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ドコモからUQモバイルに乗り換える場合のメリットとデメリット、手順についても解説

ドコモの料金が高いので、格安SIMに乗り換えを考えている人も多いと思います。

比較的回線が安定して通信速度も速いと評判のUQモバイルは、ドコモからの乗り換え先として筆頭に上げられます。

ここでは、ドコモからUQにスムーズに乗り換えるための方法や、メリット・デメリットについて解説します。

ドコモからau系の格安SIMへ乗り換える理由

キャリアのスマートフォンを利用している人が格安SIMに乗り換えを検討する場合、最も多い動機は「料金を安くしたい」ということになるでしょう。

ではどの格安SIMに乗り換えるかが問題となるわけですが、その場合、次に重視されるのは「回線の速さ・安定性」でしょう。

格安SIMを運営するMVNOは自社では通信施設を持たず、キャリアの回線を「間借り」の形で借用することで格安のサービスを可能としていますが、3大キャリアの中でも特にドコモ回線を利用している格安SIMが非常に多いのが現状です。

このため、ドコモ回線を使用する格安SIMは、狭い回線の領域にひしめきあう状況となっており、結果的に回線速度が遅く、安定性に不安があるのが現状です。

auのサブブランドであるUQモバイルの強み

回線速度の遅さ、不安定さが大きなデメリットとされる中、注目されるのが、auのサブブランドに位置づけられるUQモバイルです。

auの傘下のブランドであることから、UQモバイルの回線品質は非常に高く、速度調査や顧客満足度で、例年ほぼ1位に位置づけられています。

またau回線を利用している格安SIM自体はまだ少ないこともあり、回線が混雑しにくいのも大きなポイントとなっています。

ドコモから敢えてau系のUQモバイルに乗り換えることの最大の意味は、その点にあるといえるでしょう。

ドコモからUQモバイルに乗り換えるメリットとデメリットを比較する

まずはドコモからUQモバイルに乗り換えるメリットとデメリットを比較検討してみましょう。

メリットがデメリットを上回っていると思えるのであれば、乗り換えを実行するだけの価値があると言えます。

乗換えの3つのメリット

料金が格段に安くなる

ドコモからUQモバイルに乗り換えると、スマートフォンの月額料金をおよそ半額に落とすことができます。

プラン内容が類似するドコモの『ギガライト』とUQモバイル『スマホプランS』(どちらもデータ容量3G)で比較すると、『ギガライト』が月額5,021円(税込)に対し、『スマホプランS』は2,178円(税込)と半額以下となっています。

そこにオプションで電話かけ放題をつけると、ドコモが5分かけ放題で847円(税込)に対して、UQモバイルは10分かけ放題で770円(税込)と圧倒的にお得です。

合計の月額もドコモ『ギガライト』が5,868円(税込)に対しUQモバイル『スマホプランS』が2,948円(税込)となりますので、料金面だけでみれば、UQモバイルに圧倒的なアドバンテージがあるといえるでしょう。

ドコモの対応機種を利用し続けることで月額料金が1,650円(税込)割引される「docomo with」で比較しても、年間料金で2万円以上、UQの方がお得になります。

ほぼすべてのiPhoneがテザリングに対応

iPhoneは6s以降の機種であれば、無料でテザリング機能が使えます。

テザリング機能を使いたいユーザーにとっては、重要なポイントになるでしょう。

また、Android端末の中にもテザリングが使用できる機種があります。

Androidのテザリング対応については、公式の動作確認端末をチェックしてください。

SIMのみの購入でキャッシュバックがもらえる

現在、UQモバイルのオンラインショップでSIMのみの購入者に限り、最大6,000円の現金キャッシュバックキャンペーンが展開されています。

(2020年3月現在)キャッシュバックを得ることで、乗換えにかかる諸費用を大きく相殺することができ、違約金があった場合でも負担を軽くすることが可能です。

乗り換えの5つのデメリットと注意点

ドコモからUQモバイルに乗り換える場合、当然デメリットも発生します。

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乗り換えてから「そんなはずではなかった」、といった事にならないよう、把握しておきましょう。

デメリットと比較し、それでもメリットの方が大きいと思えるなら、UQモバイルに乗り換えしても問題ありません。

ドコモで購入したスマホをUQモバイルで使用するためにはSIMロック解除が必要

SIMロックとはキャリア等で販売されているスマートフォンに、その会社の回線以外での使用を制限するロックのことです。

ドコモから購入したスマートフォンにはドコモ回線以外での利用ができないよう、SIMロックがかかっています。

UQモバイルはau回線を使うMVNOの格安SIMのため、ドコモ回線以外での使用を制限するSIMロックがかかっているわけです。

ドコモで購入したスマートフォンをUQで使用するためには、このロックを解除しなければならないということです。

SIMロック解除に関する注意点

SIMロックの解除手続きは、公式サイト『My docomo』で行える他、電話や最寄りのショップでも可能ですが、店舗で行う場合、3,300円(税込)の手数料が発生します。

ショップの混雑具合では待ち時間も発生するので、できれば公式サイトもしくは電話を利用しましょう。

自分で解除手続きをするのがどうしても不安、という場合はショップで行うのが良いでしょう。

また、ドコモ端末のごく一部はUQモバイルに対応していないことにも注意が必要です。

あらかじめ動作確認をチェックしておきましょう。

ドコモで使用していた時よりも端末の通信速度が低下する

格安SIMを運営するMVNOは自前の通信インフラを持たず、キャリアの回線に間借りするかたちで運営されています。

キャリアは自社のユーザーの通信を優先しますので、結果的に格安SIMでの通信速度はどうしてもキャリアより低下します。

通信が混雑する平日昼間や土日には特にその傾向が強く出ます。

UQモバイルは、格安SIMとしては通信速度が速く、かつ安定していることに定評があり、ドコモとはさほど遜色無く使えるとも言えます。

タイミング次第で違約金が発生する可能性がある

2019年9月以前からドコモを利用しているユーザーの場合、2年に1度の更新月以外で解約すると、10,450円(税込)の違約金が発生することに注意が必要です。

2019年10月1日以降に開始された「ギガホ」「ギガライト」「ケータイプラン」の3つのプランで契約していれば、違約金は1,100円(税込)となります。

2019年9月以前からドコモと契約しているユーザーの場合、更新月に上記3プランに変更した上で解約すれば1,100円(税込)の違約金が発生しますが、更新月以外でのプラン変更には10,450円(税込)の違約金が発生しますので注意が必要です。

ドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)が失効する

UQモバイルに乗り換えると、ドコモで使用していたキャリアメール(@docomo.ne.jp)のアドレスが失効し、使えなくなります。

ドコモのキャリアメールのアドレスをサイト等でアドレス登録したままUQモバイルに乗り換えてしまうと、以降認識されなくなり、アクセスできない弊害が発生するので、注意が必要です。

キャリアメールのメールボックスにある保存しておきたいメールは他のメールアドレス(Gmail等)に転送し、ログインに使用しているアドレスを変更しておきましょう。

LINEの『ID検索』が使えない

UQモバイルを始め、多くの格安SIMは年齢認証に対応していません。

そのため、年齢認証を利用するLINEの『ID検索』が使用できなくなります。

LINEの『ふるふる』や『QRコード』等の機能で一応の代用は可能ですが、検索できない不便そのものは解消できません。

ドコモからUQモバイルへの乗り換え方法と手順

ドコモからUQモバイルへの乗り換えに際して用意しておく必要があるのは「MNP予約番号」「連絡が取れるメールアドレス」「本人確認書類(運転免許・健康保険証等)」「本人名義のクレジットカード」の4点です。

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「MNP予約番号」の取得に関しては後ほど説明します。

事前準備としてSIMロック解除を行う

ドコモで購入したスマートフォンをそのままUQモバイルで使用する場合は、SIMロックを事前に解除しておきましょう。

SIMロック解除の手続きにはパソコンが必要です。

パソコンでドコモの公式サイド「My docomo」にアクセスし、メニュー欄から『ドコモオンライン手続き』を選択してください。

サービス一覧が表示されたら「その他」の項目を開き、「SIMロック解除」を選択します。

My docomoのログイン画面が表示されるので、ドコモのアカウントIDとパスワードでログインします。

「SIMロック解除の手続き」が開いたら、SIMロック解除を行いたい端末機種の製造番号(IMEI)を入力、注意事項を熟読の上、「同意する」にチェックを入れてください。

受付確認メールを受け取るメールアドレスを指定し、表示された確認画面に間違いがなければ「手続きを完了する」をクリックすれば、手続き完了です。

SIMロック解除に必要な実機の操作(iPhone)

SIMロック解除の最後の手順として、実機の操作が必要になります。

iPhoneの場合は電源を入れる、もしくは再起動するとアクティベート(Apple IDとパスワードの入力)が要求されますので、入力を行えばSIMロック解除が完了となります。

SIMロック解除に必要な実機の操作(Android)

AndroidのSIMロック解除を行うためには、スマートフォンの電源を入れてWi-Fiに接続し、『SIMロック解除コード』の画面でPINコードを入力、『ロック解除』をタップします。

設定ファイルをダウンロードしてスマートフォンを再起動すれば完了です。

手順通りにうまくいかなかった場合は、設定画面から端末情報を選択し、「SIMカード」の状態を開いて更新するとSIMロックの解除ができます。

UQモバイルに乗り換えるための4つのステップ

「MNP予約番号の取得」「UQモバイルへの申込み」「MNP転入切り替え」「APN設定」の4ステップで行えます。

MNP予約番号を取得する

これまでドコモで使用していた電話番号を継続して使用したい場合は「ナンバーポータビリティ(MNP)」のサービスを利用して電話番号を移行する必要があります。

そのために必要となるのが「MNP予約番号」です。

「MNP予約番号」は、ドコモの公式サイトの「ドコモオンライン手続き」から行うか、電話またはドコモショップで行うことが可能です。

「ドコモオンライン手続き」の受付時間は9:00から21:30、電話での受付は9:00から20:00となっています。

電話を使ってMNP予約番号を取得する

上記したやり方のうち、最も手軽なのは電話を使う方法でしょう。

ドコモの携帯電話(スマートフォン)からであれば局番なしの「151」で、他の回線からはドコモインフォメーションセンター「0120-800-000」に電話します。

音声ナビに従ってキーパッドの『4』、次に『2』を押し、続いて4桁の暗証番号を入力するとオペレーターに繋がります。

電話番号と契約者の氏名、転出先(UQモバイル)、転出理由を聞かれた後、10桁の「MNP予約番号」が発行されます。

忘れずにメモをしましょう。

また『MNP予約番号』には有効期限があるので、それもメモしておく方が良いでしょう。

注意点:UQモバイルのMNP予約番号の有効期限は2日間

MNP予約番号の有効期限は通常取得日から15日間となっていますが、UQモバイルの場合、取得から2日以内に申し込みをしなければいけない規則となっています。

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MNP予約番号は有効期限を過ぎても再取得できますが、なるべく有効期限内にUQモバイルに申し込みを済ませてしまいましょう。

UQモバイルに申込みをする

MNP予約番号が用意できたら、UQモバイルの公式サイトで申し込みを行います。

TOP画面から端末(スマートフォン本体)もしくはSIMを選択します。

SIMのみを購入の場合は『VoLTE用マルチSIM』を選択、その下にある「お申込み」ボタンを押して手続き画面に入ります。

3つのプランから選択

UQモバイルには「データ高速プラン」「データ無制限プラン」「スマホプラン」の、3つの料金プランがありますが、このうち「データ高速プラン」「データ無制限プラン」は通話サービスなしのプランなので、DSDSで用途を使い分ける場合やiPadを始めとするタブレットで使用するサービスとなっています。

スマートフォンの場合は実質「スマホプラン」一択となります。

契約方法で「のりかえ(MNP)」を選択する

希望する料金プランの選択と個人情報の入力を行ってから、「契約方法」を選択します。

「新規契約」と「のりかえ(MNP)」の2つから選択できますが、MNPで以前の電話番号を持ち越す場合は必ず「のりかえ(MNP)」を選択しましょう。

誤って「新規契約」を選択してしまうと、使用中の電話番号が使えなくなるので十分注意してください。

初期設定(APN設定・MNP転入切り替え)を行う

SIMカードが手元に届いたらスマートフォンに挿入して初期設定(APN設定・MNP転入切り替え)を行います。

「APN設定」はUQモバイルで購入したスマートフォンの場合は設定する必要がありません。

APN設定の方法(iPhone)

UQモバイルでiPhoneを使用する場合、iPhone 8以前の機種ではAPN設定は不要です。

設定が必要となるのはiPhone X以降の機種となります。

UQモバイル公式サイトの動作確認端末一覧でも確認できます。

APN構成プロファイルのインストールが必要な場合、UQモバイルのSIMカードを本体に挿入、Wi-Fiに接続し、公式サイトにアクセスします。

「iOS製品の設定方法」のページを開き、「ご利用製品(端末)」の項目から、「iPhone 6以降」を選択、タップします。

画面がスクロールするので、表示されたURLをタップしてダウンロードを許可してください。

ダウンロードが完了したらホーム画面から「設定」アプリを開き、「プロファイルがダウンロードされました」という項目をタップしてください。

インストール画面が表示されますので、画面右上の「インストール」をタップ、UQコミュニケーションズからの確認事項を確認し、「インストール」をタップすればインストールが完了します。

APN構成プロファイルインストール時の注意点

インストール時に「お使いのiPhoneの通信ネットワークトラフィックは監視される」という旨の警告文が表示されますが、無視して問題ありません。

APN設定の方法(Android)

UQモバイルから購入したスマートフォンの場合は、APN設定は不要です。

それ以外の端末の場合は、「設定」画面を開き、「無線とネットワーク」を選択します。

さらに「その他設定」から「モバイルネットワーク」、「高度な設定」を開き、「APN」もしくは「CPA設定」を選択して必要項目を入力し設定を行ってください。

設定する場所や項目は端末によって異なるため、詳細は製品取り扱い説明書を確認してください。

設定項目の詳細は、UQモバイルの公式サイトの「UQmobile(格安スマホ/SIM)」のページにある「お客様サポート」の「ネットワーク(APN)設定方法」ページに記載されています。

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設定項目の入力が済んだら、再度「設定」画面から「APN」もしくは「CPA設定」を選択。

アクセスポイントを

選択することで設定が完了します。

MNP転入切り替えを行う

「MNP転入切り替え」は公式サイトの「my UQ mobile」にログインして行います。

公式サイトのメニューバーの「My UQ」をクリックし、「UQ mobile」を選択してください。

ログイン画面が表示されるので、「my UQ mobile」のIDとパスワードを入力してログインしてください。

「お申込み状況一覧」を選択し、「回線切替」ボタンが表示されたらそれをクリックします。

最後に「実行」をクリックすれば、回線の切替が完了します。

切替には30分程度の時間がかかります。

回線切替でドコモは自動解約になる

「APN設定」と「MNP転入切り替え」を完了すれば、ドコモからUQモバイルへの乗り換え手続きがすべて完了します。

回線切替を実行した時点でドコモは自動的に解約となりますので、別途手続きが必要、ということはありません。

ドコモからUQモバイルへの乗り換えに関するQ&A

ドコモからUQモバイルへの乗り換え方法と手順は上記の通りですが、その他、ドコモからUQモバイルへ乗り換えに関しての疑問点と回答をまとめます。

ベストの乗り換えタイミング

2019年9月以前からドコモを使用している場合の乗り換えに関する注意点は上述の通りですが、2019年10月1日以降に契約した人の場合、乗り換えは毎月の月末がベストタイミングと言えます。

ドコモの料金制度では、料金が日割り計算されていないため、月末まで使わないと、その月の料金が無駄になってしまいます。

一方でUQモバイルの料金は日割り計算となっているため、契約タイミングによる損得は基本的に生じません。

以上の条件を鑑みた場合、乗り換えタイミングに最も適しているのは毎月末ということになります。

MNPの転出・転入にかかる費用

MNPの手続きにかかる費用として、ドコモからの転出費用が2,200円(税込)、UQモバイルへの転入費用が3,300円(税込)、合計5,500円(税込)の費用が発生します。

UQモバイルの支払い方法

UQモバイルへの支払い方法は、クレジットカードか口座振替から選択可能です。

事情によってクレジットカードが用意できない場合でも、UQモバイルの利用は可能です。

LINEの利用の可否

ドコモでLINEを利用していた場合、UQモバイルに乗り換えてもそのまま利用が可能です。

ただし、データバックアップをあらかじめ行っておく必要があります。

バックアップがない場合、「アカウント情報」や「トーク履歴」等のデータ移行ができなくなるので注意が必要です。

「dポイント」の扱い

溜まっているドコモの「dポイント」は、解約後も消えることがなく、そのまま利用することも可能です。

dアカウントのIDをドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)にしている場合、そのまま解約してしまうと解約後にログインが出来なくなるため、注意が必要です。

その場合は乗り換えを行う前に、dアカウントを変更しておく必要があります。

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ドコモからUQモバイルへの乗り換えは難しくない

ドコモからUQモバイルへの乗り換えには、SIMロック解除手続きが必要であるなど、いくつかの手続きをこなす必要があり、面倒という印象を受けるかもしれません。

また、格安SIMとしては、回線品質に定評のあるUQモバイルですが、キャリアであるドコモと比較した場合、どうしても通信速度が遅くなってしまうことは否めません。

しかし、SIMロック解除や、MNPに伴う手続き等は複雑なものではなく、思ったよりも手軽に行えるものですし、回線品質も、特に通信速度を必要とする動画閲覧やゲーム等をメインで使用するのでなければ(SNSやネットブラウジング程度であれば)、キャリアと遜色ない使用感で利用できる面もUQモバイルのポイントと言えるでしょう。

ドコモの料金に不満を感じ、もっと格安SIMを節約して使いたいとお考えであるのなら、UQモバイルへの乗り換えは十分に検討する価値があると言えます。

この機会に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

【公式】UQモバイル

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