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同人イベントのペーパーってどんな内容にすればいい?同人ペーパー作り方の初歩

同人イベントでは、同人誌やオリジナルグッズのほかにも、同人ペーパーが配布されることがあります。

しかし初めてペーパーを作ろうとすると、どんな内容にしていいか迷ってしまうことも。

そこで、同人ペーパーの作り方について、ペーパーが持つ役割から内容、印刷方法まで、気になるポイントをひとつずつ確認してみましょう。

同人ペーパーってどんなもの?

同人ペーパーは、サークルの情報が書かれたチラシのようなものです。

ネットが発達する前は、作者の近況や通販に関する情報がメインでしたが、SNSが広く使われるようになってからは、そうした内容は減ってきました。

近年の同人ペーパーが持つ役割は、主に次の2つです。

頒布物のお知らせ

ペーパーの大きな役割ともいえるのが、新刊・既刊や取り扱うグッズ、先着順のノベルティなど、その日のイベントで頒布するものの告知です。

イベント会場のペーパー置き場などを利用すれば、手に取ってスペースに来てくれる人を増やせる可能性があります。

委託などで当日スペースにいない場合でも、委託品以外の頒布物をお知らせしたり、自分のSNSや個人サイトをお知らせしたりできます。

次回のイベント参加や作成中の頒布物などの予告

次回に参加するイベントが決まっていたり、次の頒布物を制作中だったりする場合は、予告としても使えます。

予告しておくことで、次もイベントに来てもらいやすくなるのです。

同人ペーパーに書く内容は?何を書けばいい?

https://twitter.com/tanakarado/status/594443305112317952?s=20

同人ペーパーの内容に決まりはありません。

頒布物についてきっちりお知らせするペーパーもあれば、イラストとサークル名だけなどさまざまです。

それでも、効果的なペーパーを作るなら書いたほうがいい内容があります。

サークル名と代表者名(ペンネーム)

どこのサークルの誰が作ったものなのかわからなければ、告知としての意味がありません。

ペーパーだけ見た人でもあとからわかるよう、最低限でもサークル名と作者・代表者名を入れておきましょう。

SNSや個人サイト、メールアドレスなどの連絡先

昔のペーパーには、通販や連絡手段として住所・氏名が公開されていましたが、現在ではそうした個人情報は記載しないのが当たり前となりました。

しかし、中には感想を送りたい人や通販をしたい人などもいるため、作者や代表者と連絡が取れるSNSや個人サイトのアドレス、メールアドレスなどを記載することをおすすめします。

メールアドレスを直接記載するのに抵抗がある場合は、QRコードを作成して掲載すると、ペーパーをもらった人もアドレス入力の手間が省けて便利です。

サークルの活動状況

どんなジャンルのサークルで、どんな活動をしているのか記載しておくと、スペースに足を運んでもらえる確率が高くなります。

先ほど紹介したイベントの参加予定など、当日のイベント以外の活動についても、わかる範囲で書いてみましょう。

頒布物の補足や小ネタなど

当日の頒布物について、内容の補足や裏設定、小ネタがあれば、イベント特典としてペーパーにちょっとした価値を持たせられます。

頒布物に誤字や間違いがあるときには、ペーパーを使って訂正するのもおすすめです。

イラスト、ショートマンガ、4コママンガなど

スペースやイベントまで足を運んでくれた人のために、ペーパーに描き下ろしのイラストや短いマンガなどを載せるサークルもたくさんあります。

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描き下ろしでなくても、没カットや下絵・下書きなど普段は公開しないものを掲載してみてもよいでしょう。

小説サークルなどの場合は、ペーパー限定のショートなども喜ばれます。

中には“お詫び”ペーパーも

当日予定していた新刊やグッズが間に合わず、スペースに並べられないお詫びとしてペーパーが作られることもあります。

この場合は頒布物が間に合わなかったことや、その頒布物がいつ頃できる予定なのかを書き添えておくと親切ですが、できればお詫びペーパーは発行しないのが一番です。

みんなはどうしている?同人ペーパーの大きさ

同人ペーパーの内容に決まりがないように、大きさについても決まりはありません。

伝えたい内容や当日スペースの状況、ペーパー置き場のルールなどに従って、好きなサイズで作りましょう。

特に同人ペーパーで選ばれやすいサイズについて、3つに分類しました。

ハガキ程度の小さめサイズ

サークル名やSNS・メールアドレスとかんたんな活動内容の紹介だけなら、ハガキ程度の小さいサイズでも問題ありません。

同人誌にも挟み込みやすいので、訂正や補足のペーパーにもおすすめです。

A5~A4程度の同人誌と同じくらいのサイズ

1枚もののペーパーとしてよく選ばれているサイズです。

当日頒布する同人誌と同じサイズにすれば、手渡しするときにも邪魔になりません。

B5かA4など少し大きめサイズは、三つ折りや四つ折りにすれば置き場所を節約できます。

B4以上の大きなサイズは折って簡易的な冊子にも

伝えたいことが多い場合や、多人数で原稿を持ち寄ってペーパーを作るときは、B4やA3などの大きいサイズに印刷し、折り本にしてしまうという方法もあります。

イベント開催の告知や申込書も兼ねているペーパーの場合は、これくらいの大きいサイズにすると、文字が多くても見やすくなります。

作ったら印刷!同人ペーパーの印刷方法

同人ペーパーの原稿ができあがったら、配布するために印刷しましょう。

印刷方法にも特に決まりはなく、好きな方法で印刷して構いません。

ペーパーの主な印刷方法は次の5つです。

家庭用プリンター

作ったデータを自宅で印刷する方法です。

少部数ならすぐ印刷できますし、家を出る時間ギリギリまで作業できるという大きなメリットがあります。

印刷の質はコピー機や印刷所よりも劣りますが、自由度が高いのも特徴です。

コンビニのマルチプリンター

どこでも手軽に印刷できるのがコンビニです。

24時間営業のコンビニなら、深夜や早朝でも必要なだけ印刷できます。

大手コンビニでは、USBやSDカードのデータを印刷できるほか、あらかじめデータをアップするネットプリントなども利用できて便利です。

100円ショップなどのコピー機

できるだけ安く大量に印刷したい場合は、100円ショップなど1枚単価が安いコピー機を探してみましょう。

コンビニのマルチプリンターとは違い、データを出力することができないため、コピー原稿を1枚印刷しておく必要があります。

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印刷サービス店

都市圏なら、セルフでコピー・出力ができる印刷サービス店が利用できます。

代表的な店舗にはキンコーズやアクセアなどがあり、各店舗で利用できるサービスが異なるので、事前に調べておきましょう。

イベント前は混み合うこともあるため、できるだけ余裕を持って利用することも大切です。

印刷所

同人ペーパーを印刷してくれる印刷所に依頼すれば、原稿やデータを預けるだけで、きれいなペーパーを仕上げてくれます。

白黒の原稿でもカラーインクで印刷したり、特殊な紙を選んだりすれば、見栄えのよいペーパーを作ることが可能です。

入稿締め切りが早く、コピーやセルフ出力よりも費用はかかりますが、できるだけ楽にきれいなペーパーを作りたい人に向いています。

まずは1枚ペーパーを作ってみよう!

同人ペーパーはイベント参加の必須アイテムではありませんが、アナログ感が好感を持たれることもあり、ペーパーだからこその遊び心も発揮できます。

グッズラボで作ったノベルティや頒布物の告知にもピッタリなペーパーを作って、同人イベントを満喫してみましょう。

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