IIJmio

IIJmioのメリット・デメリット!2年以上利用している筆者が解説

IIJmio(アイアイジェイミオ)は2012年からサービスを続けている老舗の格安SIMです。

長期間に渡って安定したサービスを続けており、信頼性の高さは格安SIMの中でもトップクラス。

最大10枚のSIMカードで容量をシェアできるのも魅力です。

今回はそんなIIJmioを2年以上使っている筆者が、IIJmioのメリット・デメリットをまとめました。

IIJmioの契約を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

IIJmioのメリット

IIJmio(みおふぉん)

まずはIIJmioのメリットからチェックしていきます。

  • 信頼性が高く安心して利用できる
  • 新端末やiOSの動作確認が早い
  • 最大10枚のSIMカードで容量をシェアできる
  • 家族間の通話料も安くなる
  • 端末セットが安い
  • 速度切り替えが可能
  • 光回線とセットで月額料金が660円(税込)引き
  • エコプランでデータ通信量にばらつきがある人もお得
  • eSIMに対応している

信頼性が高く安心して利用できる

IIJmioは信頼性が高く、安心して利用できるのが大きなメリットです。

運営元であるIIJは日本で最初に商用のインターネット接続サービスを開始したことで知られており、もともと信頼性が高いと言われていました。

そんなIIJが手掛けるIIJmioは、格安SIMが一般的になる前の2012年ごろからサービスを続けている老舗です。

長年に渡って安定した運営をしており、信頼性が高さは格安SIMの中でも一番です。

筆者はIIJmioを2年以上利用していますが、大きなトラブルはなく安定して利用できています。

今やスマホは生活に欠かせないインフラとなっており、安心して使えるのはとても重要です。

新端末やiOSの動作確認が早い

IIJmioは新しい端末やOSの動作確認が早いです。

新しいスマホが発売する際やiOSの新しいバージョンが登場するときはいち早く動作確認を行い、結果を公表しています。

他の格安SIMでも動作確認は行われますが、1週間前後はかかることが多いです。

IIJmioは早い時だと端末が発売する前や、アップデート当日には動作確認がされています。

新しい端末やiOSも安心して使うことが可能です。

さきほど「信頼性の高さ」を紹介しましたが、こういった情報公開の早さも信頼性の高さにつながっています。

IIJmioは公式Twitterで動作確認結果をはじめとする有益な情報をたくさんツイートしています。IIJmioを利用するなら公式Twitterのフォローをおすすめします。

最大10枚のSIMカードで容量をシェアできる

IIJmioは複数のSIMカードで容量をシェア可能です。
シェア可能な枚数および料金はプランによって決まっています。

プラン シェアできるSIM枚数 追加SIM利用料※
ミニマムスタートプラン
ライトスタートプラン
最大2枚 440円(税込)/月
ファミリーシェアプラン 最大10枚
(音声通話SIMは5枚まで)
3枚目まで:無料
4枚目以降:440円(税込)

※タイプDのSMS付きデータSIMは+154円(税込)、タイプD/Aの音声通話SIMは+770円(税込)

12GBのデータ通信量を使えるファミリーシェアプランは最大10枚のSIMカードでシェアできます(音声通話SIMは5枚まで)。

これだけの枚数でシェアできる格安SIMは他にありません。

しかも、ファミリーシェアプランの3枚目までは追加SIM利用料をかけずに追加可能です。

SMSまたは音声通話機能を使う場合は追加料がかかりますが、それを考慮しても他社より安いと言えます。

例として、家族3人で合計12GB(夫婦3GBずつ、子供6GB)のデータ通信量を使うと仮定し、

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  1. それぞれが単独でIIJmioを契約
  2. ファミリーシェアプランを3人でシェア

の2パターンで月額料金にどれくらい差が出るかをシミュレーションしました。

契約方法 月額料金 内訳
それぞれが単独で契約 5,962円(税込) ミニマムスタートプラン1,760円(税込)×2=3,520円(税込)
ライトスタートプラン2,442円(税込)
ファミリーシェアプランを3人でシェア 5,126円(税込) ファミリーシェアプラン3,586円(税込)
シェアSIM770円(税込)×2

ファミリーシェアプランのほうが月額880円(税込)ほど安くなります。
1年間に換算すると7,700円(税込)の差です。

家族、とくに2~5人で格安SIMを使う場合は容量をシェアすると月額料金が安くなりますよ。

家族間の通話料も安くなる

IIJmioを家族で使うと、月額料金だけでなく通話料も安くなります。

通常の通話料は22円(税込)/30秒です。

同一IDで契約しているIIJmioの音声通話SIM同士なら、この通話料が20%引きされて17円(税込)/30秒になります。

さらに、通話料が半額になるIIJmio専用アプリ「みおふぉんダイアル」を併用すると8円(税込)/30秒で通話可能です。

通常時と比べて60%も割引されます。
かなりお得ですね。

また、IIJmioでは1回3分もしくは10分までの通話が何度でも無料になる「かけ放題オプション」が用意されています。

家族間の場合は月額料金そのままでかけ放題オプションが適用される時間が以下の通りに増加します。

  • 3分かけ放題(月額660円(税込)):月額料金そのままに10分かけ放題に延長
  • 10分かけ放題(月額913円(税込)):月額料金そのままに30分かけ放題に延長

10分かけ放題の場合、月額料金はそのままで1回30分まで通話が無料になります。

家族間の通話料が安くなる仕組みがあるのはIIJmioだけです。

最近ではLINEの無料通話を利用する人も増えていますが、家族とだけは電話をするという人も多いと思います。

そのような人はIIJmioにすると通話料を節約可能です。

端末セットが安い

IIJmioは端末とSIMカードのセットも取り扱っています。
種類が非常に豊富で、しかも価格が安いです。

ネット通販や他の格安SIMより5,000円近く安いこともよくあります。
格安SIMへの乗り換えを機に、スマホ本体も新しくしたい人におすすめです。

また、IIJmioでは端末代がもっと安くなったり、ギフト券がもらえたりするセール・キャンペーンも頻繁に実施しています。

筆者も先日SIMフリースマホ「OPPO Reno A」をIIJmioで追加購入しましたが、その際は10,000円もの割引でした。

IIJmioで端末セットを買うなら、まずキャンペーンをチェックしてくださいね。

IIJmioは端末セットが安い分、在庫がなくなりやすいです。とくにセール中は即日完売になることも多いので、欲しいスマホは早めに購入しましょう。

速度切り替えが可能

IIJmioは速度切り替えに対応しています。

速度切り替えは任意のタイミングで高速通信と低速通信を切り替えられる機能です。

低速通信にするとデータ通信量を一切消費しなくなります。

低速通信中は最大速度が200kbpsに制限されますが、IIJmioは低速でも読み込みの最初だけ高速通信が使える「バースト転送」に対応しています。

バースト転送のおかげで、SNSや音楽ストリーミング、地図アプリくらいなら低速でも利用可能です。

実際に筆者は低速通信で音楽ストリーミング(Apple Music)をよく使っています。

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最初の読み込みこそ少し時間がかかりますが、一度再生されると途中で止まることなくスムーズに再生されるのでストレスはありません。

IIJmioでは速度切り替え用の専用アプリも用意されており、いつでもワンタッチで切り替え可能です。

光回線とセットで月額料金が660円(税込)引き

IIJmioを運営するIIJは「IIJmioひかり」という光回線サービスも提供しています。

IIJmioとIIJmioひかりをセットで契約すると「mio割」が適用され、合計の月額料金が660円(税込)割引されます。

他社のセット割と違い、申し込みは不要です。
IIJmioひかりとIIJmioを契約すると自動的に適用されます。

自宅のインターネットがIIJmioなら、スマホもIIJmioにまとめるのがおすすめです。

エコプランでデータ通信量にばらつきがある人もお得

IIJmioではデータ通信量にばらつきがある人向けの「エコプラン」という特殊なプランも用意されています。

通常のプランは「3GB/1,760円(税込)」といったように利用できるデータ通信量と月額料金が固定です。

対して、エコプランは余ったデータ通信量0.5GBにつき110円(税込)の月額料金割引を受けられます。

感覚的にはデータ通信量を使えば使うほど月額料金が高くなる「従量課金制プラン」に近いです。

エコプランには3GBまで使える「エコプランミニマム」と7GBまで使える「エコプランスタンダード」の2種類があります。

両プランの月額料金は以下の通りです。

SIMタイプ 月額料金(ミニマム) 月額料金(スタンダード)
SMS機能付きSIM 550円(税込)~990円(税込) 550円(税込)~1,870円(税込)
音声通話SIM 1,320円(税込)~1,760円(税込) 1,320円(税込)~2,640円(税込)

例えばエコプランミニマムの音声通話SIMの月額料金は最大1,760円(税込)です。

1GBしか使わなかった場合は2GB余っているため110円(税込)×4=440円(税込)割引され、1,320円(税込)となります。

エコプランは毎月のデータ通信量にばらつきがある人におすすめです。

例えば「普段は1GBで済むが出張の時だけ2.5GB使う」という人がいるとします。

通常のミニマムスタートプランの場合は常に3GBの月額料金1,760円(税込)を支払います。
余ったデータ通信量は繰り越されるとはいえ、1GBしか使わなかった月は少しもったいないですね。

一方、エコプランなら普段は1GBしか使わないので1,320円(税込)で済み、2.5GB使ったときだけ1,650円(税込)支払います。

データ通信量にばらつきがある人でも無駄なく利用できるのがエコプランの魅力です。

ただし、エコプランが利用できるのはau回線のタイプAのみで、タイプDは利用できません。

また、契約は端末とのセットのみとなり、SIMだけの契約はできません。

エコプランはIIJmioのキャンペーンの対象外になることも多いです。申し込みの際はキャンペーンもしっかりチェックしましょう。

eSIMに対応している

IIJmioは物理的なSIMカードなしでSIM契約ができる「eSIM」に対応しています。

2020年2月時点では、国内の携帯電話会社でeSIMが使えるのはIIJmioのみです。
ドコモやauといった大手キャリアでもまだ使えません。

eSIMはとにかく簡単に契約できるのが特徴です。
申し込みページからeSIMを申し込むだけですぐに使えます。

通常のSIMのように到着するのを待つ必要も、SIMカードを入れ替える必要もありません。

格安SIMを試したい人や大手キャリアと併用したい人、一時的にデータ通信を追加で使いたい人などにおすすめです。

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ただし、2020年2月時点では使える機種が限られています。

  • iPhone:XR/XS/XS Max/11/11 Pro/11 Pro Max
  • Android:Google Pixel 4

eSIM自体が日本ではまだ一般的でないため、eSIM機能を搭載したスマホが非常に少ないです。

今後eSIMが普及すれば、対応機種も自然と増えてくるでしょう。

また、eSIMで利用できるプランはデータ通信専用SIMの6GBだけです。
3GB/12GBプランや音声通話SIMは利用できません。

IIJmioのデメリット

IIJmio(みおふぉん)

続いて、IIJmioのデメリットを見ていきましょう。

  • お昼と夕方は通信速度が遅い
  • 低速通信にも直近3日間の速度制限あり
  • プラン数は3つのみ
  • キャリアメールが使えない
  • LINEのID検索ができない
  • 専門ショップがない

お昼と夕方は通信速度が遅い

IIJmioは平日お昼と夕方は通信速度が遅いです。

平日お昼と夕方はスマホを使う人が多くなるため、回線が混雑して通信速度が低下します。

とくにお昼はスマホを使う上で最低限必要な速度でもある1Mbpsを下回ることが多いです。

筆者は外出先ではSNSやブラウジングなど軽い用途がメインですが、それでもお昼の時間帯はストレスが溜まります。

この時間帯にスマホをよく使う人は要注意です。

IIJmioの通信速度については以下の記事も参考にしてください。

IIJmioの通信速度は遅い?実際に計測してみたIIJmio(アイアイジェイミオ)を使う際に気になるのが通信速度です。 一般的に格安SIMは大手キャリアよりも速度が遅いと言われて...
お昼や夕方に遅くなるのはIIJmioだけでなく格安SIM共通の悩みの種です。どうしても速度低下が嫌な人はUQモバイルかワイモバイルを選びましょう。

低速通信にも直近3日間の速度制限あり

IIJmioはいつでも低速と高速の切り替えができ、しかも低速通信の品質も良いとメリットの部分で触れました。

ただし、IIJmioでは低速通信を直近3日間で366MB以上使うと一時的に速度制限がかかります。

通常でも低速通信は200kbpsと遅いため、そこに制限がかかると遅すぎて使い物になりません。

低速通信中はデータ通信量を消費しませんが、だからと言って使いすぎないように気を付けてください。

なお、低速通信が制限されても高速通信は制限されません。
データ通信量が残っているなら、高速通信は通常通り利用可能です。

タイプAは直近3日間で6GB以上使っても制限がかかる

ちなみに、au回線のタイプAは高速/低速に関係なく直近3日間で6GB以上使うと一時的に速度制限がかります。

こちらは低速通信の制限と違い高速通信も制限がかかるため要注意です。

とは言え、実際には3日間で6GBも使うことはほぼないと思います。

3GB/6GBのプランだとデータ通信量を使い切ることになりますし、ファミリーシェアプランでも半分のデータ通信量を3日で使う計算です。

テザリングを利用してパソコンの大容量ファイルをダウンロードするなど、極端な使い方をしない限りは3日で6GBも使わないでしょう。

速度制限があることは覚えておいたほうが良いですが、そこまで神経質になる必要もありません。

直近3日間の制限は回線を提供するauによるものです。UQモバイルやmineo(Aプラン)など、au回線を利用する他の格安SIMにも同じ制限があります。

プラン数は3つのみ

IIJmioは料金プランが3つしかありません。

  • ミニマムスタートプラン(3GB)
  • ライトスタートプラン(6GB)
  • ファミリーシェアプラン(12GB)

選択肢が少なく、1GBプランや10GBプランを使いたい人にはちょうどいいプランがありません。

よく言えばシンプルで分かりやすいのですが、もう少し細かく用意してくれた方が選びやすいですね。

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筆者は外出先でデータ通信をあまり使わないので、1GBで十分足ります。
しかし、IIJmioには1GBプランがありません。

仕方がなくミニマムスタートプランを使っていますが、毎月たくさんデータ通信量が残ってしまうので少しもったいないです。

なお、12GB以上の容量については「データオプション」で実現できます。

  • データオプション20GB:3,410円(税込)
  • データオプション30GB:5,500円(税込)

データオプションはプランごとに決められているデータ通信量に20GBまたは30GBの容量を追加するオプションです。

一度オプションに加入すれば、毎月自動的に容量が付与されます。

例えばファミリーシェアプランを契約している人がデータオプション30GBに加入すると毎月42GBのデータ通信量を利用可能です。

20GBと30GBの両方に加入して50GBのデータ通信量を追加することもできます。

1~2GBプランはエコプランで代用できますが、使いすぎて思っていたより料金が高くなる可能性もあります。

キャリアメールが使えない

IIJmioでは「キャリアメール」が使えません。

キャリアメールとは、大手キャリアが提供しているメールサービスのことです。
例えばドコモユーザーは「@docomo.ne.jp」というメールアドレスが使えますね。

キャリアメールは大手キャリアのサービスなので、格安SIMであるIIJmioでは使えません。

IIJmioでメールを使う場合はGmailなどの「フリーメール」で代用するのがおすすめです。

フリーメールは無料で利用できますし、キャリアの契約とは関係なく使い続けられます。

仮にIIJmioを解約して別のキャリアに移ることになっても、フリーメールはそのまま利用可能です。

LINEのID検索ができない

IIJmioではLINEのID検索ができません。

ID検索をするには年齢確認が必要です。

しかし、LINEの年齢確認は大手キャリアのシステムを通さないといけないため、格安SIMではできなくなっています。

格安SIMでID検索(年齢確認)ができるのはLINEモバイルのみです。

友だち追加はID検索以外の方法で代用できますが、どうしてもID検索を使いたい人はLINEモバイルも検討しましょう。

すでに年齢確認をしているスマホでIIJmioを使う場合は、そのままID検索が可能です。

専門ショップがない

IIJmioには専門ショップがありません。

家電量販店や携帯ショップでは取り扱いがあり、店舗で契約することは可能です。

しかし、契約後の相談や修理受付といった手厚いサポートは受けられません。
IIJmioのサポートは電話やメールがメインです。

対面によるサポートを受けたい場合は専門ショップが用意されているUQモバイルや楽天モバイルを検討しましょう。

IIJmioのメリット・デメリットまとめ

IIJmio(みおふぉん)

以上、IIJmioのメリットとデメリットをまとめました。

IIJmioのメリットは以下の通りです。

  • 信頼性が高く安心して利用できる
  • 新端末やiOSの動作確認が早い
  • 最大10枚のSIMカードで容量をシェアできる
  • 家族間の通話料も安くなる
  • 端末セットが安い
  • 速度切り替えが可能
  • 光回線とセットで月額料金が660円(税込)引き
  • エコプランでデータ通信量にばらつきがある人もお得
  • eSIMに対応している

IIJmioは最大10枚のSIMカードで容量をシェアできます。
容量シェアができる格安SIMは他にもありますが、10枚という枚数はIIJmioだけです。

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家族で格安SIMに乗り換える場合、IIJmioにするとスマホ代を大幅に抑えられます。
ついでに家族間の通話料も安いです。

また、IIJmioは信頼性が高く安心して使えるのも魅力の1つ。
初めて格安SIMを利用する人にもおすすめです。

IIJmioにはたくさんのメリットがある一方で、以下のようなデメリットもありました。

  • お昼と夕方は通信速度が遅い
  • 低速通信にも直近3日間の速度制限あり
  • プラン数は3つのみ
  • キャリアメールが使えない
  • LINEのID検索ができない
  • 専門ショップがない

IIJmioのデメリットで気を付けたいのは通信速度です。

回線が混雑する平日お昼や夕方は通信速度が遅くなります。

上記の時間帯にスマホをよく使う人は要注意です。

また、IIJmioは低速通信を直近3日間で366MB以上使うと追加で速度制限がかかります。

速度切り替えとバースト転送に対応しているため低速通信の使い勝手が良いですが、使いすぎには気を付けましょう。

【公式】IIJmio

ABOUT ME
吾妻 和希
格安SIM・スマホが好きなライター。学生時代に節約のため格安SIMを使い始めました。格安SIM歴は6年を越え、その経験を生かしてスマホライターとして活動中。
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