2019年9月にiPhone 11がリリースされ、大きく進化した次世代iPhoneとして世界中で大人気を博しています。
同時に前世代のiPhone Xシリーズなどの人気機種が、続々と中古市場へと流れ込み始めているという話もあります。
今iPhoneの買い替えを考えているアナタ、ご自分のiPhoneの中古価格はどうなっているか?
その辺のところが、もっとも気になっていることでしょう。
今回は、2019年11月現在をもとに、買取相場の推移などを踏まえてチェックしてみましょう。
目次
iPhone 11がデビューして、全世代のiPhoneの買取相場はどうなっているのか?
iPhoneが世界にリリースされたのが2007年1月9日、Macworld Expo 2007で華々しくデビューを飾ったのは、まだ皆さんの記憶に残っていることでしょう。
それからの10年余りで、続々とニューモデルが発表され、2019年の夏には4K対応で、手振れ補正の撮影機能をもつ高画質カメラを搭載したiPhone 11が登場しています。
これで17モデルのiPhoneが世で使われていることになりますが、それぞれの中古ニーズも気になるところです。
では、最近のモデルから具体的に中古価格の相場を確認してみます。
2年落ち以内のiPhone Xシリーズの買取価格の相場は4万円~
iPhone Xが登場したのが2017年9月、iPhone 11の2年前のモデルですから、古いものですと2年落ちの査定になります。
エントリー機種のキャリーモデル・64GBが4万円以上の買取相場となっていて、SIMフリーモデルなら20%高い5万円からの買取となります。
ちなみに、このSIMフリーは新品で10万円強ですから、50%ぐらいの査定率がキープされている感じです。
同年度にリリースされたiPhone 8の64GB・SIMフリーモデルの買取相場が、一般的に25,000円ぐらいからとなっています。
新品価格が5.5万円からですので、こちらの査定率は45%ほどまで落ちています。
つまり、iPhone Xシリーズの査定率は比較的に高く、スペック的に落ちるiPhone 8シリーズは低目の相場だと言えるでしょう。
とくに今後は、3年落ち・4年落ちと古くなるにつれてより下落率が加速するのでご注意ください。
1年落ちのiPhone XS Maxの買取価格の相場は8万円~
iPhone XS Maxは2018年9月リリースで、現時点で1年落ちモデルと言えます。
最上級グレード512GBのSIMフリーの買取相場は、8万円弱から15万円といったレベルです。
新品価格が10万円からということで、こちらは70%以上の査定率をキープしている感じです。
とくに512GBのSIMフリーの買取相場は高く、最低でも10万円ぐらいで、査定率も75%を超えているので売るなら狙い目でしょう。
こちらは品薄のモデルですから、もうしばらくは高買取額をキープすると見られています。
3年落ちのiPhone 7の買取相場は1万円~
2016年にリリーされたiPhone 7シリーズは、32GBと128GBと256GBの3グレードあります。
3年間以上使用した32GBのSIMフリーだと、買取相場が10,000~15,000円ほどと安くなります。
査定率にしますと、20%あたりまで落ちていく計算です。
2014年リリースのiPhone 6シリーズになりますと、5年落ちということで買取相場が5,000円前後になります。
新品価格からの査定率は10%前後まで落ちます。
もちろん、グレードや状態によって1万円を超えるケースはいくらでもありますが、日常的に使用していたモノですと5,000円レベルになると思っておいてください。
iPhoneの買取相場の推移が極端な理由は?
先にご紹介しました通り、1年落ちのiPhone XS Maxの512GBで75%の査定率、5年落ちのiPhone 6の32GBでは10%と、査定率に7倍以上も価格推移があることが分かるでしょう。
この買取価格の推移の最大の原因として、次のポイントを挙げることができるでしょう。
iPhoneのフルモデルチェンジは非常に速い
iPhone 5やiPhone 6シリーズまでは、2年毎のフルモデルチェンジを行ってきました。
その間でマイナーチェンジのグレードを発表していて、非常にモデルチェンジのサイクルが早いのです。
しかも7シリーズ以降は1年毎のフルモデルチェンジ、絶えず新機種が世間に出回る戦略を実践しています。
中古ニーズはすぐに新しいiPhoneへ移ってしまいますから、古いモデルになるほど在庫が貯まっていく感じになっています。
これが年式による査定率の下落を生んでいる原因です。
ヘビーユーザーのiPhoneは買取価格が低下しやすい
所有者の方の使用状態が原因で、一般的な買取相場より安い額で定が付く場合もあります。
今のスマホユーザーの方々は、四六時中もスマホを手放さずに使用しているケースが多く、それだけ状態が劣化・低下してしまいがちです。
画面のキズや画面割れ、本体の色褪せやなどからくる使用感と、バッテリーやタッチ操作機能などの劣化で、大きく買取額が下がってしまうケースがほとんどです。
普段使いしている方で、新古のような状態であることの方がずっと少ないので、平均相場がガクッと下がってしまうのが現状でしょう。
買取店によって価格差が出てくる
買取専門業者だといっても、取り扱っている商品もマチマチですし、得意な商品もあれば、不得意な商品もあります。
iPhoneの転売に有利な販路を確保していない買取業者では、得てして買取額も低くなりがちです。
つまり、買取先のお店やサイト選びが重要になってきます。
買取を申し込む前に充分な下調べをすることと、実際に複数の買取業者で無料査定をしてもらうのが成功のコツです。
iPhoneを高額買取させるコツ!
iPhoneは中古であっても、それなりに利用価値のあるアイテムです。
中古価格も数万円になりますから、けっして安売りしないように注意したいところでしょう。
そのためには、いくつかのコツがありますのでご確認しておいてください。
一括買取サイトで複数の査定額をチェック
ネット上には『一括買取サイト』というサービスがたくさんあります。
iPhoneを専門に扱っている大手の買取業者から個人レベルの買取業者まで、10社前後の業者が付けた買取予定価格をチェックすることができます。
その中から、価格の良い業者を2~5社選んで、実際に無料買取査定を申し込むのがおすすめです。
この際に、価格競争をさせるように交渉るので、そのメリットを活かして高額買取を実現させましょう。
しっかりと掃除をして使用感や古さが出ないようにしよう
毎日使っているスマホの場合、USBのジャック部分などに汚れが貯まっていたり、画面に油膜が張っていたりしがちです。
また画面カバーのシールが古くなっていても見栄えが悪くなりますので要注意です。
そこで綿棒などを使って、徹底的に掃除をしましょう。
古くなったシールも可能な限りキレイにしておきましょう。
ただし、剥してしまわない方が良いです。
先方に届くまでの保護として付けたままにしておきましょう。
付属品やケース、取説・保証書は揃えておこう
購入時に着いていた付属品は全て一緒に買取に出しましょう。
特にケースと保証書は大事です。
また、後付けしたオプションパーツも一緒に買取に出すとプラス査定になります。
画面割れや機能の劣化、外観はそのままで査定してもらおう
壊れているところを修理して出す方がいますが、買取額に修理費用以上の上乗せにはなりませんのでご注意ください。
画面割れがあっても、機能の一部に劣化があっても、そのまま買取ってもらった方がトータルでおトクになります。
買取価格の相場を知ってiPhoneを一番高く売ろう!
以上がiPhoneに関する買取情報です。
将来、ご自分のiPhoneの買取を考えている方は、普段の使い方やメンテナンスなども含めて、丁寧に使っておくとよいでしょう。
せっかくですから、1円でも高く買い取ってもらうように工夫してみてください。
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