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月額0円でスマホが使える!?0SIMの利用方法や注意点を徹底解説

昨今に至るまで、通信サービスは各キャリア内で価格やプラン内容での競争が盛んです。

その中でも破格の安さを誇るサービスがSo-netが提供する0SIMです。

条件さえ満たせば月々の通信料を0円に出来てしまう0SIMとは、一体どんなサービスなのでしょうか。

500MB未満の通信容量まで月額0円!So-net発の0SIMとは

0SIM最大の魅力はその安さです。

多くのプランではSIMカードには月額が設定されており、その月に通信容量を使用している・していないに関わらずその月額を支払う事が一般的です。

しかしこの0SIMは500MBまでの使用なら、その月額料金が0円になるという驚きのプランです。

大手キャリア・格安SIMと比較して

大手携帯キャリアの月額はプランによって大きくその金額は変化しますが、多くは端末代の分割払いを含んだ3,300円(税込)以上からの支払いとなります。

例えばドコモであれば、最も安い~1GBのプランで月々およそ6,600円(税込)、au・ソフトバンクのプランでは月々およそ4,400円(税込)の月額料金が発生します。

これに各社の割引プランやサービスを併用する事で価格はある程度下がりますが、無料になることはありません。

また、格安SIMではサービス提供する会社によって価格やデータ容量の条件が細分化しており、4GBまで使えて月々2,200円(税込)〜のプランもあれば、0SIMと同じく500MBで1,430円(税込)~1,980円(税込)で、使用するキャリア回線によって価格が異なる事もあります。

しかしこちらもキャリアプランと同様、0SIMのように0円になるプランはありません。

元々は雑誌付録のサービスだった

0SIMのサービスが正式に開始されたのは2016年からです。

この「0SIM」とは元々、2015年に発売されたデジモノステーションという雑誌の付録としてついてきたMVNOの格安SIMカードに伴うプランでした。

当時は雑誌の品切れが続出するほどの人気を博した0SIMはその後、2016年の1月26日からSo-netの正式サービスとして提供され始めました。

それまでは0SIMのSIMカードがネットオークションで転売が起きていたという点、そして2020年現在まで0SIMが継続してサービス提供されている事からも、その人気の高さが伺えます。

3種類から選べる0SIMのプラン

0SIMにはプランが3種類あります。

1つはデータ通信のみのデータ専用プラン、2つ目はデータ通信+SMSが利用できるデータ+SMSプラン、そして3つ目はSMSに加えて音声通話といった通話機能が利用できるデータ+音声プランです。

この中で月額無料なのはデータ専用プランのみで、他2プランはプラスで利用できる機能分、月額料金が発生します。

これらのプランは併用できず、契約者1人につき1プランまでとなります。

以下に記載するそれぞれの料金表記は税抜のものです。

スタンダードな0SIMデータ専用プラン

0SIMのウリである、500MB未満までならば月額料金が0円で利用できるプランです。

その月の通信量が500MBを超えた場合、500~2GBまで100MBごとに110円(税込)ずつ利用料金が上乗せして発生していきます。

500MBなら110円(税込)、2GB・2047MBでは1,650円(税込)です。

そして2048MB以降での料金は上限の1,760円(税込)となり、0SIMの最大容量である5GBまでその料金で使用出来ます。

5GB以上の使用では速度制限がかかり、通常時のように使用するには月額とは別途、チャージ料がかかります。

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それぞれ100MBで550円(税込)、500MBで2,310円(税込)、1GBで4,180円(税込)です。

このチャージ料は以下の2種類のプランでも同様の金額です。

データ+SMSプラン

データ専用プランに加えて、SMSが利用可能になるプランです。

こちらはSMSの使用料金として月額165円(税込)がかかります。

このプランの場合もデータ通信量が500MBを超えると110円(税込)~1,760円(税込)の料金が発生するので、チャージしない場合の利用料金は最大で1,925円(税込)になります。

これに加えて、SMS送信料が1通ごとに3円(税込)、使用に応じて加算されます。

データ+音声プラン

データ専用プランに加えてSMS、そして通話といった音声通信が利用可能になるプランです。

こちらはSMS+音声通話機能の使用料金として月額770円(税込)がかかります。

こちらも先述の2つと同様に、500MB超過の使用量に応じて月額料金が発生するので、チャージしない場合の利用料金は最大で2,530円(税込)となります。

これに加えて、SMS送信料・音声通話料金が使用に応じて加算されます。

また、この音声プランには12ヶ月の最低利用期間があり、12ヶ月以内に解約してしまうと解約金として5,500円(税込)が発生します。

MNP転入・転出は可能ですが、MNP転出の際には2,200円(税込)のMNP転出手数料が必要です。

契約時にかかる初期費用

0SIMのどのプランでも、契約時にかかる初期費用は同じです。

登録事務手数料として3,300円(税込)に加えて、SIMカード準備料として433円(税込)、合計で3,733円(税込)が初期費用となります。

ただし、元々使っていたSIMカードを機種変更等に伴い、別のサイズに変更したい場合、SIM切替手数料として3,300円(税込)かかります。

同様に、何らかの原因でSIMカードを交換する場合にも、SIM交換手数料として、切替手数料と同額の3,300円(税込)が必要となるケースもあります。

0SIMの対応機種

0SIMはiPhone、Androidのどの機種にも対応しています。

ただし、どの機種を使うかによって、初期設定の方法が異なっています。

iPhoneではAPN構成プロファイルをインストールする手順が、AndroidであればAPN設定が必要です。

3サイズのSIMカードでどんな機種にも対応

「どの機種にも対応している」、この最たる理由は0SIMのSIMカードが3サイズ、プランごとに存在している為です。

標準SIM、microSIM、nanoSIMサイズの中から、自分の端末に合ったサイズのSIMカードを選択して契約します。

この時、異なるサイズのSIMカードを選んでしまうと使用出来ず、別サイズにするには先述したSIM切替手数料が発生します。

きちんと端末のスロットを確認し、端末にあったサイズのSIMカードを正確に選んで契約しましょう。

iPhoneでの導入方法

iPhoneで0SIMを利用する際の初期設定には、APN構成プロファイルのインストールが必要です。

Wi-Fi環境下で0SIMをiPhoneに挿入し、ご利用マニュアルに記載されたURLからSo-netのAPN構成プロファイルをダウンロードします。

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ダウンロード完了後に自動で表示されるプロファイル画面の手順に従い、インストールを完了した後は設定アプリ→モバイルデータ通信を開き、「モバイルデータ通信」と「LTE回線を利用」をオンにすれば設定完了です。

Androidでの導入方法

AndroidでのSIMカード利用にはAPN設定が必要です。

SIMカードを挿入し、設定アプリ→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→アクセスポイント名を開き、ネットワーク名やAPN名などをご利用マニュアルに記載された「APN設定情報」をそのまま記入、新しいAPN設定として保存します。

その後、APN一覧から先ほど保存したAPN設定を選択すれば設定完了です。

Androidではこの設定時、Wi-Fi環境は必要ありません。

SIMカード導入後の共通アクティベート設定

SIMカード導入後は、iPhone、Android双方で開通手続きをします。

So-netの0SIMアクティベーション用サイトにアクセスし、ページ案内に従ってSIMカード台紙に記載された情報や契約者の個人情報、支払い設定用のクレジットカードの情報を入力していきます。

その後、登録したメールアドレスに登録完了のメールが届けば手順は全て完了です。

この時から0SIMによる通信可能状態になります。

こんな人・こんな使い方なら0SIMがお得

先述の通り、0円になるのは500MB未満まで、という制限があるのが0SIMの特徴です。

データ通信量の目安は大まかに、メールならば300文字程度で1通5KB/およそ10,000通分、音声通話ならば使用アプリや音質によりますが1分間で0.4~0.8MBとなります。

頻繁にこれらスマホの基本的な機能を使い、加えて出先の調べ物でウェブサイトや動画サイトを併用すると、500MBを超過してしまう可能性は高くなります。

しかし、使い方や用途によっては、他の通常プランを契約するよりもお得です。

元から月々のデータ使用量が少ない

外出先でスマホに触る時間が短く、動画やオンラインゲームといった通信量消費の激しいアプリを使用していない、或いはWi-Fi環境下でのそうしたアプリを使用している人の場合、月々の使用量が500MB未満である事は珍しくありません。

自分のデータ使用量の確認は、多くは現在契約している通信サービスの会員サイトから確認する事が可能です。

先月以前のデータ使用量を確認し、概ね500MB未満であった場合、0SIMに切り替えることで現在かかっている月額より安い金額でのプランに出来る可能性があります。

サブ機にも通信環境を作っておきたい

現代において、個人がスマホを数台持つことも珍しくなくなりました。

予備機、サブ機として古いスマホを手元に持っておけば、不慮の事態でメイン機が使えなくなった際の不便さや不安は軽減されます。

こうした普段使わないが通信環境を整えておきたい場合にも、0SIMは役立ちます。

個人で1契約まで、という制限はありますが、500MBまでなら1台分の通信料金が0円~770円(税込)で済む0SIMは、他のキャリアプランで2台分の契約をするよりはるかに節約可能です。

子供のスマホ料金を安くしたい、使い過ぎないようにしたい

子供にスマホを持たせる際、単独のキャリアプランで契約すると相応の料金がかかりますが、低年齢のうちから大人と同様の金額をかける事に抵抗がある親御さんにも0SIMはオススメです。

ただし、大手キャリアプランでは各々が独自のフィルタリングサービスを提供しています。

格安SIMの中にもLINEモバイルなど、フィルタリングサービスに力を入れている所はありますが、あまり一般的ではありません。

子供の年齢が上がり、外でインターネットを活用するようになってきたならば、そうしたフィルタリングに優れたプランを選んだ方がトラブルに巻き込まれる可能性は低くなります。

0SIMの注意点

料金面で利点の大きい0SIMですが、0SIMだからこその注意点も存在しています。

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特に、知らずに放置する事で自動解約、それに気づかず放置し続ける事でSIMカードの損害金が発生し、本来払わずとも良かったはずの支払いが無駄に出費されてしまう事があります。

3ヶ月未使用で自動解約されるプランがある

3種類あるプランの内、データ専用プランとデータ+SMSプランは3ヶ月間全くデータ通信が行われていないと自動解約されてしまいます。

この場合、再契約するには再び初期費用である3,733円(税込)を支払わなくてはなりません。

何かと使う機会があるメイン機でこの契約を行っているならばまず問題ありませんが、サブ機での契約ではうっかり自動解約が起きてしまう場合があります。

サブ機で契約する際は自動解約される事を念頭において、3ヶ月に1度は起動してインターネットを利用する事を心掛けておきましょう。

この時、500MB未満の通信量であっても、通信自体が発生していれば自動解約の対象からは外れます。

SIMカードを返却しないと…

自動解約された、或いは自主的な解約に伴い、0SIMではSIMカードをSo-netに返却しなければなりません。

他社の中には自分でカードを処理する、キャリアショップに持ち込む等の手順で済みますが、0SIMでは梱包・郵送、または宅配便での配送料が全て契約者側の自己負担です。

SIMカードの返却先住所はSo-netホームページの「よくある質問」にも記載されています。

その記載では宅配便と指定されていますが、過去に宅配便での送料に関するクレームがあった事から、郵便といった他の配送手段でも受け付けています。

SIMカード損害金が発生するケースも

返却が長期間されなかった、または返却したカードに破損や切断といった異常が発見された場合、SIMカード損害金が発生します。

金額は3,300円(税込)、初期契約に近い金額を再度支払う事になってしまいます。

これは完全に無駄な出費です。

0SIMのSIMカードは返却する事を念頭に、破損や紛失が無いように気を付けましょう。

また、確率は低いものですが配送事故に備えて、配送時の書類控えや写真を撮って手元に控えておきましょう。

データ利用量確認がし辛い

これはSo-netの会員ページ上の難点です。

500MB未満に通信量を納めたい場合、月に何度かは現在自分がどれだけ通信量を使ったか確認が必要です。

会員ページにログイン後、「ご利用状況確認」から通信量が確認できますが、これは確認時点、リアルタイムの反映ではありません。

現時点で見てこのぐらいなら、この後これくらい使っても大丈夫だろう、と目算を立ててしまうと、翌日に前日の通信量を確認した場合に思わぬ量を使ってしまっている可能性があります。

毎月2~5GB使用するならば0SIMを使うメリットは無い

500MB~2GBまで使用料金が上乗せされ、上限では1,760円(税込)となるデータ専用プランですが、0SIMのメリットは500MB未満で0円である事です。

結果的に月額1,760円(税込)の料金が発生するならば、他プランでより回線速度が速い、或いは月額が安い格安SIMが存在しています。

やむを得ずそれだけ使用してしまったイレギュラーな事態が起きた場合を除き、平均して2GB以上の使用量が生じているならば、他の格安SIMを検討してみましょう。

500MB未満に抑えてこその0SIM活用

0SIMはその人気の高さから利用者が増え、一般的にその回線使用者が増えると回線速度は遅くなっていきます。

あまりに遅い場合は改善すべく、格安SIMサービスの事業者は日々企業努力を続けていますが、0SIMの回線速度の評判にはムラが生じています。

快適に使えている人もいれば、遅すぎて解約を余儀なくしている人も居ます。

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しかし遅いからこそ子供が無闇に使わない、500MBに収めやすい、といった口コミもあります。

事前に情報を収集し、自分の端末や使用状況に合っているか、十分に検討してから契約しましょう。

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