iPhoneケースはどんなタイプを使っていますか?
特に女性に多い手帳型ケース。
次の買い替え前に、メリットとデメリットを知っておきましょう。
どんなiPhoneケースがおすすめなのか理由とともに徹底解説です。
目次
手帳型のiPhoneケースとは?
その名前が示す通り、手帳型またはブック型のケースです。
レザーや合皮を素材にしたものが多く、ベルトつきや、マグネット付きでフタが閉じるタイプ、内側にはミラーやカード収納がついているタイプなどがあります。
女性に人気ですが、レザータイプの高級感があるものはビジネスマンなど男性にも人気です。
手帳型iPhoneケースの素材は?
牛革
柔らかくしっとりしていて、使うほどに味が出てきます。
耐久性があり、長く使用できる素材です。
なんといっても上質でラグジュアリー感があります。
厚みと重厚感があるため、重いというデメリットがありますが、そのぶんしっかりとiPhoneを衝撃から保護してくれます。
ゴートスキン(山羊革)
柔らかく薄くて丈夫です。
摩擦に強く長持ちします。
細かなシワがあるのが特徴です。
価格は牛革よりも高価です。
細かなシワがある分、汚れが付着しやすいのでメンテナンスを欠かすことができません。
PUレザー
合皮ポリウレタンの略で、合成皮革のことです。
見た目には高級感がありますが、本革よりもリーズナブル。
また撥水性があるため多少の汚れは拭き取ることができます。
ただし、水にそれほど強くないので、湿度が高いところで使うことはおすすめできません。
布
デニム生地や、キルトなどの布を使った手帳型iPhoneケースは温かみがあります。
手触りの良さは抜群ですし、ファッション性もありますが、レザーに比べて汚れやすいというデメリットがあります。
また、傷みやすいという難点もあります。
ウッド
天然木を使ったケースには温かみと高級感があります。
ありきたりのスマホケースに飽きてしまった人におすすめです。
男性からの支持率が高いです。デザイン性が高くおしゃれです。
手帳型iPhoneケースの7個のメリット
手帳型のiPhoneケースを使っている人が感じているメリットを7つあげていきます。
まずは手帳型タイプのメリットを把握しておきましょう。
メリット1.画面を保護できる
閉じた状態にしておけば、iPhone全体を保護できます。
スマホを使っているときに落として画面を割ってしまうのはよくあることです。
そんなときも、手帳型iPhoneケースを使っていれば、衝撃からiPhoneを保護することができます。
カバンにいれているときも、画面に物があたって傷つくのを防げます。
液晶画面に保護シールを貼れば、耐衝撃効果はより高まります。
よくスマホを落としてしまう、画面をよく割ってしまうという人には断然手帳型iPhoneケースがおすすめです。
メリット2.カード収納つきならiPhone一つでお出かけできる
手帳型iPhoneケースの大きなメリットは収納です。
内側にカード収納がついていると、電子マネーカードなどを入れておくことができ、とても便利です。
ただし、クレジットカードやキャッシュカードはスマホと一緒に収納すると磁気がダメになってしまうので要注意です。
キャッシュレス化が進んでいるので、カード収納付きケースはますます需要が高まるでしょう。
iPhoneカバーにICカードやマネーカードを収納すれば、お財布を持たずにお出かけすることも可能です。
メリット3.スマホスタンドになるタイプは動画視聴がラク!
手帳型タイプのiPhoneケースを選ぶ人が多い理由の一つが、手帳型ならスマホスタンドになることです。
ドラマやアニメ動画を見る時、ずっと手で持っていたら疲れてしまいますが、手帳型のiPhoneケースなら、iPhoneを自立させて動画をゆっくり楽しむことができます。
あえてスマホスタンドを購入する必要がありませんし、スマホスタンドを持ち歩かなくてもOK。
メリット4.女性にうれしいミラーつきがある
内側にミラーがついているタイプなら、もう、ポーチの中に鏡を入れて持ち歩く必要がありません。
iPhoneケースに付属されていれば、いつでも身近にミラーがあるので、急なメイク直しも安心です。
スマホを開いてさりげなく食後のエチケットチェックや身だしなみチェックができます。
機能的なところが手帳型iPhoneケースの大きな魅力です。
メリット5.プライバシーが守れる!画面が見えないから安心!
ラインやメールのメッセージが届いたときに画面に通知される設定にしている人は多いはず。
手帳型のケースなら、画面をのぞき込まれる心配がないから安心です。
デスクにスマホを置きっぱなしにしていても、ケースで覆われていれば画面が見えません。
プライバシーを守りたいなら断然手帳型がおすすめ。
読書するように立ててみれば、横から画面が見える心配もないので、電車の中や、人が多い場所でスマホを見る時も便利です。
メリット6.デザインや素材が豊富でおしゃれ
手帳型のiPhoneは高級感のあるレザー、汚れにくい合皮、温かみのあるキルトやウッドなど素材がいろいろあります。
デザインが豊富で、女子力高めの花柄やキャラクター入り、刺繍が入った立体的なケースなどもあります。
タッセルやストラップがついたケースなどもあり、遊び心を楽しめます。
また、ケースの内側や側面にもデザインが施されていることもあり、デザインの幅が広くどんなイメージにもなるのが手帳型の良いところです。
メリット7.誤動作しにくい
iPhoneの画面に蓋をしたような状態なので、バッグやポケットに入れていても誤作動が起きません。
勝手に電話がかかっていたり、ロックを解除してしまったりといった心配がないのがうれしいメリットです。
手帳型iPhoneケースの6個のデメリット
デメリット1.熱がこもりやすい
iPhoneで動画を視聴したり、ゲームをしているときは本体がかなり熱くなることがありますが、手帳型ケースだと、内側に熱がこもってしまいます。
熱がこもると、iPhoneのリチウム電池が劣化したり、最悪の状況ですが発火することも可能性としてはなくはありません。
最近、電池の減りが早いなと感じたら、ケースをつけているためにiPhoneの熱が放熱できないことが原因かもしれません。
デメリット2.マグネットでカードの磁気が狂う
ほとんどの手帳型のiPhoneケースには、カパカパ開かないようにマグネットがついています。
そのマグネットの磁気が、クレジットカードやカードキーの磁気を狂わせるため、ケースに収納していたカードが使えなくなることがあります。
対策としては、クレジットカードやカードキーなどはiPhoneに挟まずお財布に入れておくことが一番です。
iPhoneにカードを入れておきたい人なら、磁器電磁波防止シートをカードとケースの間に挟むとよいでしょう。
ただし、磁器電磁波防止シートは万全ではないので使う場合は自己責任となります。
デメリット3.厚みが出てかさばる
収納力がある、iPhoneを360°保護できるなどメリットが多い手帳型ケースですが、その反面、厚みが出てかさばるというデメリットがあります。
小さなバッグだと入らない、ポケットに入れにくいといったところがウィークポイントです。
スタイリッシュさを求めるならクリアケースの方がいいかもしれません。
デメリット4.片手で操作しにくい
手帳型のケースは片手で開けにくいというのが難点。
片手で操作することに慣れている人には使いづらいかもしれません。
バッグや傘で片方の手がふさがっている時は特に不便を感じます。
そんな不便を解消するために、最近では横開きの手帳型ではなく、縦開きのガラケーのようなスタイルのケースも発売されています。
デメリット5.カメラが使いにくい
写真を撮る時にいちいちケースを開かなければいけないという面倒臭ささがあります。
もたついていてしまい、せっかくのシャッターチャンスを逃すことも…。
また、ケースがレンズに重なってしまい失敗したり、自撮り棒を使って撮影するときはケースを外さないといけないといったデメリットがあります。
デメリット6.汚れが目立つ
レザー素材や合皮は高級感がありますし、布のケースには温かみがあります。
ですが、その反面汚れやすく、劣化が目立ちやすいというデメリットもあります。
特に角やベルト部分は劣化しやすく、汚れやすい部分。ホワイト系やパステルカラーを選ぶと汚れがかなり目立ちます。
汚れがイヤな場合は、こまめに拭くか濃い色のケースを選ぶと良いでしょう。
デメリット7.重い
かさばると似ていますが、大きいだけでなく重たくなってしまうのが手帳型iPhoneケースの欠点。
せっかくiPhoneは薄くスタイリッシュになり、軽くなったのに、ケースに重さがあるため長電話をしていたり、長時間ネットサーフィンをしていると指や腕が疲れてくることも…。
どんなタイプの人に手帳型ケースが向いているの?
メリットとデメリットを比較してみると、どんなタイプの人に手帳型ケースが向いているのかが分かってきました。
iPhoneの前面を保護できるという最大のメリットを考えると、握力が弱かったり手が小さくてスマホをよく落とす人には手帳型ケースがおすすめです。
手は大きいけどおっちょこちょいという人にも向いていますね。
あまり荷物をたくさん持ちたくない人にも向いています。
お財布を持たずiPhoneだけでお出かけしたい人は手帳型を使うと良いでしょう。
そういう意味ではキャッシュレス決済に慣れている人にも向いているといえるかもしれません。
動画を見る機会が多い人にも手帳型iPhoneケースがおすすめです。
スタンドタイプなら、iPhoneを自立させて使えるので、デスクに置いたまま動画を見ることができます。
長時間動画を見ていると、iPhoneを持っている手が疲れてしまいますが、手帳型iPhoneケースなら、スマホスタンドを持ち歩かなくてもOK。
プライバシーを守りたい人も手帳型ケースを持つといいでしょう。
横から覗かれることを防ぐこともできますし、デスクの上などに置きっぱなしにしていても、着信やメッセ-ジ通信を見られないという安心感があります。
手帳型iPhoneケースが向かないのはどんなタイプの人?
手帳型は見開きスタイルなので、左利きの人には使いにくいようです。
左利き専用の手帳型ケースも販売されていますが、種類が少なくデザインもあまり選べませんので左利きの人には向いていないようです。
iPhoneはデザイン性に優れているので、iPhoneのスタイリッシュさやデザインを活かしたい人はクリアケースを使う方が良いでしょう。
またiPhoneのカラーを活かしたい人もクリアケースの方が向いています。
ゲーム好きな人にも手帳型はおすすめできません。
ゲームをするときにケースが邪魔になりますし、長時間ゲームをしていると、iPhone本体がかなり熱くなるので、熱が逃げにくい手帳型を使っているとリチウム電池が劣化しやすくなります。
iPhoneケースの予算の相場は?
ほとんどの人がiPhoneを保護するためや、おしゃれのためにケースをつけて使用しています。
手帳型のiPhoneケースの予算は、100円ショップや300円ショップで販売しているプチプラケースから、数万円する本革の高級品もありますし、ハイブランドのケースだと数万から数十万円するものまであります。
スマホユーザーにアンケートをとると、平均して2,000円万円未満のケースを使っている人が一番多く見られました。
次に多かったのが2,000から4,000円以内です。
4,000円以上のケースを使っている人は、全体の10パーセント未満という結果になりました。
確かにiPhoneケースを扱っているネットショップや、量販店、雑貨店などを見ても、4,000円以下のケースが多く見られます。
オリジナルの手帳型iPhoneケースの予算は?
iPhoneケースの素材、デザインなどによって値段には幅があります。
1,000円台の格安でオリジナルの手帳型ケースを自作できる業者もありますし、4,000円くらいの予算でクオリティが高いケースを作る業者もいます。
たくさんあるオリジナルスマホケース作成業者を選ぶポイントの一つに価格をあげることができます。
初めてオリジナルを作成する場合は、値段が比較的リーズナブルな業者を選ぶ方がよいかもしれません。
ですが、長く使いたいなら、材質や印刷技術を重視して選ぶ方がよいでしょう。
手帳型のiPhoneケースを作成できる業者4選
小学生から年配の人までスマホを持つようになり、ありきたりのスマホケースでは、友達や知人とかぶってしまうことも増えました。
そこで、オリジナルのiPhoneケースを自作する人が年々増えつつあります。
iPhoneケースラボ
オリジナルの手帳型iPhoneケースを作成できます。
iPhoneはほぼすべての端末に対応可能です。
ベルトつきやベルトなし、ケース収納つき、高級本革シープスキンなどさまざまなタイプから選べるのがうれしいです。
1,370円~(消費税、送料別)とリーズナブルなのも魅力。
ME-Q(メーク)
オリジナルのケースを1個から作成できます。
UV印刷で細部まできれいに発色します。
ヌメ革風の柔らかい素材や、スタンド機能つきのシュリンクレザー風などからお好きなタイプ、素材を選べます。
980円~というリーズナブルな価格が特徴です。
ヨツバ印刷
iPhoneのほぼ全機種に対応しています。
自社工場で製造しているので短期間で安く作成できます。
しかも、業界随一の技術力を誇り、クオリティが高いことも大きな魅力です。
注文数が多ければ多いほど価格が安くなるので、ネットショップや同人イベントなどでオリジナルデザインを販売したい人におすすめです。
Design Case(デザインケース)
株式会社デコレーションカンパニーが運営する、オリジナルスマホケース自作アプリです。
iPhoneにアプリをダウンロードして、画像をアップするだけで簡単に手帳型のiPhoneケースが作れます。
iPhone用は3,480円です。
PU合皮でカードポケットあり、横置きスタンドになります。
まとめ
手帳型のiPhoneケースには、メリットとデメリットがあります。
機能やデザイン、価格などを比較して、自分の使いやすいケースを探してみてください。
自分にとって優先したいのは機能なのか、素材なのかなど考えてみると、自然と欲しいiPhoneケースが決まるでしょう。
いろいろ試してみたい、一つに決められないといったときは、洋服に合わせてバッグや靴を変えるように、スマホケースもシチュエーションやその日のファッションに合わせて着せ替えるのもいいですね。