HISモバイル

<徹底解説>HISモバイルの解約と他社への乗り換えはどうやるの?

旅行代理店のエイチ・アイ・エスが携帯電話事業に参入しました。

格安SIMの一角として注目を集めている「HISモバイル」。

実際に使ってみて満足と答える人がいる中で、思ったよりも良くなかったと感じる人もいるようです。

そのような状況を踏まえて、HISモバイルを解約する方法や、他社へ乗り換える方法をまとめました。

HISモバイルを解約する方法は2通り

HISモバイルを解約する場合、解約手続きが必要な場合と、不要な場合とで2通りの方法があります。

解約には回線そのものを解約する純解約と、今の番号を使用して他社へ乗り換えるために解約するMNPがあり、解約の仕方や解約金もそれぞれ異なります。

国内プランと海外プラン

HISモバイルのプランは国内通信プランと海外通信プランの2種類があります。

旅行代理店が母体ということもあり、海外通信プランを積極的に提供するMVNO(格安SIMを提供する会社)というのは珍しいと言えると思います。

大きく分けると3種類

音声付きプラン、データプラン、海外SIMである「変なSIM」の3つがあります。

そのうち解約手続きが必要なのが音声付きプランとデータプランの2種類です。

変なSIMを契約している場合、解約手続きは必要ありません。

完全に解約する場合(解約後同じ番号を使わない場合)

HISモバイルの国内SIMカードを解約する場合、HISモバイルが用意するMy HISモバイルから手続きを行います。

HISモバイルのFAQでも説明されていますが、電話や書面による解約手続きは受け付けていません。

解約手順

My HISモバイルにログインしたら、解約手続きへと進み、手続きを行います。

解約手続きが完了したら今使用しているSIMカードをHISモバイル指定の住所へ送付します。

これで手続きがすべて完了します。

違約金はあるの?

ここで気になるのが違約金だと思います。

HISモバイルは2019年6月に違約金をすべて撤廃しました。

つまり、いつでも好きなときに解約することができ、違約金も一切発生しません。

これなら安心して解約手続きができると思います。

解約するとどうなる?

純解約した場合、今使用している電話番号は使えなくなります。

同時にSMS(ショートメール)、かけ放題などのプランも同時解約になるので、利用することはできません。

新たに別の回線を契約する場合は、一定期間電話回線が使用できなくなることを見越して契約する必要があります。

今使っている電話番号をそのまま利用する場合(MNP)

今使用している電話番号を使い続けたい場合、MNP(番号ポータビリティー制度)を利用して他社へ転入する方法が選べます。

MNPによる転出手続きを行う場合、いくつか事前に覚えておきたいことがあります。

スポンサーリンク

最低利用期間は撤廃

HISモバイルは2019年6月に最低利用期間を撤廃しました。

これによりMNPによる他社への移転の際も、いわゆる違約金は発生しません。

いつでも好きなときに解約することができ、気に入らなければ他社へいつでも転出できます。

転出手数料のみかかる

MNPの際に違約金は発生しませんが、転出に伴う転出手数料が発生します。

転出手数料は一律3,300円(税込)です。

乗り換え先で新規契約を行うことになるので、その際にも新規契約手数料が発生します。

手数料は3,300円(税込)が一般的です。

MNPのメリット

MNPによる乗り換えのメリットには何があるのでしょうか。

例えば今の回線品質に不満がある場合、より安定した通信サービスを提供する他社へ乗り換えることになるわけですが、MVNOからMNO(一般キャリア)へ乗り換えた場合、その違いが鮮明に表れます。

MNOとMVNOの通信品質

なぜMVNOとMNOとでは通信品質に違いがあるのでしょうか。

MVNOというのはMNO(ドコモやau、ソフトバンク)から通信網を借りて運営する通信サービスです。

割り当てられる部分がMNOが所有する通信回線の一部で、全てが割り当てられるわけではありません。

MNOが強い理由

これが何を意味するのかというと、MNOの場合、自社が所有する通信網の枠分をすべて利用することができるわけですが、MVNOはそういうわけには行きません。

一部分しか通信枠を利用できないということは、その分だけ回線品質が落ちてしまうという意味です。

一般道と高速道路に似ている

例えで説明しましょう。

一般道路が混雑している場合、並行しているバイパスや高速道路を利用してスムーズに移動することができる場合があります。

MNOはバイパスや高速道路のようにより広い通信帯を確保しているので、スムーズな通信ができます。

走行できる道路が限られる

MVNOは割り当てられている通信部分が一般道路しか走行できない車と同じなので、混雑するとどうしてもスピードが落ちてしまうのです。

MVNOを不満に感じるユーザーの多くは、通信回線の遅さを理由にあげています。

他のデメリット

他にもMVNOで取り扱う端末がなかったり、端末が提供されていても旧モデルやミドルレンジ以下の端末だったりすることがあります。

ハイスペックな端末がほしいと思うときに、購入することができず、それが不満につながることがあります。

MNO(ドコモ・au・ソフトバンク)のメリット

この点MNOなら最新端末を手に入れることができ、分割による支払いを選ぶことも可能です。

最新のiPhoneを手に入れたいと思うときには、MNOを利用している方が有利です。

このような理由から、MNPによる乗り換えを考える人もいます。

料金を抑えたい

他の理由としては、料金を更に割安にしたい、より自分のニーズに合ったMVNOを選びたいという人もいます。

スポンサーリンク

例えば他社MVNOに乗り換える場合、一定期間通信量が割り引かれる場合や、通信可能容量が増分されることもあります。

このようなキャンペーンを利用するために乗り換えるのです。

MNPの手順

HISモバイルから他社へMNPする場合の方法をおさらいしておきましょう。

MNPによる乗り換えをするには、MNP予約番号を取得する必要があります。

HISモバイルでは、MNP予約番号をMy HISモバイルからのみ行えるようになっています。

予約番号の注意点

My HISモバイルへアクセスして、MNP予約番号発行を依頼します。

予約番号はすぐに発行されるわけではないので、余裕をみて申し込むようにすると良いでしょう。

予約番号の発行には申込から3日ほどかかる場合があります。

予約番号はメモしておこう

予約番号が発行されたら、番号をメモしておくようにしてください。

キャリアのオンラインショップやMVNOのホームページからMNPによる転入申込をする場合は、画面メモなどを記録しておくと、次回申込の際に便利です。

有効期限がある

MNP予約番号には有効期限があります。

有効期限はどこで取得しても同じ15日間です。

15日を過ぎると予約番号は無効になります。

乗り換えをする場合、乗り換え先によっては有効期限が10以上残っていないといけないなどの条件がある場合もあります。

余裕をみて乗り換えをしてください。

予約番号を伝える

乗り換える場合、乗り換え先にMNP予約番号を伝えます。

予約番号を伝えると、今までのHISモバイルとの契約は自動的に解約になり、乗り換え先の契約へと移行されます。

HISモバイルの料金は後日請求されます。

受付時間に注意

MNPを行う場合には受付時間があることも覚えておきましょう。

家電量販店やキャリアショップなどで乗り換える場合、ショップスタッフに受付時間を聞いておくことをおすすめします。

仮に受付時間が過ぎてしまった場合、翌日以降の契約になるので二度手間になってしまいます。

キャリアへのMNP

HISモバイルからMNOに乗り換える場合、どのキャリアにすべきか迷うかもしれません。

それぞれの特徴を掴んでおけば、どのMNOにするかを選びやすくなると思います。

プランや料金なども合わせて検討すると、より自分の希望にあったキャリアへ転出できます。

ドコモへの乗り換え

NTTドコモといえば、MNOの中で一番シェアの高いキャリアです。

スポンサーリンク

ナショナルキャリアの伝統を引き継いでいることから、ネットワーク網は全国津々浦々にあり、通信品質やサポート体制も定評があります。

割引施策

NTTドコモへ乗り換える場合、通常の新規契約よりも割安な価格で端末を購入することができる場合があります。

総務省の規制でかつてのように大幅割引は期待できませんが、総務省が掲げる2万円以内の割引をしてもらえるケースも多いです。

シンプルなプラン

2020年2月現在、ドコモはギガホとギガライトというプランに絞ってサービスを提供しています。

これにかけ放題などの通話プランをプラスできるようになっています。

ギガライトを契約する場合、通信量が毎月1GB以下であれば3,278円(税込)に抑えられます。

大容量を低価格で

ドコモのキャンペーンを活用して、家族でまとめてドコモに移行すると、最大一人あたり1,100円(税込)が割り引かれます。

そのため最低料金は2,178円(税込)とMVNO並の料金になります。

一方ギガホを契約する場合、30GBまで毎月7,678円(税込)で利用することが可能です。

最大60GBまで

ギガホについては、さまざまなキャンペーンが実施されていて、2020年2月現在、最大2,200円(税込)が割り引かれます。

加えてデータ容量が2倍の60GBまで増量されるので、ネットを思う存分利用することができます。

最新端末も購入可能

最新端末の購入も可能で、最大36回支払いが選べます。

スマホお返しプログラムを利用すると、2年後の端末返却が条件になりますが、12回分の支払い分が免除されるので、かなりお得に最新端末を手に入れることも可能です。

ちなみに契約期間は2年で、解約違約金は1,100円(税込)です。

HISモバイルからドコモへ乗り換える際の手順HISモバイルを使っていてやっぱりNTTドコモなどのMNOにしたい場合、MNPによる乗り換えを検討しましょう。 NTTドコモへMNPに...

auへの乗り換え

auといえば安定した通信速度で信頼を得ているキャリアです。

総務省の規制でかつてのように端末代一括0円+高額キャッシュバックといった施策は影を潜めてしまいましたが、au WALLETへのキャッシュバックなど、今も魅力的な還元策を実施しています。

割引施策

端末の割引はドコモと同じで最大2万円程度が平均的です。

iPhoneなどにも適用されることがあるので、Apple Storeで購入するよりもお得に契約することが可能です。

最新の端末を入手できるのも魅力です。

多彩な料金プラン

auの料金プランは複数あって、ネット使い放題のプランと、シンプルなプランから選べるようになっています。

ドコモとの違いとしては、旧プランに近い契約が残っているところでしょう。

現在最も押しているプランが新auピタッとプランで、1GB以内であれば毎月3,278円(税込)に収まります。

最低維持費

ドコモと同様、家族3人で契約すれば毎月の料金を2,178円(税込)に抑えることもできます。

ただし通信容量が1GBと少ないので、ある程度ネットを楽しみたい場合にはこの料金で抑えることはかなり難しいです。

大容量通信も可能

大容量通信を望むのであれば25GBまでの通信量がセットされたフラットプラン25NetflixパックNや20GBまでの通信量が含まれたフラットプラン20 Nがおすすめです。

スポンサーリンク

auの契約期間はドコモと同じ2年契約、解約違約金は1,100円(税込)に設定されています。

HISモバイルからauへの乗り換えは簡単?MNPの手順や注意点を確認しよう国内・国外を問わず活用できるHISモバイルですが、格安SIM業者なので通信速度などでは不満が出ることもあります。 使い方によってはとて...

ソフトバンクへのMNP

ソフトバンクは初めてiPhoneを取り扱ったキャリアで、割安な通信料金を押し出し、シェアを伸ばしてきたキャリアです。

MNPによるキャッシュバック施策では他社よりも多い金額を提示して、顧客を獲得する方法が目立ちました。

キャッシュバックは廃止

総務省による規制が行われて以来、ソフトバンクが実施してきたかつてのようなキャッシュバック施策は見かけることがなくなりました。

それでも、MNP契約による端末からの割引を2万円ギリギリまで適用するなど、MNPによる契約者向けの優遇策は健在です。

大容量通信プラン

ソフトバンクの料金プランは定額制のウルトラギガモンスター+と段階性のミニモンスターに分かれています。

プラン自体はドコモの料金プランに似ているところがありますが、ミニモンスターでも大容量の通信ができるという魅力があります。

最大50GB

ウルトラギガモンスター+は毎月50GBまでの通信ができ、料金は8,228円(税込)です。

ただし家族割と自宅のネット回線をソフトバンクにすることで、最初の1年間だけ3,828円(税込)に抑えることが可能です。

最初の1年間だけですが、他社よりも割安な料金で契約することができます。

低料金

MNPによる新規契約の場合、ミニモンスターは条件を満たせば最初の1年に限り2,178円(税込)になります。

最低料金にするためには、自宅のネット回線をソフトバンクにする必要があるため、他のMNO2社と比較すると、ハードルが若干高くなります。

ソフトバンクの魅力はYou Tubeやアマゾンプライムビデオなどの動画サイト、ラインやツイッターインスタグラムといったSNSを利用する際の通信量がノーカウントになることです。

日頃からSNSをよく利用するユーザーなら、かなりの恩恵が受けられます。

HISモバイルからソフトバンクへ乗り換えをするなら?MNPの手順をチェック!大手旅行代理店のHISが運営するHISモバイルは、国内だけではなく海外でスマホを使う人にとって、とても役立つ格安SIMサービスです。 ...

他の格安SIMへの乗り換え

Y!mobileへの乗り換え

Y!mobileはソフトバンクのサブブランド的な位置づけとなっていますが、MVNOではなくMNOなので、通信品質が高くMVNOのように混雑時の通信低下などが起きにくいという特徴があります。

料金はソフトバンクよりも割安なため、MNPのメリットが大きいです。

割安な通信費

Y!mobileにMNPするメリットとして、通信費を大幅に節約できることがあります。

スマホベーシックプランSなら基本料金が2,948円(税込)からで、3GBのデータ通信と10分以内であれば何回でもかけられる定額通話がセットされています。

毎月2,178円(税込)から

Y!mobileのキャンペーンを適用すると、最初の6カ月間は2,178円(税込)、2回線以上同時に申し込むことで更に割安になり、6カ月間が1,628円(税込)に割引されます。

しかもデータ通信が4GBまで増えるため、コスパの高い回線です。

商品もiPhone 6sやiPhone 7を選ぶことができるので、iPhoneを利用したいユーザーにも向いているキャリアと言えるでしょう。

デメリットはiPhoneの機種が限られていることです。

最新のiPhone 11などを手に入れたい場合は回線契約のみを選ぶこともできるかもしれません。

UQモバイルへのMNP

UQモバイルはauのサブブランドですが、MNOではなくMVNOに分類されます。

基本的な料金体系はY!mobileに似ているので、Y!mobileと競合します。

スポンサーリンク

かつてはキャッシュバックや一括0円などの施策を実施していましたが、総務省の規制により影を潜めました。

Y!mobileよりもコスパが高い

UQモバイルの料金体系はスマホプランS、M、Lの3種類から選べます。

月額最低料金は2,178円(税込)でデータ量が3GBついてきます。

Y!mobileが半年間2,178円(税込)に対して、UQモバイルはずっと2,178円(税込)ですので、コスト面はUQモバイルに軍配が上がります。

HISモバイルの解約とMNPはとてもシンプル

HISモバイルの解約とMNPについてまとめて見ましたが、すべてネット上で完結するという意味では、MNOのようにわざわざ店頭に出向く必要がないのでシンプルに完結するというのが魅力的だと思います。

解約金もかつてのような高額な価格帯ではなくなり、違約金もかからなくなりました。

MNPについては転出時の手数料が発生するだけですから、金銭的な負担はかなり軽減されたことになります。

MNPする場合にはMNP先をよく選んでから決めると自分にあったものが選べると思います。

【公式】HISモバイル

関連記事