iPhoneの画面のリンゴマークが消えなくなり、通常通り使えなくなってしまうのが「リンゴループ」です。
リンゴループになるとiPhoneが使えないため、業者に修理に出すことも検討しなくてはいけません。
そうなったときにiPhoneのデータは消えてしまうのか、修理に出したらいくらくらいかかるのか気になるものです。
もしもリンゴループになってしまったときのために、自分でできる対処方法や修理に出したときにどうなるかまで知っておきましょう。
目次
自分でできるiPhoneの修理方法
業者に修理依頼をする前に、まずは自分でできる方法を試してみましょう。
特別な道具などは必要ないので、誰にでも今すぐできるものばかりです。
これらの方法でリンゴループが直ることも多いのでやってみてください。
iPhoneを再起動してみる
まずは再起動ができるか試してしてみましょう。
再起動の方法はiPhoneの機種で変わります。
iPhone 6s以前ならばスリープボタンとホームボタンを長押ししてください。
iPhone 7以降はスリープボタンとボリュームの下ボタンを長押しです。
再起動できてホーム画面が出てきたら、リンゴループ脱出完了となります。
SIMカードを抜いてみる
SIMカードを抜いて、起動ができる場合があります。
SIMカードを抜くには専用のSIMピンが必要ですが、もし手元になければ安全ピンの先やヘアピン、ゼムクリップなどでも代用可能です。
軽い通信環境のエラーやSIMカードの異常が原因の場合は、SIMカードを抜くことでリンゴループが直ることがあります。
iTunesを使ってiOSをアップデートする
iTunesを使ってiOSをアップデートしてみると直ることもあります。
これはアップデートの最中にwi-fi環境から出てしまった場合や、電池が切れてアップデートが正常にできなかった場合に効果が期待できるのです。
パソコンが必要となるので、外出先でリンゴループになってしまった場合はできるだけ早く帰宅して試してみるといいでしょう。
iPhoneを初期化する
自分でできる対処方法の最終手段となるのが「初期化」です。
iTunesを起動させてケーブルでつなぐ必要があります。
iPhoneのボリュームの下ボタンを押しながらパソコンにつないでiTunesへ起動画面が出てくるのを待ちます。
あとは「更新」ボタンを押して起動するか試してみましょう。
もしダメならば「復元」ボタンを押してください。
初期化はiPhoneのデータが消えてしまうので最後の手段です。
自分で対処できないときは業者に修理してもらう
自分でいろいろ試したけれどリンゴループが消えない場合は、業者に修理してもらうしかありません。
iPhoneの場合、修理はアップルストアやApple正規店に依頼するか、その他の修理業者に頼む方法があります。
Apple正規店に頼む
iPhoneの場合、修理は契約中の携帯会社のショップでは修理依頼を受け付けていません。
Apple StoreかApple正規サービスプロバイダに持ち込む必要があります。
どちらも近場にないという方は、指定の配達業者に集荷して修理をしてもらうことも可能です。
持ち込みができるならば、修理内容によっては即日修理できることもあります。
持ち込みでも修理内容によっては数日かかることもあるということを覚えておきましょう。
正規店以外の修理業者に頼む
Apple正規店以外でも、iPhoneの修理を行っている業者はあります。
最短30分程度で修理してくれたり、正規店で修理するよりも安い修理費用で済むのがメリットです。
近くにお店がない人の場合は宅配修理を受け付けているところもあるので便利に利用ができます。
修理費用は保証の有無で変わる
iPhoneは購入時に保証に加入することを勧められることが多いです。
もしくは購入時にキャリアが独自に出している保証に加入必須となっている場合もあります。
自分のiPhoneが保証に入っているか、保証の対象期間であるか調べてみましょう。
保証の有無でも修理費用は大きく変わります。
保証に入っている場合の修理費用
iPhoneは1年間の製品保証があります。
新品を購入した場合は1年以内ならばこれが適用され、修理費用が無料になる可能性が高いです。
また有料となりますがAppleCare+という2年間保証されるプランに加入している場合も、無料対応してもらえます。
ただし、外観と内部に破損がないことと水濡れがないことが条件となるので、画面やカメラにヒビがある方や水没させたことがある方は保証対象外となるので気を付けましょう。
保証に入っていない場合の修理費用
もし保証に入っていないとなると、修理費用は高額となります。
リンゴループの場合は本体交換となる可能性が高いので、新しい本体を購入する形になるのです。
そのためApple Storeや正規店への修理依頼をして本体交換となると、機種によりますが4万円前後から7万円前後かかると思ってください。
正規店以外の修理費用相場
正規店以外で修理してもらうと、もちろん保証の加入未加入は関係ありません。
しかし保証を使わなくても正規店で本体交換する費用よりも大幅に安く済むことが多いです。
もしリンゴループの原因が、バッテリーの劣化や画面やカメラの故障の場合は、部品交換で直ることもあります。
修理店だとだいたい作業費用として一律3,000~5,000円程度かかり、プラス部品代がかかると思ってください。
部品代については機種が新しいほど高くなりますし、お店によって異なります。
だいたい5,000~15,000円程度はかかるのが相場です。
修理より買った方がいいこともある
リンゴループは自分で対処ができなかったら、Apple正規店や修理業者に頼んで修理するしかありません。
しかし絶対に修理という方法を選ばなければいけない決まりはないのです。
修理ではなく、新しい機種を買うという選択肢もあります。
買った方が得する場合もあるので、よく考えて修理依頼をするようにしましょう。
保証対象外の場合
AppleCare+などの保証に入っていない場合や、保証期間が切れてしまった場合、画面や基盤の破損などがあるときには保証対象外となってしまいます。
保証が使えないとなると、修理費用は全て実費です。
修理の内容にもよりますが、リンゴループを解消する場合は本体交換となる可能性が高くなります。
全て実費で修理するならば、新しい機種を購入する費用の方が安くなることもあるので、修理費用と新機種の購入費用を比較してから決めましょう。
修理から返ってくるまで日数がかかる
修理費用の方が新しく購入するよりも安いこともあります。
しかし配送修理や店舗修理でも修理完了まで日数がかかることがあるのです。
Appleの配送修理を依頼すると5~7日はかかってしまいます。
これだけの日数をiPhoneなしで生活するのが苦痛と言う方や仕事で使う人もいるでしょう。
この場合は新しい機種に機種変更したほうが、すぐにiPhoneを使えるので買った方がいいということになります。
リンゴループになったら早めに業者に相談が一番
リンゴループは自分で対処できることもありますが、最終的には業者に修理してもらう必要があります。
どうしてリンゴループになったのか、素人では判断できません。
また本体や部品交換が必要になるからです。
リンゴループになってしまったら自己判断せず、早めに業者に相談して修理してもらったり新機種に変更するようにしましょう。
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