格安SIMの新規事業者が増え、利用者の選択肢が幅広さを増す中、有名企業が格安SIM事業に手を伸ばし、その運営を行う事例も増えています。
イオンモバイルもその1つ、誰もが聞いた事があるあの企業グループが、実は2016年から運営している格安SIMなのです。
目次
イオンモバイルとは
イオンモバイルの正式名称はAEONモバイル、スーパーマーケットで有名なAEON(イオン)が運営する格安SIM事業です。
一般の格安SIMと同じようにWEBから手軽に契約できるのは勿論、イオンモバイルは既に展開されているイオンの実店舗からも契約が可能です。
自分一人ではWEB上での申し込みが難しい、機械や契約が苦手な方でも、通い慣れた店舗に詳しい人と連れ立って来店→端末購入を含む契約を間違いなく行える強みがあります。
12GBまでは2GB刻み、最大50GBまで選べる豊富な格安プラン
イオンモバイルでは、格安SIMの中でも料金が高くなりがちな音声プランであっても、1GBプランが月額1,408円(税込)で利用可能です。
2GBで1,518円(税込)、4GBで1,518円(税込)と2GBあたり220円(税込)ずつ、12GB3,608円(税込)まで変化していきます。
その後は20GB、30GBと10GB刻みで最大50GBまでプランを選ぶ事が出来ます。
音声を利用しないデータ通信のみのプランでは更に安く、1GBが528円(税込)、2GBが858円(税込)と、4GBまで税込価格が1,100円(税込)以下のプランが利用できます。
格安SIMなのにSIMシェアプランも!
格安SIMでは1名義1枚までと制限されている事があるSIMカードですが、イオンモバイルではここにも利点があります。
SIMカードを最大5枚までシェアできる、シェア音声プランが存在しています。
シェア音声4GBプラン1,958円(税込)ではSIMカード3枚までこの価格で提供されます。
2枚目以降は音声SIMを契約すると1枚ごとに通話機能+SMS機能の料金が発生し、4枚目以降はSIMカード1枚につき220円(税込)/月の利用料金が加算されます。
シェア音声プランもまた、12GBまで2GB刻みに変化していくルールに則っています。
その為、例えば家族でシェアする場合、家族それぞれで差の出る使用量でも、必要な合計量に基づくプランを選びやすくなっています。
大手キャリア・ソフトバンクとイオンモバイルを比較すると?
大手キャリアであるソフトバンクとイオンモバイル、安さでは格安SIMであるイオンモバイルに軍配が上がるイメージがあります。
しかし、最もデータ容量の大きい50GBプランを比較した場合、実はソフトバンクの方が安くなるという逆転現象が発生しているのはあまり知られていません。
イオンモバイルからソフトバンクに乗り換えるメリット
イオンモバイルの音声50GBプランは9,878円(税込)、ソフトバンクのウルトラギガモンスタープランは50GBで8,228円(税込)です。
更にソフトバンクには1年オトク割や家族割等、割引になる様々なサービスが併用して利用可能で、条件を満たした場合は50GBのプランであっても12ヶ月の利用量が1月あたり3,828円(税込)、2年目以降でも4,928円(税込)と、同容量・同機能プランであるにもかかわらず、大手キャリアのプランであるソフトバンクの方が安く利用できるのです。
更に、回線速度や保証についても大手キャリアは充実しています。
頻繁にデータのやり取りや通話をして、50GBやそれに近い大容量をイオンモバイルで利用している人は、ソフトバンクに乗り換えるメリットが充分あります。
イオンモバイルからMNP転出する手順
イオンモバイルからMNP転出をするには、MNP予約番号を解約前に取得しておく必要があります。
このMNP予約番号が無いと、これまで使っていた携帯電話番号をそのまま次の携帯に引き継いで使用する事が出来ません。
イオンモバイルではWEB上のマイページからのトップページ「電話番号」→「新規発行可能の転出申込み」項目から、もしくは電話窓口での申請でMNP予約番号を取得申請出来ます。
電話窓口の場合、対応している時間帯が10:30-19:30となっており、年中無休ですが月末は繋がりにくい傾向があります。
電話で申し込む場合は余裕を持った日時にしましょう。
MNP予約番号の有効期限は15日間なので、この期間内にソフトバンクへの転入手続きを済ませなければなりません。
ソフトバンクオンラインショップのMNP転入手順
ソフトバンクへのMNP転入手続きは実店舗だけでなく、WEB上のソフトバンクオンラインショップからも行えます。
ただし、手持ちのスマホをそのまま利用しての契約はソフトバンクで販売した携帯電話に限られ、かつソフトバンクの実店舗に来店しての手続きが必要です。
オンラインショップ上でのみ手続きを完了するには、端末の購入・機種変更を含む契約のみになります。
MNP転入には新規契約事務手数料として、通常の新規契約に比べて+3,300円(税込)が初期費用に含まれます。
事前にクレジットカード番号、本人確認書類(画像データ)、MNP予約番号を用意し、機種ページから手続きを進めていきます。
その後、それまでの契約状況を含めた審査が行われ、入力情報にも不備や問題が無ければ出荷完了メールが送信されます。
MNP転入の新規契約事務手数料は3,300円(税込)
ソフトバンクへのMNP転入には、手数料として3,300円(税込)が初回の請求に含まれます。
ただの新規契約と比べると3,300円(税込)高い初期費用となりますが、ソフトバンクでは他社からの乗り換えにPayPayボーナルによるキャンペーンが行われています。
最大で2万円相当のPayPayボーナスが貰える等、MNP転入で契約するメリットが充分感じられるキャンペーンです。
イオンモバイルからMNP転出する際の注意点
イオンモバイルからMNP転出をする際、ただの解約とは異なる注意が必要です。
イオンモバイルはただ解約するだけならば最低利用期間といった条件による違約金・解約金は一切かかりません。
しかしMNP転出の場合、契約開始からの日数に応じて、90日未満、91日以降によって大きくMNP転出手数料が変化してしまいます。
契約日数は大丈夫!?MNP転出料に16,500円(税込)かかるケースも
イオンモバイルのMNP転出は、大きく2ケースに分かれます。
1つは2018年7月1日以降に契約した回線の場合で、こちらは90日未満の乗り換えに伴う解約で16,500円(税込)がかかり、91日以降では3,300円(税込)になります。
もう1つは2018年6月30日までに契約したケースです。
こちらは90日未満の乗り換えで8,800円(税込)、91日以降で3,300円(税込)となります。
これは7月1日時点で規約が変更された事に伴う料金差で、既に後者のケースではいつ解約しても3,300円(税込)の転出料となっています。
転出料としてかなり高額な金額なので、イオンモバイルから転出する際は余程の理由がなければ91日経過後の手続き開始が推奨されます。
よりオトクにするならWEB代理店利用の選択肢も

ソフトバンクへのMNP転入は上記の他にも、こうした乗り換えを専門としたWEB代理店を利用する方法もあります。
こちらもきちんとソフトバンクと提携しており、高額や即金のキャッシュバックといった代理店独自のキャンペーンを展開しています。
公式サイトだけでなくこうした代理店も見比べて、より魅力的なキャンペーンを選んでオトクな契約を選んでいきましょう。
楽天モバイルなら、iPhone 13を安くお得に購入できます。
「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」で購入すると、月々たったの2,058円。
最新のiPhoneが約半額で買えちゃいます!
さらに初めてのプラン申し込み&他社から乗り換え(MNP)なら最大30,000ポイント還元されます。
iPhone 13を安く買うなら今がチャンスです!