大切なiPhoneを衝撃や汚れから守ってくれるiPhoneケースは、iPhoneユーザーにとっては必要不可欠なアイテムです。
ケースの素材にはいろいろなものがありますが、どれがいいのか迷ってしまいます。
オリジナルiPhoneケースを制作する際には、どんな風に素材選びをするのが良いのでしょうか。
目次
iPhoneケースの素材にはどんなものがある?
iPhoneケースの素材は、大きく分類するとハードなタイプとソフトなタイプとがあります。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
ハードタイプはしっかりした雰囲気
ハードタイプのiPhoneケースは、素材が硬くてプラスチックやポリカーボネート素材などがあります。
素材によって衝撃を受けた時の強度は異なりますが、オリジナルのケースを制作する場合には、印刷がシッカリと鮮明に出やすいという共通の特徴が期待できます。
ソフトタイプは持った時の感触が最高
ソフトタイプのiPhoneケースには、シリコン素材やTPUと呼ばれる熱可塑性ポリウレタンなどがあります。
iPhoneが落下した時などには、衝撃を吸収してくれるので、強度という点ではハードタイプと変わらずに高い耐衝撃性が期待できる素材となっています。
ハードタイプと比較して、持った時の使用感がソフトで、長時間スマホを持って作業をしていても、指や手が疲れにくくケースがベタベタしにくいというメリットが期待できます。
プラスチック素材のiPhoneケースのメリットとデメリット
iPhoneケースの中でもオリジナルケースに多いのが、プラスチック素材です。
プラスチックにもいろいろな種類がありますが、耐衝撃性が求められるスマホケースとしては、強度が高いポリカーボネート素材が使われることが多いです。
どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ポリカーボネートにはこんな特徴がある
ポリカーボネートは、表面が硬いのが特徴です。
オリジナルiPhoneケースを制作する際には、表面にオリジナルのデザインで印刷を施すわけですが、表面が硬くて印刷しやすいので、細かいデザインでもはっきりと鮮明に印刷できるという特徴があります。
見た目が華やかなカラーのものも多く、存在感のあるiPhoneケースが欲しいという人にぜひおすすめです。
メリットは見た目の高級感
ポリカーボネート素材のiPhoneケースは、見た目の高級感が大きなメリットです。
マットタイプを選べばツヤ無の仕上がりになるので、ツヤが欲しい人にとってもツヤ無を好む人にとっても、満足できるオリジナルスマホケースを制作できます。
軽量でコンパクトなのも大きなメリット
ポリカーボネート素材はまた、超薄型で軽量タイプのスマホケースもたくさんあります。
iPhoneが薄いのにケースが厚いのでは、実際に使用する時にはスマホがかさばってしまいます。
できるだけコンパクトで薄型、バッグの中にもスッキリ収納したいという人なら、ポリカーボネート素材がおすすめです。
デメリットは耐衝撃性
ポリカーボネートは、一般的なプラスチックと比較すると強度の点ではバツグンに高いという特徴があります。
しかし、ソフトタイプのケース素材と比較すると、耐衝撃性の面ではデメリットとなります。
iPhoneケースとして、落としてしまった場合にはiPhoneを守るという役割を果たすことはできますが、ケースが割れてしまうリスクがある点は、理解しておかなければいけません。
薬品にも弱い
ポリカーボネート素材はまた、薬品に対してそれほど強くないというデメリットもあります。
スマホは精密機器なので、あまり薬品がかかるという環境に置くことは少ないでしょう。
しかし、薬品がウッカリかかると溶けてしまうことがあるので注意しましょう。
シリコン素材はソフトタイプの代表格
ソフトタイプのiPhoneケース素材と言えば、シリコンをイメージする人が多いでしょう。
シリコン素材はソフトタイプの代表的な素材です。
シリコンの特徴はiPhoneケースとして最適
シリコンには、撥水性や耐寒性、耐衝撃性、そして耐熱性という特徴が挙がります。
スマホを長時間使うと熱が発生しますが、その熱によって素材が伸びたり変形したりするリスクはありません。
また、シリコンが衝撃を吸収してくれるため、iPhoneを落としてしまってもスマホをしっかり守ってくれるだけでなく、ケースが割れてしまうリスクも少ないのです。
シリコンのメリットは高い耐衝撃性
シリコン素材のメリットは、高い耐衝撃性です。
大切に使い続けたいiPhoneだからこそ、しっかりとケースで衝撃から守りたいもの。
シリコン素材なら、ウッカリ落としでもiPhoneをしっかりと守ってくれます。
滑りにくいグリップ感も好評
シリコン素材は、ハードタイプと比べると滑りにくく、手に持った時のグリップ感が最高です。
滑りにくいという性質のため、ウッカリ滑って落としてしまうリスクを抑えることができますし、グリップ感が良いので長時間の使用でも手や指が疲れにくいというメリットも期待できます。
デメリットは汚れやすいこと
シリコン素材のデメリットは、ホコリが付きやすく汚れやすいという点です。
シリコン素材は表面に細かい凹凸があり、そこに汚れが付着しやすいため、ハードタイプと比べると汚れやすくなってしまいます。
こまめにクリーニングすることで対応するのが良いでしょう。
印刷しにくい
シリコン素材は、ハードタイプと比べるとオリジナルiPhoneケースの印刷がしにくいというデメリットがあります。
印刷することはもちろん可能ですが、細かいデザインなどを鮮明に表現したいという人にとっては、シリコン素材よりはポリカーボネート素材の方が満足度は高くなるかもしれません。
商品ラインナップ数が少ない
シリコン素材のiPhoneケースは、ポリカーボネート素材のものと比べると商品のラインナップ数が全体的に少なめです。
オリジナルiPhoneケースを作る場合でも、シリコン素材を取り扱っている業者は意外と少ないので、見つけるのが大変なこともあります。
熱可塑性ポリウレタン(TPU)素材は最強の素材
ハードタイプの素材が持つメリットと、ソフトタイプの素材が持つメリットの両方を兼ね備えているのが、熱可塑性ポリウレタン(TPU)素材です。
熱可塑性ポリウレタンの特徴
熱可塑性ポリウレタン素材は、プラスチック素材に分類される素材です。
この素材には、熱を加えると素材が柔らかくなることで加工しやすくなり、冷やすと素材が硬くなるという性質があります。
ただし、日常生活の中で利用するだけでは、熱可塑性ポリウレタン素材のiPhoneケースが変形したり、変形したまま固まってしまうなんてことはないので安心してください。
熱可塑性ポリウレタン素材がよく使われているアイテムには、スポーツシューズの靴底部分などがあります。
熱可塑性ポリウレタンのメリットはちょうど良い硬さ
熱可塑性ポリウレタンは、ハードタイプのiPhoneケース素材として代表的なポリカーボネートよりもソフトで柔軟性があり、ソフトタイプのケース素材として代表的なシリコン素材よりも硬いという特徴があります。
硬すぎず柔らかすぎずというちょうど良い硬さが、この素材の大きなメリットです。
熱可塑性ポリウレタンのiPhoneケースは、落とした時にも衝撃を吸収することができるので、割れてしまうリスクが少ない点もメリットです。
デメリットは耐熱性
熱可塑性ポリウレタンのデメリットは、熱に対してそれほど強くないという点があります。
ただし、普段の生活の中でiPhoneを使用する際には、この素材の耐熱性が問題になることはほとんどないので安心してください。
取り扱う業者は少ない
熱可塑性ポリウレタンは、iPhoneケースの素材としてはまだ新しい素材です。
そのため、取扱っている業者が少ないというデメリットがあります。
オリジナルのiPhoneケースを制作する場合でも、どれがいいかを選べるだけの選択肢はないかもしれません。
iPhoneケースの選び方
オリジナルiPhoneケースを制作する際には、素材はどれがいいのでしょうか。
それぞれの素材ごとにメリットとデメリットがあるので、好みやニーズに合わせてピッタリの素材を選ぶことが必要です。
楽しくスマホライフを送りたい人には?
スマホを使うことでワクワクしたいという人には、ポップなカラーやデザインのポリカーボネート素材がおすすめです。
細かいデザインなども鮮明に印刷できるので、こだわりの写真やイラストを使ってオリジナルiPhoneケースを作りたい人にとっても満足度の高いケース制作ができます。
アウトドアユースが多い人ならソフトタイプ
アウトドアで使うことが多い人にとっては、ウッカリ落とした時でも衝撃を吸収してくれるソフトタイプがおすすめです。
シリコン素材は汚れやすいので、熱可塑性ポリウレタン素材のものを選ぶのが良いでしょう。
長時間スマホを使う人には?
スマホを長時間使うことが多い人なら、グリップ感が良くて長時間の使用でも手や指が疲れにくいシリコン素材のケースを選ぶのがおすすめです。
汚れやすいというデメリットはあるものの、長時間使っても疲れにくいというのは、生産性の向上という大きなメリットが期待できます。
オリジナルデザインにこだわりたい人なら?
オリジナルのiPhoneケースは、自分で準備したイラストや写真をiPhoneケースに印刷できます。
細かい部分までしっかりと印刷したいという人なら、仕上がりが鮮明できれいなポリカーボネート素材を選ぶのが良いでしょう。
クリーニングが面倒な人におすすめの素材は?
iPhoneケースは、こまめにクリーニングをしながら使うことで、清潔な状態を維持できます。
しかしお掃除の作業が面倒だという人は、クリーニングをさぼっても汚れが目立たないハードタイプのiPhoneケースを選ぶことをおすすめします。
シリコンは汚れが目立ちやすいので避けたほうが良いでしょう。
オリジナルiPhoneケースの素材はニーズや希望で選びたい
オリジナルiPhoneケースを作る際の素材には、ハードタイプやソフトタイプなど、性質が異なる素材の中から選ぶことができます。
業者ごとに取り扱っている素材の種類は異なりますが、オリジナルケースファクトリーなら多種多様な素材を取り扱っているので、希望やニーズに合わせてピッタリの素材を選ぶことができます。