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香港版iPhoneと国内版iPhoneの違いは何?日本で使える?どこで買えるの?

iPhoneがデュアルSIMを採用したのが、2018年秋にリリースされたiPhone XSとiPhone XR、iPad Proからのことです。

これまでHuaweiやASUSなどのアンドロイド系のスマホで利便性が認識されてきたデュアルSIMですが、ようやくiPhoneシリーズでも利用できるようになったのは朗報でした。

そして2019年9月に衝撃のデビューを果たしたiPhone11シリーズでも、先代モデル同様に「eSIM+nanoSIMカード」の組み合わせによるデュアルSIMが提供されています。

特に国内版iPhone 11で用意されているeSIMは、利用可能な周波数帯も広いので海外でも使いやすいと言われています。

そうであるにも拘らず、国内ユーザーの中には高額な香港版iPhoneを求めて香港まで買い付けに行くケースが目立ちます。

その理由はどこにあるのでしょうか?

今回は、香港版iPhoneが人気の理由や、国内版iPhoneと海外版iPhoneの違いなどをチェックしてみましょう。

香港版iPhone(中国版)だけにある特別なSIMシステム!

海外版iPhoneも国内版iPhoneも、iPhone XS MaxとiPhone XRのモデルからデュアルSIM機能が登載されて、グローバルに移動をするユーザーから絶賛の声が上がるようになりました。

その理由は、2枚のSIMを搭載することで、国内用と海外用とを同時に使い分けることができ、これまで海外での利用料金が割高であったデメリットを払しょくするという効果をもたらしています。

つまり、国内版iPhoneの利便性・使い勝手の良さがアップした形になります。

香港版iPhoneは国内版よりも本体価格が高い!

ですが、一方でわざわざ香港版iPhoneの輸入モデルを購入したり、自分で香港まで飛んで行って購入する方がたくさんいます。

香港版のモデルの方が、国内版よりも価格が安いからですって?

いいえ、それは違います。

ちなみに、iPhone XS Maxですが、秋葉原のイオシスといった輸入スマホ専門店で香港版を買いますと、64GB式でも183,500円(税込)で、国内のアップルストア13万7300円(税込)と比べるとかなり割高になっています。

もともとドル換算で現地価格が決まるのですから、大幅に香港版が安いということはありません。

むしろ、代理店が海外から取り寄せる分のコストに応じて、実際には本体価格が割高になってしまうのです。

nanoSIM2枚を挿入できる香港版iPhone

それでも香港版iPhoneに人気が集まるのは、デュアルSIMの組み合わせに特徴があるからなんです。

国内版はnanoSIMとeSIMのセットで、実際にSIMカードは1枚しか挿入できません。

このeSIMとはデジタルSIMアプリで、携帯通信キャリアなどが提供しています。

つまり、2つの通信プランを自由に選んで契約できるメリットがあります。

SIMカードは日本のキャリアのものを入れておいて、eSIMアプリは海外の安いプランをオンラインで契約するとOKです。

これで海外へ行った際にネットが安く使えます。

よくあるのが、eSIMに海外のプリペイドのデータ通信プランを利用するパターンでしょう。

SIMカードをそのままにして、現地回線でのデータ通信が可能になります。

一方、香港版(中国版)のiPhoneでは、このeSIMが利用できないとう事情があります。

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そこでiPhoneが講じた策は、nanoSIMを2枚ジョイントできるシステムです。

これがケガの光明というか、棚からボタもちというか、思わぬメリットを生む結果となりました。

nanoSIM2枚投入で海外通話が格安に!

eSIMには、一つ弱みがあります。

それは、基本的に音声通話のサービスがないということです。

海外ローミング料金で電話をしますと、同国内での通話でも海外ローミングの料金が発生してしまいます。

アメリカのような安いラインでも、1分160円以上かかってしまうのですからバカになりません。

ちなみに相手からかかってきた音声通話でさえも、海外ローミングは着信側にも通話料金を請求するシステムになっています。

ですから頻繁に通話で連絡を取り合う方は、海外でeSIMを使うと大きな出費になってしまうのです。

確かに大手3キャリアでは、アメリカだけとか香港だけと、ポイントを絞った使いたい放題のプランがありますが、ほとんどがデータ送受信プランで、音声通話には大きなコストが発生してしまいます。

この問題をクリアしてくれるのが香港版iPhoneです。

デュアルSIMがnanoSIM+nanoSIMならば、両方のSIMスロットに自由に利便性の高いnanoSIM を入れ替えることができます。

要するに、海外に居るときは現地で低価格なプリペイドnanoSIMをセットすることで、思いっきりリーズナブルに通話が楽しめるということです。

何カ国も渡り歩く場合、現地ごとで格安プリペイドnanoSIMを用意して、臨機応変に入れ替えるということも可能でしょう。

グローバルな活動をする方や旅行好きの方は香港版iPhoneにメリットあり!

香港版(中国版)iPhoneは、このように独特のメリットをもっていますから、この特徴がピッタリと使いこなせる方にはおすすめです。

購入価格は数万円単位で割高になってしまいますが、その分を回収するに十分な金銭的メリットがありますので、一度考えてみると良いかもしれません。

iPhoneの海外版と国内版の違いとは!

では、一般的に海外版iPhoneは国内版とどう違うのか?

結論としては、国内版iPhoneは日本での対応周波数の面や、日本の通信手段として合法であるという技適マーク(国内合法マーク)が付いていることから利用メリットが多いと言えます。

本体スペックとしては国内版を選ぶ方が無難!

海外版と国内版のiPhoneを比較すると、香港版のケースを除けば圧倒的に国内版に利用メリットがあります。

まず価格ですが、先にも述べた通りどちらも大きな差がありません。

海外版は輸入コストの分割高になる傾向があります。

また、docomo・au・SoftBankの本体割引プランや分割プランを利用した方が、ずっと購入しやすくなります。

次にSIMですが、国内キャリやモバイルサービスが格安のSIMフリープランを提供するようになり、わざわざ海外版を購入する必要がないのも現状でしょう。

海外版・国内版iPhoneの対応周波数が違う点に要注意!

iPhoneは販売元が違うと、対応できる周波数帯や通信方システムに違いが出てきます。

たとえSIMフリーを利用しても、モデルによっては対応していない地域が出てきます。

特に日本はCDMA対応でないと使えません。

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海外版にはGSMのものもあって、それですと国内で使えないという問題が生じます。

このような互換性も考えるならば、本体は国内版が安心できるでしょう。

国内版iPhoneなら海外へ持って行っても安心して使える!

国内のApple Storeが販売しているiPhone本体とフリーSIMは、すべて幅広い対応周波数が備わっていて、どの国でも使いやすいというメリットがあります。

もし海外SIMが心配という方は、ポケットWiFiなどを持っていけば不便がありません。

なお、冒頭でも取り上げましたが、海外で通話量が多くなる方は、ちょっと香港版iPhoneの購入も考えてみてください。

今や、世界を舞台に活動をする方が増えています。

生活の重要なアイテムであるiPhoneを、もっとご自分にあった形で利用するのは賢いやり方ではないでしょうか?

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