ソフトバンクのiPhoneのSIMロック解除をするには、いくつかの条件を満たすことが必要となります。
やり方によっては手数料を無料にすることもできます。
ここでは、ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除する際のやり方や注意点などをご紹介しています。
目次
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除する条件
ソフトバンクで購入したiPhoneは、いくつかの条件を満たせばSIMロック解除することができます。
分割払いでiPhoneを購入した場合
ソフトバンクでiPhoneを分割払いで購入した場合には、購入日から101日以上が経過していることが条件となります。
ただし、残債を清算すれば、購入日から100日以内でもSIMロック解除をすることができます。
一括購入でも割引がある場合は注意
基本的にはiPhoneを一括購入した場合には、即日でのSIMロック解除が可能です。
しかし、購入の際に一括購入割引などのディスカウントを受けている人は、購入日から101日以降でなければSIMロック解除はできません。
中古端末でもOK
ネットオークションなどで購入した中古のiPhoneや、友人などからもらったiPhoneなどでも、ソフトバンクではSIMロック解除ができます。
これは2019年8月21日のルール変更によって可能となったもので、それ以前にSIMロック解除対象外と言われた人でも、今なら解除してもらうことができます。
ソフトバンク解約後にも対応可能
2019年8月までは、ソフトバンク解約後、SIMロック解除に対応するのは解約後90日までという規定がありました。
しかしルール改正によってこの上限がなくなったため、現在ではソフトバンクのサービスを解約してから90日以上が経過しているiPhoneについても、SIMロック解除をすることができます。
SIMロック解除の経験者はどうなる?
別の端末ですでにSIMロック解除をしたことがあり、今回端末の買い替えに伴ってまたSIMロック解除をしたいという場合には、前回のSIMロック解除日から101日以降なら、別の端末でもSIMロック解除を受け付けてもらうことができます。
SIMロック解除の方法
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除する方法は、パソコンからMy SoftbankにアクセスしてWebで行う方法の他、ソフトバンクのショップに来店して対応してもらう方法があります。
このうち、便利なのはMy Softbankから行う方法です。
ここでは、分かりやすく手順をご紹介しましょう。
ステップ1:WebからMy Softbankへログイン
My Softbankへログインします。
スマホのソフトバンクアプリではなく、Webブラウザを開いてログインするようにしてください。
ソフトバンクのネットワークに接続されている状態でもOKですし、Wi-Fiネットワークに接続している状態でも問題ありません。
ステップ2:メニューから「契約・オプション管理」を選択
メニューの中から「契約・オプション管理」を選ぶと、そこにSIMロック解除手続きのメニューが出てきます。
タップすると、手続きの画面へと行くので、IMEI番号など必要な情報を入力してください。
IMEIを確認する方法は?
iPhoneに限らず、すべての携帯端末には、その端末のシリアル番号となるIMEIがつけられています。
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除する際には、このIMEIが必要となるので、分からない人は確認してメモしておきましょう。
確認する方法は、iPhoneの設定アプリから端末情報を表示すると、出てきます。
ステップ3:内容を確認して手続き完了
必要な情報をすべて入力した後は、入力した内容に間違いがないかを確認した上で、「解除手続きをする」のボタンをタップしてください。
それで、ソフトバンク側での手続きは完了です。
iPhoneの初期化は必要?
ソフトバンク以外のSIMカードを持っている人は、ソフトバンク側のSIMロック解除の手続きが住んだら、iPhoneのSIMスロットからSIMカードを取り出し、別のSIMカードを差し替えてみてください。
これで、端末のSIMロック解除の手続きが終了となります。
iPhone端末の初期化は必要ありません。
ソフトバンク以外のSIMカードを入れてみよう
ソフトバンク以外のSIMカードを手元に持っている人は、それをiPhoneのSIMスロットに差し込んでください。
そうすると、「アクティベーションが必要です」というメッセージが行事されます。
了解をタップしてそのまま先に進むと、自動的にアップデートが行われて、アクティベートがスタートします。
契約切れのSIMカードでもOK?
SIMロック解除の際には、基本的には異なるSIMカードならどこの携帯キャリアのものでもOKですし、すでに解約しているSIMカードでも問題ありません。
契約切れのSIMカードは、実際のサービスを利用する際には役に立ちませんが、SIMロック解除という点においては、使えます。
iPhoneの初期化が必要になるのはこんな時
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除し、ソフトバンク側の手続きが終了した後で端末の初期化が必要になるケースがあります。
それは、別の携帯キャリアのSIMカードを持っていない場合です。
今とりあえずSIMロックを解除しておき、必要な時に必要なSIMカードを差し替えようと考えている人は、別のSIMカードがまだ手元にないかもしれません。
その際には、iPhoneの初期化をする事によって、iPhone端末のSIMロック解除の手続きを完了できます。
iPhoneの初期化のやり方
SIMロック解除の一環としてiPhoneの初期化が必要な際の手順をご紹介しましょう。
初期化すると、iPhoneに保存されている電話帳やアプリ、画像や動画などのデータがすべて抹消されてしまうため、まずはiTunesを使ってバックアップを取りましょう。
初期化はiTunesから
バックアップをとったら、そのままiTunesにリンクさせている状態のまま、iPhoneで初期化を行います。
初期化を行った後で、再びiTunesにバックアップを取ったデータをiPhoneに同期すれば、端末がSIMロック解除された状態で、スマホにアプリやデータを移行できます。
「アクティベートできない」メッセージは無視
SIMロック解除でiPhoneを初期化すると、最終段階でiTunesの画面に「iPhoneをアクティブにできませんでした」というメッセージが表示されることがあります。
しかし、アクティベートできないというメッセージが出ても、SIMロックは問題なく解除できているので安心してください。
そのまま先に進めましょう。
ソフトバンクiPhoneのSIMロック解除はWebからがおすすめ
ソフトバンクのiPhoneをSIMロック解除する際には、Webを使って自分で行えば、時間や手数料をかけることなくスムーズにできます。
異なるSIMカードを持っている時には、初期化する必要もないので、初めてSIMロック解除をするという人でも失敗することなくできるのではないでしょうか。
不安な人は、手数料がかかりますが、ソフトバンクの店舗で対応してもらうことも可能です。