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同人イベントに「値札」は必要!?テンプレートや値札立てのサイズまで作り方と目立つポイントを紹介

同人イベントに出展が決まったら、早速準備を始めましょう。

いろいろ揃える物もありますが、特に「値札」の制作は重要です。

値札の良し悪しで、頒布物を見てもらえる回数も変わってきます。

難しいことは出来ないと思う人も、丁寧に作成することを心掛けましょう。

「値札」もディスプレイのひとつです。

スペースの前を通る人を立ち止まらせるような、効果的な値札の作り方やコツをお教えします。

「値札」に記載する要素

値札はいらないと思う人もいますが、値札の要素が充実していればその頒布物がどのようなものか一目で分かります。

勿論、その頒布物の「値段」を記載されているのが値札ですが、その他にも色々と書いた方が良いものがあります。

販売価格

価格を明記することは必須です。

価格は「¥」や「円」の記号は統一しましょう。

フォントサイズは大きめに太字にすると見やすいです。

価格設定も細かくせずに、区切りのよい金額にすると、会計の時もスムーズです。

新刊か既刊かを明記

その本が新刊なのかそうでないのかを明記しておきます。

新刊が欲しい人や買い逃してしまった既刊が欲しい人もいます。

一般の参加者には見ただけでは分かりにくいこともあるので、「新刊」と「既刊」を記入しておくと迷わずに済みます。

記載の例として、新刊を目立つようにフォントカラーを赤にして縁取り等を付けて目立つようにします。

一目で分かる工夫をしましょう。

ジャンルやCPも記載

会場では、ジャンルやCPごとに配置が決められています。

自分のサークルスペースに別のCPの物を数個置いても特にとがめられることは無いですが、他のスペースに配慮してあまり目立たないように置きましょう。

その場合は、混乱しないように値札にジャンルやCPを記載しておきます。

年齢制限のあるものは注記する

その頒布物が全年齢向けか成人向けかを明記しておきます。

全年齢向けならば問題は特にありませんが、成人向けのものなら必ず記載しておきましょう。

同人イベントに訪れる人や参加者の年齢はまちまちです。

未成年者が成人向けの頒布物を手に取ることの無いように気を付けましょう。

特殊な内容の説明

例えば原作にはない人物の登場など、特殊な内容がある時に一言添えておくとトラブルを回避出来たりします。

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必ず書かなければいけないということではありませんが、極端な設定変更などの時は、注意を求める説明を記載しておきましょう。

あらすじ

十数字程度の簡潔なあらすじを書いておくのも購買意欲を促す要因になります。

値札とは別にして、ポエム調に書いてポップにすると興味をそそります。

これも必ず必要なことではありませんが、あらすじがあることで表紙に興味を抱いた人に更に興味を湧かすきっかけになります。

値札の種類

値札は単に価格を表示するためだけではありません。

頒布物の情報を記載することも大切です。

その値札の種類はいろいろあります。

いくつか紹介しますので、値札を選ぶ時の参考にしてください。

カードタイプ

<プライスカード:モノタロウ¥219>

最も一般的で扱いやすいタイプです。

直接手書きしたり、プリンターで印刷することも出来ます。

どこにもない自分だけのオリジナルのものを作りたいのなら、印刷会社や印刷サービスを利用すると良いでしょう。

好きなテンプレートを選んでの作成やオリジナルを作ることが可能です。

POPタイプ

<ポップカード:モノタロウ¥285>

可愛い形や雲形抜型など、既製のデザインがたくさんあります。

自分で作成するのなら、用紙に好きな図を描くか印刷して切り抜き使用します。

様々な形で作ることが出来るので、注目されやすい利点があります。

また、ポップなら宣伝やメニューを自由に載せてディスプレイすることも出来ます。

帯タイプ

本などに巻き付けるタイプの値札です。

表紙と繋がっているようなデザインの帯を作ると見栄えよく出来ます。

逆に、帯を付ける前提で表紙のデザインを作成してもキレイに仕上がります。

そのストーリーの中でのセリフやキャッチフレーズを載せておくと、手に取って見てもらえるチャンスも多くなります。

カードタイプと違ってセンスのいる値札になりますが、その分ひときわ目立つ頒布物になるでしょう。

値札の作り方のポイント

値札はパソコンのキャンパスでも作ることが出来ますし、手書きで可愛く作ることも出来ます。

でも、単に作っただけでは注目される値札にはなりません。

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値札の作り方にもポイントがあります。

値札のサイズ

値札立てを使う場合は、そのサイズに合わせたものにします。

また、値札を付ける頒布物の大きさとも揃えましょう。

頒布物よりはみ出るようなサイズではアンバランスです。

目安としては、縦3~4cm×横5~7cmのものがおすすめです。

ポップタイプのものなら、もう少し大きめでも構いません。

文字を見やすく値段がメイン

値札の上部に大きめのフォントで「タイトル」を入れます。

その下に小さくページ数やCP、あらすじを記載します。

グッズの場合は、種類を記載すると分かりやすいです。

一番下段に価格を入れると出来上がりです。

値札は「価格」がメインです。

一番大きなフォントで読みやすい太字を選んで描きましょう。

色は、「赤」や「黒」がおすすめです。

全体に見て、活字ならば読みやすい書体、手書きならば丁寧に書き、誤字に気を付けましょう。

無料のテンプレートを使う

値札のデザインはインターネットで検索するとたくさん出てきます。

無料のものも配布されているので、どうやって作ったらよいか分からない場合に便利です。

既存のテンプレートに自分なりのデザイン、絵やことばを付け加えれば、オリジナルの値札が出来上がります。

印刷する

デザインが完成したら、印刷をしましょう。

自宅にプリンターが無い場合、対応するデータ形式に変換してUSBに取り込めば、コンビニのプリンターでも印刷が可能です。

数が少ないのであれば、勿論全て手書きでも大丈夫です。

値札をディスプレイする

当日、頒布物やポスターなどと一緒に値札もディスプレイします。

値札を掲示する方法はいくつかあります。

頒布物によって値札を付ける方法は違ってきますが、代表的な掲示方法をご紹介します。

値札立てを利用する

<カードスタンド10個セット:楽天市場¥1,980>

カードスタンドには、クリップタイプや差し込むタイプなどが販売されています。

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スタンドの台にも可愛い形のものなどが揃っているので、それだけでスペースがデコレーション出来ます。

頒布物の量が少ない時などに、可愛い形のスタンドは重宝します。

自分のスペースのイメージに合ったスタンドを見つけて使うことで、雰囲気も良くなりますね。

棚に直接貼る

棚やラックなどの什器に直接貼る方法です。

棚には値札立てなどは使いにくく不向きです。

什器に値札を貼る場合は、マスキングテープを使用すると便利です。

程よい粘着力なので、貼りやすく剥がしやすいです。

ガムテープやセロハンテープは剥がす時に汚れたり跡が残ったりするので、直接貼る場合は是非マスキングテープを利用してください。

クロスに貼る

机に敷いたクロスに値札を貼り付ける方法です。

両面テープを使うと便利です。

机上ではテープを使わずに置くことも可能ですが、何かの拍子で飛んでしまったり、はずみで動いて別の頒布物のところにずれてしまうことがあります。

スペースに訪れた人の目を引く目的では、クロスに直接値札を貼る方法が効果的です。

遠目の人にアピールしたい時は、前にクロスを垂らした部分に値札を付けたり値札立てを利用します。

目的別にそれぞれ使用すると効果的です。

見本に貼る

https://twitter.com/oftensuyaazz2/status/1231371647308857344

見本の頒布物があれば、それに値札を貼ります。

その場合もマスキングテープで付けると剥がす時に楽ですが、繰り返し貼れるテープを使用しても剥がす時に頒布物を傷めてしまうケースがあります。

予め試すか、注意をして行ってください。

目立つディスプレイをしたいなら

デザインも良くキレイにレイアウトしても、他のスペースより目立つためにはもう一工夫必要です。

ディスプレイの幾つかのアイデアをご紹介します。

値札をそのまま置かない

値札を頒布物の上や前後に置いている場合、たくさんやり取りしているうちに紛失してしまう恐れがあります。

ただ置いているだけでは見た目もあまり良くありません。

スタンドなどを利用するか、両面テープで止めるような工夫をしましょう。

イラストをプラス

シンプルなカードで作った値札にインパクトがないな、と思ったら、イラストを入れたりキャラクターを描いた紙を切り抜いて値札に貼ってしまいます。

簡単にイラスト付きの値札が完成するので、是非やってみてください。

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立体のカードを使う

立体的なタイプの値札は他の値札と違って、ディスプレイも立体的に出来るので注目されやすくなります。

三角錐のものだけでなく、円柱のものなど種類も豊富です。

好みの形の展開図を描いて自作が可能です。

また、立体的なデザインが苦手でも、インターネットで立体的ポップが販売されています。

無料でもテンプレートが展開されているので、それを利用しても良いでしょう。

のぼり型で目立つ

「のぼり」の値札の材料はホームセンターで購入可能です。

のぼりのデザインも、画用紙や布地を使えば自分で作成することが出来ます。

デザインをすることが難しければ、既製のデザインをダウンロード出来るものがあるのでそれを利用しましょう。

ポスターを値札に

のぼりより簡単に出来ます。

画用紙でオリジナルデザインの簡単ポスターが出来上がります。

卓上のスタンドや床に置けるポスタースタンドを使ってアピールしましょう。

ポスターなら、頒布物のお品書きを書いて設置しても分かりやすくて良いですね。

「値札」のお手本を紹介

値札には意外と個性が出ます。

シンプルなものからキャラクターものまで、その頒布物のイメージに合わせて作成されています。

これから値札を作成する人のために、見本となる「値札」をご紹介します。

ポップが手書きの「値札」

可愛いデザインで統一された値札です。

中は手書きされています。

グッズによって書く内容が違う場合に便利ですね。

グッズがアクセサリーなので、直接値札をつけたスタイルです。

グッズを見ながら説明も読めるので良く分かりますね。

違いの分かる「値札」を紹介

2種類のデザインを紹介。

どちらが良いかお好みですが、右側の方が目を引きますね。

頒布物のイメージに合わせた値札作りが好ましいですが、赤や黄色の蛍光色は人の購買意欲をそそるイメージがあります。

デザイン性の高い「値札」

凝った値札です。

頒布物のデザインを使用しているので、どんなものなのか一目瞭然です。

デザイン性も高く奇麗ですね。

しっかりと対象年齢を表示していて説明もしっかりと入っているので、お手本のような値札です。

シンプルなデザイン

とてもシンプルなデザインです。

要所を押さえているので見る側も安心して購入できますね。

実際、同人イベントでは価格を見て買う人が少ないので値札を見る人は少ないですが、表示がある方が一般の参加者にとっては安心です。

キャラクター性のある「値札」

キャラクターの特性が良く出ていて、とても可愛い値札です。

価格も分かりやすく簡潔的なので、見る側も良く分かって楽しいです。

インパクトのある値札です。

同人イベントは値札でアピールしよう

サークルスペースの設置には色々準備が必要です。

その中での「値札」作りも大切な作業です。

価格を記入するだけでなく、その作品のストーリーなども記載して頒布物を大いにアピールしましょう。

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