ハウツー

【iPhoneで楽しもう】ショートカットの作り方と事例を一挙紹介

iPhone内にインストールされたアプリを起動するためには、いちいちホーム画面からアプリの起動を選択したり、LINEを送るにしても友達リストやトーク履歴から送信相手を選んだりと面倒な作業工程を必要としていました。

しかし、それはもう過去の話です。

iOS 13からのiPhoneにはショートカットアプリと呼ばれる便利ツールが標準搭載されています。

これにより、今までの煩雑な作業を飛ばしてワンステップでアプリを起動することが可能になったのです。

こんなことやあんなことができる!ショートカットアプリの3つ特徴

利便性に優れたショートカットアプリの特徴を押さえることで、活用の幅がグンと広がります。

新しい機能だと身構える必要はありません。

気楽に学び、実践してみましょう。

様々なツールと連携、簡単に共有できる

インスタグラムやFacebook、TwitterといったSNSアプリや、LINEとの連携が取りやすいのが特徴です。

ショートカットに設定したアプリから直接SNSに投稿したり、友達にLINEを送信したりすることができるのです。

個人でプログラミング、簡単にショートカットをカスタムできる

一連の動作を個々に設定し、自分の使いやすいものにカスタマイズしたものをレシピと言います。

レシピ作成でポイントとなるのが変数です。

すこし難しく聞こえるかもしれませんが、機械に詳しくない人でも簡単に作成できるので安心してください。

Siriで動作、ラクにアプリを起動できる

iPhoneに搭載されているSiriとショートカットアプリを連携させることも可能です。

例えば、フラッシュライトの点灯や近くのコンビニ検索、Wi-FiのON/OFFなどをSiriに音声入力するだけで動作させることができます。

つまり、タップによるショートカット起動への手間が軽減され、ショートカットアプリの利便性の幅を広がったのです。

【重要ポイント】変数について

変数は利便性の高いショートカット作成には欠かせない設定です。

自分自身で様々なショートカットアプリのカスタマイズを行えるため、覚えておいて損はありません。

変数とは

ここでいう変数とは個々に付けられた名前によって、取り扱うデータの識別を行うプログラミングに関する用語のひとつです。

つまり記憶装置の一種です。

なお、変数はよく箱に例えられることもあり、後々使うものを格納しておく場所です。

万が一難しいと思っても、より直感的に変数を活用できる「マジック変数」というものもあるため安心してください。

マジック変数を活用、簡単にショートカットが作れる

通常の変数は手動、このマジック変数は自動で出力される変数のことです。

つまり、すでに生成済みの変数を使用できるということ。

とても便利ですよね。

しかし、同じアクションからのマジック変数名を変更することはできません。

スポンサーリンク

そのため多用してしまうと、同様の名前ばかりが重なり、せっかくのマジック変数の利便性を落としかねません。

通常の変数と使い分けることで、このような事態を防げます。

おすすめショートカットの作り方と活用法

まずはこれさえショートカットに入力しておけば間違いないものを厳選しました。

また、ここに挙げた例をもとに練習・応用することでショートカットアプリを最大減楽しむことができます。

基本中の基本Wi-Fiを設定

Wi-FiのON/OFF切り替えをショートカットに作成してみましょう。

とてもシンプルに作成できるため、ショートカット作成の練習に最適です。

ショートカット作成画面を表示することで、画面の真ん中くらいに検索窓が現れます。

ここから様々なアプリを検索することができるので、今回はここに「Wi-Fi」と入力し、検索しましょう。

スクリプティングの項目に表示される「Wi-Fiを設定」をタップし作成完了です。

また、ショートカット作成画面の右上に表示されている「完了」ボタンの下にあるスイッチのようなアイコンを押すことで、名前の変更が可能です。

「Wi-Fi ON/OFF」等の分かりやすい名前を設定しておくと良いでしょう。

なお、名前の変更をしない場合は「名称未設定ショートカット」となってしまうため、ショートカットを多数作成した際に、他のアプリに埋もれてしまい、見つけにくくなってしまいます。

Siri対応でさらに使いやすく、フラッシュライト

  • STEP1
    ショートカット作成
  • STEP2
    検索窓に「フラッシュライト」と入力
  • STEP3
    「フラッシュライトを設定」をタップ
  • STEP4
    フラッシュライト設定の「オン」表示をタップ
  • STEP5
    「切り替える」を選択

このとき「切り替える」に設定することによりSiriからフラッシュライトのON/OFFを切り替えることが可能になります。

ほかに「オン」「オフ」を選択することで、どちらかを実行することになり、「実行時に尋ねる」を選択すると、Siriに話しかけた際にON/OFFを選択することができます。

さて、「切り替える」を選択したら、画面右上「完了」のすぐ下にあるスイッチのようなアイコンをタップします。

すると、先に説明しました名前変更のページが表示されるので、「Siriに追加」をタップし、Siriに何と呼びかけるかを設定します。

ここでは仮に「ライト」と名付けましょう。

画面下部に赤い円が出現するので、そのボタンをタップし、「ライト」とはっきりと呼びかけます。

この設定が終わり、「完了」を押すとショートカットに「ライト」が追加されます。

Twitterへの投稿をシームレスに

  • STEP1
    ショートカットを作成
  • STEP2
    検索窓に「写真を選択」を入力・選択
  • STEP3
    もう一度検索窓から「変数を設定」を入力・選択
  • STEP4
    変数を設定の入力欄に「写真」と入力
  • STEP5
    また検索窓に「変数に追加」と入力・選択
  • STEP6
    変数に追加の入力欄に「写真と文字」と入力
  • STEP7
    スクリプティング欄から「入力を要求」をタップ
  • STEP8
    入力を要求の「質問」の項目には自分で分かる文言を設定(ここでは「テキスト入力」)
  • STEP9
    ショートカットを作成
  • STEP10
    検索窓に「写真を選択」を入力・選択
  • STEP11
    もう一度検索窓から「変数を設定」を入力・選択
  • STEP12
    変数を設定の入力欄に「写真」と入力
  • STEP13
    変数の設定を「文」・変数の追加を「写真と文字」で再設定
  • STEP14
    「ツイート」を選択で完了

変数の活用は慣れるまで大変ですが、一度覚えると大して時間をかけずに様々なショートカットに応用できるためとても便利です。

ショートカットをホーム画面に追加しよう

作成したショートカットの設定画面右上にある「・・・」をタップし、「ホーム画面に追加」を選択します。

そして、右上に表示される「追加」の文字をタップするだけでホーム画面に好きなショートカットを配置することが可能です。

オートメーションの活用であなたの行動をiPhoneが管理

「○時○○分に○○○○をする」のように自分の行動をiPhoneに登録しておくことができるショートカット機能です。

これはiOS13以降のOSにしか対応していない新機能です。

時間だけではなく、位置情報の取得と連動させることにより、「自宅から○○で省エネモードに切り替える」等もできます。

つまり、オートメーションの登場により、ショートカットの有効範囲が大幅に広がったのです。

スポンサーリンク

また、オートメーション機能には個人用と友人・家族間で利用できるグループ用があります。

ショートカットの活用で生活をラクに

ショートカットアプリの作成は、初めのうちは戸惑うことが多いと思います。

しかし、頻繁に使うアプリの起動がワンステップで行え、SNSやLINEと簡単に共有できる等、ショートカットの活用は時間の短縮に大きな役割を担います。

一度ショートカットの設定をしてしまえば、次にアプリを使用する時から格段に使いやすくなります。

ぜひ、ショートカットアプリを最大限に活用し、多種多様な機能を自分なりに試してみてください。

オリジナルグッズを作るなら「グッズラボ」

グッズラボはオリジナルグッズを1個から作成できるサイトです。
WEB上で簡単にデザインが作れるので、初めての方でも大丈夫です。
しかもどれも激安価格だからコスパ抜群◎

オリジナルグッズを作るならグッズラボが断然おすすめ!

関連記事