状況が充分有り得る為です。
待機列は雨が降ろうが雪が降ろうが、屋内移動することなく外での待機が続きます。
天候を事前に把握し、必要な防水・防寒の用意をして備えておきましょう。
コインロッカーは使えない前提で考える
国際展示場最寄り駅のコインロッカーほど、空いている望みは捨てましょう。
大荷物になるならば、現地付近でのコインロッカーではなく、帰路に使う路線上の駅から事前にコインロッカーの有無を調べて、荷物を預けておきましょう。
運行路線の公式HP上で駅名を検索する事で駅構内図、駅周辺地図でコインロッカーの有無が調べられます。
他にも「コインロッカーなび」というサイトがあり、名前の通り全国各地のコインロッカーの所在地が検索できます。
位置情報を利用した「現在位置から探す」機能もあり、検索結果では場所の地図の他にも料金、両替機の有無、支払い方法まで確認できます。
なるべくおつりの出ない買い方をする
同人即売会で頒布される同人誌の価格はおよそ300~1000円と幅があります。
つい千円札をだしておつりをお願いしてしまうところですが、お釣りの出てしまう買い方はサークル側にとっては迷惑です。
サークル側の参加の心得として、最低でも1万円分の小銭を用意しておく事が推奨されてはいます。
だからといって誰も彼もがお釣りを要求すればいずれ小銭は尽きてしまい、補充は大変困難です。
購入する側こそが、潤沢な小銭を用意しておくべき話でもあります。
サークルが事前にSNS等でお品書きをだしてくれている場合は、欲しい本の金額が事前に把握出来るはずです。
ぴったりの金額、それもなるべく五百円玉、百円玉での支払いが出来る用意をしておきましょう。
並ぶ時や会話中、別サークルのスペースにはみ出ない
少し行列が出来るサークルに並んでいる時、通路を開けようとついつい端側、サークルの机が並ぶ方へ行きがちですが、これもまた迷惑行為の1つです。
目当てのサークルとは別のサークル前スペースを並んで封じてしまうと、その塞がれてしまったサークルは通路を通る人の目に触れにくくなってしまいます。
サークル主は勿論、サークルを目当てにやってきた参加者にとっても迷惑な状態です。
並んでいない状態でも、スペースの端側に立ってサークル主と話をしていると、リュックやナップザックが別サークル側にはみ出てしまっている事もあります。
自分の取ってしまうスペースを鞄込みで理解しておきましょう。
無理をしないで救護室へ
コミケが最初に開催されたのは1975年。
2020年には45周年を数える年季の入ったイベントです。
参加する年齢層も若年層から中年層、ご年配の方まで様々です。
しかし、体力が衰えている筈の年配層よりも、救護室の利用者は圧倒的に若年層が多いのです。
コミックマーケット準備会が出したC94のデータによれば、救護室の利用者総数およそ650人の中で、最も多かったのは20代の男女およそ260人です。
次いで30代女性、10代女性、10代男性が多く、40代、50代の利用者はおよそ60人ほどでした。
更に利用者の過去のコミケ参加回数を%にすると、1~5回の参加者が46%、初参加18%を含めると全体の2/3が「コミケ参加数が少ない」=酷暑のコミケで起き得る状況を知らなかった、ベテランに比べて対策が足りていなかった、という一面が見えてきます。
熱中症、脱水症状は死亡例もある
ここ数年の酷暑で熱中症、脱水症状の危険さへの周知が広まりつつあります。
しかしそれでも、実際に自分がなる、身近でなる人が出なければ誰もがどこか他人事のように捉えてしまいがちです。
先述のC94では、10代未満の熱中症患者が救護室に現れ、増え続ける若年層の救護室利用者に準備会は警鐘を鳴らしています。
理解の鍵は体験レポート漫画
コミケは漫画を描ける参加者が多いので、毎年、数多くの熱中症、脱水症状レポートが作成されています。
特に漫画家のさとうユーキ先生の熱中症、脱水症状になった原因(前日の流れ)から救護室の様子まで描いたレポ漫画はコミケカタログにも掲載されました。
これは準備会アカウントのツイートにも掲載されるほど判り易い作品です。
これらを読んで予防策、対応策を具体的にしていきましょう。
コスプレイヤーさんを撮るのは許可を得てから!
厳密には、コスプレ広場以外に居るコスプレイヤーさんを撮るには、ご本人の許可が必要となります。
コスプレ広場はその広場自体が基本撮影OKの空間なので、そこに居るコスプレイヤーさんも撮影される事を前提で利用しています。
人気のコスプレイヤーさんにはスタッフ・ボランティアの方が撮影の音頭を取っているので、その案内に従って撮影するのが確実です。
しかし、そこ以外の空間、移動中やただ話しているだけのコスプレイヤーさんへの無言撮影は盗撮と同義です。
「コスプレしているのだから撮って良い」という思い込みは危険であり、迷惑行為となります。
必ず一声かけて、許可を得てから撮影しましょう。
SNSへのアップも必ず許可を!
モラルの問題です。
撮影OKのコスプレイヤーさんであっても、不特定多数の眼に触れるSNSへのアップを含めてOKかどうかは確認を取らなければ判りません。
SNSアップの許可を取り、聞かれた場合はきちんとその写真を載せたいアカウントを明示し、自分にもコスプレイヤーさんにも迷惑が生じかねないトラブルを避けていきましょう。
後日、そのコスプレイヤーさんご本人から写真を消して欲しい、という申請があったならば速やかに消しましょう。
肖像権はコスプレイヤーさんに存在しています。
公共の場で年齢制限同人誌を読まない
こちらもモラルの問題です。
公共の場とはベンチ、電車の中は勿論、カフェやファミレス内スペースも指します。
特にイベントの興奮とグループで行動するコミケ参加者にありがちです。
気の合う仲間との行動は楽しいものですが、同時に気が大きくなってしまいがちです。
いち早く戦利品を見せ合い、読みたい衝動から、オープンな公共の場で濡れ場の生々しい同人誌を広げ、そのヒートアップした感想を語り合ってしまう事があります。
公共の場で卑猥な語句を話し合うのは、公序良俗に反しています。
コミケ参加者、ひいてはコミケへのイメージダウンにも繋がります。
男女関係なく、止めましょう。
コミケ会場を出た瞬間から、そこはいつもの社会です。
戦利品について語り合いたい場合は予め宿泊を前提としたプランを組み、宿内で心置きなく語り合いましょう。
経験者が判っておきたい「暗黙のルール」の危うさ
ここまで、経験者であれば「何を今さら」と思うような基本的なルールばかりです。
調べれば判るものであり、理解していない人間を「これだから新参者は」と笑う事は簡単です。
簡単ですが、そもそもどうしてルールが伝わっていないのでしょうか。
「暗黙のルール」が伝わらない原因
極端な話ですが、コミケの参加者75万人全員が、見かけたコミケの注意点・レポートをSNSでRTしたならば、暗黙のルールの周知活動は大きく広がります。
しかし現実には、公式の情報発信源であるコミックマーケット準備会のTwitterアカウントのフォロワー数は22万人程度です。
更に同アカウントが紹介した熱中症の体験レポでさえ、RT数は1100程度に留まっています。
一般的にRTをしたくなる心情とは、知らなかった情報だ、誰かに伝えたい情報だと感じる事です。
しかし自分がもう知っている情報はつい誰もが知っていて当たり前という認識になり、そうした心理が働き辛い傾向があります。
その結果、ルールが守られていないのではなく、ルールの存在自体が知られていない状況が生じてきます。
「調べて当然」≠「教えなくても当然知っているべき」
これはあらゆる分野において、古参と新参を隔てる軋轢の原因となりがちです。
新規の方が参入に当たって、それまでの事を調べるのは当然の事です。
ただし、だからといって既に知っている側がその情報を全く伝えなくても良い、という話ではありません。
自分が新参だった頃、確実に「誰か」から教わった、或いは失敗を経たからこそルールを把握している筈です。
参加母数が増えている事それ自体は、衰退していくよりは良い状態です。
広がり続ける参加者に向けて、古参が「伝えなければならない」と自覚をもって啓蒙しつづけなければ、このままルールの存在自体が忘れられていく可能性があります。
コミケで味わえる、思っても見ない作品との出会い
様々なルールこそありますが、その全てはこの国内最大規模の「作品と出会う場」であるコミケそのものを守る為、そして参加者を守るために作られているルールです。
参加者同士がルールを守り、助け合う事で、コミケの場自体も守られます。
まだ見ぬ感動を与えてくれる場を守る自覚を持って、コミケに参加していきましょう。