大手キャリアと格安SIM、月額料金を比べた時、どちらの方が安い印象がありますか。
多くの人は「格安SIM」の方が安い、という印象があるのではないでしょうか。
実際に価格面だけで比較すると大きなメリットがある格安SIMですが、使用状況によっては大手キャリアの方がその人のニーズに適している事もあるのです。
目次
格安SIMの例・イオンモバイル
イオンモバイルとはスーパーマーケットAEONでお馴染みのAEONグループが運営する格安SIMです。
細かく刻まれたGBプランから、20GB、30GBと10GB刻みで最大50GBまで幅広く選べる格安プランが人気です。
また、1名義でも複数のSIMカードを使えるプランがあり、格安SIMであっても家族向けに使える利点があります。
3GBが平均の使用量と言われているデータ通信量
一般的に、月々あたり3GBほどあれば普段使いする上は問題なく使える、と言われています。
外出先で頻繁に大きなデータ通信を利用せず、Wi-Fiスポット等を利用することで通信量は大きく削減出来ます。
例えば3人家族で、データ通信量が多い1人、そうでもない2人がそれぞれ月々のデータ通信量平均が3GB・1GB・1GB、合計5GBであると想定します。
その場合、イオンモバイルのシェア音声プランではシェア音声6GBプランが合致しています。
全てに音声SIMを選んだとしても月々の支払は4,452円(税込)となり、それぞれ4GB・1GB・1GBで個人ごとに契約した音声プランとの総額と比較すると、月々550円(税込)ほど節約した契約が可能になります。
イオンモバイルがオススメの人
イオンモバイルがオススメなのは、あまり月々の使用量が一般の3GBから逸脱しておらず、その上でより節約した料金でスマホを利用したい人です。
格安SIMの中でもイオンモバイルは安めのプランが多く、また全国に店舗展開されているAEONの実店舗内で契約が可能なのも大きな魅力です。
専門のキャリアショップや電器店のブースでは気後れしてしまう人でも、通い慣れたAEONの店舗で契約可能ならば赴くハードルが下がります。
身近にそうした理由でスマホを持ち辛い人が居るならば、最初の1台目を格安で持てるきっかけになり得ます。
こんな人は格安SIMよりキャリアがオススメ
しかし、格安SIMが万人向けか、と言われると必ずしもそうではありません。
格安SIMの価格が安いのは、多くは実店舗を持たない運営形態、エンジニアも最少人数で管理しているといった人件費の面で大きく削減されている為です。
その為、回線速度が遅い問題等にはキャリアと比べて対応が遅くなりがちです。
キャリアから回線を借りて運営している格安SIMと比べ、大手キャリアの回線は回線速度、安定性、そして保障面でも安定しています。
月々のデータ利用料が数十GBを超えるような利用量、安定した回線が必要な使用状況であれば、格安SIMよりもキャリアに契約を切り替えた方がストレス無く使用する事が可能です。
イオンモバイルからauに乗り換えると?
大手キャリアはいわゆる3大キャリア、ドコモ、
au、
ソフトバンクの3社を指します。
格安SIMはこのキャリアから回線を借り、プランやキャンペーン・サービスは独自の物を発案し、顧客を得る為に日々競争しています。
イオンモバイルからauに乗り換えると、以下のようなメリットが発生します。
大容量データ通信に強いau
格安SIMであるイオンモバイルも50GBの契約に対応していますが、auでは更にその上、基本料金9,878円(税込)でデータ容量無制限のプランを2019年の夏季から開始しています。
更にここから、各種割引やキャンペーンを利用する事で、月々の料金が6,578円(税込)〜7,678円(税込)、およそ9,900円(税込)が7,700円(税込)に割引された料金で契約する事が可能です。
イオンモバイルの50GBプランは9,878円(税込)なので、無制限と50GBとでほぼ同価格、割引利用をすればauの方が安く大容量のデータ通信を利用できる事になります。
具体的にイオンモバイルからauに移行する方法
容量を気にせず使いたい、或いはそうして使わなければならない生活スタイルになった場合、MNP転入・転出を用いたauでの新規契約・乗り換えが必要になります。
このMNPの手続きを行わない場合、それまで使っていた電話番号は失われ、新たな電話番号を周囲や連絡先を登録している各機関に届け出なければなりません。
MNP転出・転入にはそれぞれ手数料がかかってしまいますが、その届け出の手間を考えれば圧倒的にこの制度を利用した方が時間や労力面で充分メリットがあります。
イオンモバイルでMNP転出の申し込み手続き
イオンモバイルでMNP転出を申し込むには、電話での申し込み、もしくはイオンモバイルのWEB上マイページから行います。
マイページの場合、ログイン後の画面に表示される自分の電話番号を選択すると、MNP転出の項目が表示されます。
転出料や注意点の確認項目をよく読み、全て問題なければ「同意する」にチェックを入れ、最終確認である「MNP予約番号を申し込む」を選択すれば申請完了です。
申請後、〜5日ほどでMNP予約番号がマイページに表示されます。
MNP予約番号の有効期限は15日ほどなので、au側の新規契約審査期間を考慮して、なるべく早めのMNP転入手続きを心がけましょう。
auオンラインショップのMNP転入手順
MNP予約番号を入手後、既に持っているスマホをそのまま利用する形でMNP転入をする場合、実店舗への持ち込みでの契約が必要になります。
そうでない場合は、新たにauで端末を購入する形でMNP転入手続きが可能です。
事前に本人確認書類(写真などの画像データ)、クレジットカード情報を手元に用意しておくと入力がスムーズになります。
商品詳細ページから「MNP」を選び、購入方法を選択後、MNP予約番号を含む契約者情報を入力していきます。
画面案内に従って入力後、プランや利用したいサービスの情報を入力、決済情報の入力後、注文を確定すればMNP転入による新規申し込み手続きは完了します。
MNP転出料が16,500円(税込)!?イオンモバイル転出の注意点
イオンモバイルからの転出で、特に注意したいのはMNP転出料16,500円(税込)になってしまうケースです。
これは2018年7月以降のイオンモバイルの音声プラン契約に、90日の最低利用期間が定められており、90日以内にMNP転出での解約をしてしまうと16,500円(税込)のMNP転出料が発生してしまいます。
91日以降は一律、MNP転出料は3,300円(税込)になります。
MNP転出を用いないただの解約では解約金自体がかかりませんが、MNP転出を利用したい場合には注意が必要です。
MNP転出・転入で普段使いに滞りない回線移行を!
MNP転出時にはMNP予約番号の申し込み、その発行待ちこそありますが、MNP転入されるキャリアや格安SIM側ではMNP転入申し込みが新規申し込み時に選べるようになっている事が殆どです。
イオンモバイルにおいては91日以降のMNP転出を特に気を付けて、最終確認前の転出料が表示される画面をしっかりと確認しておきましょう。
そうすれば、その後の手続きで難しい点は殆どありません。
しっかりと誤入力が無いように確認しauへのMNP転入申請を済ませて、大容量の快適なキャリアスマホライフを送りましょう。
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