いざ充電ができないと、相手に大切な要件を伝えることもできなくなります。
スマホ時代にiPhoneが使えなくなるのは辛いですよね。
この記事を読むことで、万が一充電できない事態が起こったとしても、冷静に対処できるようになります。
ぜひ、今後の快適なスマホライフに役立ててください。
目次
充電マークは付くけど充電できない!?その原因は?
充電マーク(雷マーク)が画面上に出ているのに充電できない。
そんな状況に陥ったことがある人は少なくないと思います。
そもそも、なぜ充電できなくなってしまうのでしょうか。
その原因を探ってみましょう。
充電器・充電ケーブルの故障
充電器や充電ケーブルの故障が起因となって充電できないことがあります。
ほぼ毎日使用する充電ケーブルが劣化することで、充電機能が衰えることがあるのです。
充電ケーブルの使用時における注意点としては「充電中の操作は極力避ける」ということです。
充電器の劣化だけではなく、バッテリーに負荷の掛かった状態での使用はiPhone本体の故障にも繋がりかねません。
内蔵バッテリーの故障
当然のことですが、バッテリー側に電力を供給できないといつまで経ってもバッテリーの充電ができません。
充電機器やソフトウェアによる原因が考えられないときにバッテリーの故障が疑われます。
車からの充電は危険!?故障の原因に
自動車のシガーソケットに充電ケーブルを繋ぐことは、充電ケーブルはもちろん、iPhone本体の故障を招く可能性があります。
それというのも、自動車では瞬間的に強力な電気が流れることがあるからです。
充電ができなくても焦らない!対処法一覧
友達や家族、会社の取引先等と連絡が取り合えなくなるため、充電ができなくなると焦ってしまいますよね。
それが絶対に連絡しなくてはいけない大事な用だったら尚更です。
ここでは、いざ充電ができなくなっても焦らず対処する方法を伝授します。
iPhoneの不具合には再起動を
まずは再起動してみましょう。
再起動はiPhoneに何らかの不具合が生じた場合の対処法として1番有効な手段です。
再起動してもトラブルが解決しない時は充電ポートを見てみてください。
万が一、ホコリ等が入っていたら綺麗に拭き取りましょう。
電源アダプタは必ず純正品を使用
純正以外の電源アダプタを使用している人は、すぐに純正アダプタに交換してください。
iPhoneの純正品は高価だから、といって社外品を使用していると、iPhoneの故障へとつながるリスクが高くなります。
バッテリー異常はプロに頼むのが一番!
内蔵バッテリーに異常がある場合は、自身での修理は不可能だと思ってください。
内蔵バッテリーの自然消耗によって充電できないのか、または故障が原因なのかをプロに見極めてもらい、バッテリーの交換を依頼します。
バッテリー交換はそれなりの費用が掛かりますが、バッテリーが新品になるため、電池が長持ちするようになります。
モバイルバッテリーから充電している場合
モバイルバッテリーを使用しても、充電が全然たまらないという症状も起こり得ます。
それは、モバイルバッテリーの電圧が弱いからという可能性もあるので、家庭用の電源コンセント(100V)から電源アダプタを使用して充電してみてください。
通常どおり充電ができたら、モバイルバッテリーに原因があったということになります。
イヤホンは使えるのに充電できないときは?
iPhone 7以降は充電コネクタとイヤホンの接続部分が同じ仕様になっています。
イヤホンは使えるが、充電のみ行えないという症状が出たりしますが、それはiPhone本体のライトニングコネクタの故障が考えられるので、Appleケアへ連絡してiPhone本体を交換して貰う必要があります。
え?バッテリーが80%以上にならない!?
バッテリー残量が80%からバッテリーがたまらなくなることもあります。
これはバッテリーが熱くなり過ぎることで、バッテリーの寿命が減ったり、発火したりしないように安全処置としてデバイスが行っているのです。
温度が下がれば再度充電されるので、iPhoneと充電器をできるだけ涼しい場所に避難させてください。
水没は故障の最大の原因
トイレやお風呂場などに誤ってiPhoneを落としてしまうこともあるかもしれません。
精密機器であるiPhoneは水に弱く、水没は故障の原因となってしまいます。
万が一大切なiPhoneが水没してしまったらどう対処すべきなのでしょうか。
水没は危険!!様々な症状が現れる
水没させてしまったときのiPhoneの症状として
- いくら充電してもバッテリーが回復しない
- 充電マークがつかない
- 充電マークがつくのに充電できない
- 一瞬だけ充電できるのに、すぐに充電できなくなってしまう
- 充電完了までの時間が長い
などがあります。
水没した後に何の対処もなしに充電をはじめることは「バッテリーの発火」「人体への感電」の危険性があるので、必ず、水分・水滴を完璧に拭き取ってから充電をしてください。
覚えること必須!水没したiPhoneの乾燥方法
水没したiPhoneの水分を取り除く際は、感電のリスクを避けるため電源を切ってから作業に移ります。
そしてiPhoneケースやカバーを取り外し、iPhoneを購入した際に付属する専用のピンを使ってSIMカードを取り出します。
この時、SIMカードとSIMカード挿入口に残っている水分をしっかりと拭き取ります。
また、iPhoneを完璧に乾燥させることが大切なので、iPhoneを新聞紙でくるみ、シリカゲルと一緒にジッパー付きの保存袋に入れることで、2日ほどで端末内の水分を取り除くことができます。
水気が無くなったら充電を試みることで復旧する確率がグンと上がります。
水濡れが原因で充電端子が変色している時は?
充電端子は水濡れが原因で黒や緑色に変色することがあります。
これは端子が腐食している証拠で、この場合はマニキュアを落とすときに使う除光液を綿棒等に少しだけ付けて腐食部分を拭き取ることで、腐食部位が取れることがあります。
「このアクセサリは使用できません」??警告表示がでる原因と対処法
充電しようと思って充電器とiPhone端末を接続したけれど、上記のような警告が表示されて充電できない。
このようなケースもあります。
正しい対処法を知っていれば、このような事が起こってもすぐに改善できることもありますので、ぜひ覚えてください。
警告表示が出る原因はライトニングケーブルとバッテリーにあった!!
このような表示が出る理由は、純正品のライトニングケーブルを使用していないことや、ライトニングコネクタにほこりが入り込んで、ケーブル端子が正常に挿入できずに接触不良を起こしていることが考えられます。
また、バッテリーの劣化により、正常に充電ができなくなった場合にも上記のような警告表示が現れるようになります。
対処法を知って、警告表示の解除を
一度ケーブルを外してからもう一度充電を試してみてください。
その際、社外品のケーブルではなく、純正品を使用すると、改善される可能性が高くなります。
また先に紹介しました接点の腐食の改善を試みましょう。
それでも直らない場合はケーブルの断線も考えられるので、新たに純正のライトニングケーブルを購入するか、保証期間中だったらケーブルの無料交換を依頼することを検討しましょう。
それでも直らない場合はデバイスの再起動やアップデートにより改善されることもあります。
原因究明と対処法実践で危機を乗り越えよう
iPhoneの充電ができなくなったときは思わず焦ってしまいますよね。
ですが、そこで一呼吸置きましょう。
そして、今回紹介した充電できない原因を考え、それに合った対処法を試すことで自分で改善できます。
もし、これらの対処法で改善されなかったときは専門の修理業者へと依頼することも大切です。