Wi-Fi

iPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてネットにつながらない!対処法をチェック!

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自宅でもオフィスでもWi-Fiが使える環境であれば、やはりWi-Fiにつなげたいものです。

モバイル回線でインターネットに接続することもできますが、やはりデータ容量を消費してしまうので、使わずに済むのであれば越したことはありません。

しかし、Wi-Fiに接続しようとしても、表示がグレーになってつながらないという事態になることがあります。

パスワードは正しいのに、何回接続を試してもつながらないとなると困ってしまいます。

こうした状況を「グレーアウト」と言いますが、どうしてこうしたトラブルが生じてしまうのかを確認してみましょう。

その上で、どのようにグレーアウトに対処できるかをチェックして、Wi-Fiをつなげられるようにしましょう。

なぜiPhoneのWi-Fiがグレーアウトしてしまうのか?

iPhoneがグレーアウトしてしまう理由として、いくつかのトラブルが考えられます。

それぞれの理由で対処法が変わってくることがありますし、そもそも対応するのが難しくなってしまうこともあります。

考えられる原因をチェックしてみましょう。

パーツ自体の不具合

iPhoneのパーツ自体が故障していたり、不具合を起こしていたりすることがあります。

たとえば、Wi-Fi電波を受信するパーツが故障していると、電波を拾えなくなりますのでいくら試してもつながることはありません。

もしパーツが完全に故障しているというケースでは、パーツごと交換するなど物理的な修理が必要となることがほとんどです。

一方で、単に不具合を起こしていることもあります。

たとえば、iPhoneを直射日光の当たるところに置いていたため、本体の温度が上がってしまっているというケースです。

パーツは熱を持つと正常に動作しなくなることが多いので、一時的に機能がダウンしてしまっている可能性があります。

その場合は、しばらく放置して熱が下がるのを待てば、再び接続できるようになります。

もちろん、熱によってパーツが故障してしまう危険もあり、その場合はやはり交換修理といった対応が必要となります。

iPhoneのシステムの不具合

物理的なパーツ自体は問題がないものの、それを動かすシステムが不具合を起こしていることもあります。

設定を変にいじってしまって、それが原因で接続がうまくできなくなっているというケースです。

また、あまり起こることではありませんが、システムをアップデートしたタイミングで設定が狂ってしまったり、何らかのバグが生じてWi-Fiにつながらなくなってしまったりすることも起こりえます。

特に直近でアップデートがあった場合には、この可能性について考えた方が良いでしょう。

回線システムの不具合

不具合がiPhoneの方ではなく、インターネット回線の方に生じていることも考えられます。

もしくは、Wi-Fiルーターなどの回線を構成する機器に不具合が起こっている可能性もあります。

この場合は、いくらiPhoneの方での対応をしてもつながることがありません。

また、自分だけでなく同じ環境にいる他の人もつながらなくなりますので、分かりやすい原因と言えるでしょう。

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その場合は、インターネット回線のサービス会社に問い合わせて対応してもらうしか方法はありません。

グレーアウトしたらとりあえずやってみると良いこと

あくまでもiPhoneの方にトラブルが起きていると考えられる場合、iPhoneの設定を調整するなどの操作をすることで、グレーアウトを改善できる可能性があります。

簡単にできる三つの方法をとりあえず試してみて、状況が直るかどうかを見てみましょう。

ネットワーク設定のリセット

iPhoneのWi-Fiに接続するための設定、「ネットワーク設定」が合っていないことがありますので、一度リセットしてみましょう。

ネットワーク設定は「設定」のアイコンをタップします。

その中のメニューにある「一般」に行き、いくつか並んでいる項目の一番下にある「リセット」をタップします。

すると、いくつからのメニューが出てきますので、その中の「ネットワーク設定をリセット」を選びます。

赤く警告のような形でもう一度「ネットワーク設定をリセット」という表示が出てきますので、それをタップすればリセットが行われます。

少し作業が終わるまで待って完了です。

リセットが終了すると自動的に近くのWi-Fi電波などを拾って、使える環境を確認します。

接続したいWi-Fiを選んで、再びパスワードを入力してつながるかどうかを試してみましょう。

電源オフとオン

ネットワーク設定のリセットでも接続できない場合、iPhoneの電源を入れ直してみましょう。

ずっと電源のオンオフをせずに使っていると、何らかの理由で調子が悪くなってしまうことがあります。

そこで電源を入れ直すことで問題の改善を目指します。

方法はとても簡単で、本体の側面についている電源ボタンを長押しして電源を切ります。

画面が暗くなって電源が落ちたのを確認して、少ししてからまた電源ボタンを押して電源を入れます。

その後、Wi-Fiが自動的に接続されるか、もしくはWi-Fiの接続を設定してつながるかどうかをチェックしてみましょう。

再起動

電源オフとオンでも駄目という場合は、強制的な再起動を試してみます。

電源の入れ直しと再起動では異なるプロセスを踏むため、設定が正常に戻ってトラブルが解消することもあるからです。

この方法も簡単ですので、すぐに試せます。

電源ボタンとホームボタンを一緒に長押しします。

数秒間その状態をキープしていると、画面が暗くなってからアップルのロゴマークが表示されます。

これで再起動がなされますので、通常の画面に戻るまでしばらく待ちましょう。

ホームボタンがない機種を含め、iPhone 7より新しい機種の場合は、違う仕方で再起動をします。

音量を上げるボタンを押して、すぐに指を離します。

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すぐに今度は音量を下げるボタンを押します。

そして、電源ボタンを10秒くらい押し続けます。

この作業で強制的な再起動ができます。

まだ直らない時にさらにやるべきこと

上記のようなすぐにできる対処法をまず試してみて、それでもグレーアウトが直らないという時は、さらなる段階に進みます。

こうした対応策は、作業時間が長くなったり、iPhoneの中に入っているデータが消去されてしまったりします。

そのため、ある程度時間的な余裕を持って行うようにしましょう。

本体のリセット

iPhoneを購入時の状態に戻すために、すべてをリセットします。

当然、これをすると現在入っているすべてのデータが消去されてしまいますので、バックアップをしておく必要があります。

バックアップについては後述しますので、そこで確認しましょう。

本体のリセット方法としては、まず「設定」メニューを開いて「一般」をタップします。

そして、いくつかある項目の中の一番下の「リセット」というところを選びます。

すると、「すべてのコンテンツと設定を消去」という項目が出てきます。

ここをタップして、次に表示される赤い「すべてのコンテンツと設定を消去」というテキストを同じようにタップします。

これでリセットが行われます。

作業には多少の時間がかかりますので、完全に作業が終わって初期設定の画面が表示されるまで待ちましょう。

その後、すべての設定をやり直します。

Wi-Fiの接続情報も消去されていますので、最初の段階でIDとパスワードを入力して接続を試してみます。

リカバリーモードを試す

ここまでやっても駄目という場合は、リカバリーモードという操作を試してみましょう。

この方法は、iPhoneだけでは行うことができずパソコンが必要です。

もし、パソコンがないのであれば修理センターなどに依頼することになります。

その作業の流れとしては、iTunesをパソコンにインストールする、すでに入っているのであれば最新のバージョンになっていることを確認することから始めます。

そして、iTunesを閉じた状態でiPhoneをケーブル接続します。

すると、自動的にiTunesが開くことが多いですが、もし開かないようであればアイコンをクリックして開きましょう。

そのiTunesの画面上で、iPhone本体の強制再起動を行います。

iPhoneをiTunesに接続する手順については、iPhoneの機種によってやり方に多少の違いがありますので、確認の上で試してみましょう。

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また、どの機種であっても、リカバリーモードを実行すると、iPhone本体のデータや設定はすべて消去されます。

本体のリセットと同じように、事前にバックアップを取っておくことが求められます。

iPhone 8以降の場合のリカバリーモード

音量を上げるボタンを押します。

すぐに離した後で、今度は音量を下げるボタンを押します。

やはりすぐに離して、すぐに電源ボタンを押し続けます。

画面に「iTunesに接続」という表示が出てくるはずですので、それが出るまで長押しを続けましょう。

iPhone 7の場合のリカバリーモード

iPhone 7シリーズ(iPhone 7 plusも含む)では、音量を下げるボタンと押しながら同時に電源ボタンも押します。

そのままの状態をキープして、画面に「iTunesに接続」と表示されるまで待ちましょう。

iPhone 6sより古い場合のリカバリーモード

電源ボタンをホームボタンを一緒に押して、そのまま待ちます。

すると「iTunesに接続」という表示が画面上に出てきますので、その時点でボタンから指を離します。

このように、機種によって違いがありますが、最終的にiTunesに接続できたら次の行程に進みます。

iTunesに接続後のリカバリーモードの進め方

iTunesの画面上に「アップデート」や「復元」というメニューが表示されます。

この表示が出るまでには多少の時間がかかることもありますので、そのままの状態で待ちましょう。

そのうちの「アップデート」というメニューを選んでクリックします。

すると、自動的にiOSがiTunesのコントロール下において再インストールを始めます。

再インストールが終了するまでは少なくても数分かかりますので、その画面のまま待機します。

ソフトウエアのダウンロードが終了すると、リカバリーモードへと進んでいきます。

やはりこの工程にも時間がかかりますので、特に何らかの画面上の指示がない限りはそのままで待っていましょう。

リカバリーモードが終わったら、パソコンからiPhoneを外してWi-Fi設定を含む初期設定を行います。

DFUモードを行う

基本的にはリカバリーモードが、個人でできる最終手段です。

しかし、それでもグレーアウトが直らない状態で、他の手段を試してみたいということであれば、DFUモードという特殊な操作をすることもできます。

しかし、この操作はAppleが勧めている方法ではありませんので、自己責任で実行することになります。

そのやり方としては、パソコンに最新バージョンのiTunesがあることを確認して、iTunesを閉じた状態でiPhoneをケーブル接続することから始めます。

そして、iPhoneの電源を本体側の操作でオフにします。

そして、電源ボタンを3秒だけ押します。

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iPhone 8以降の機種であれば、音量を上げるボタンを押して離した後に音量を下げるボタンを押します。

すぐに電源ボタンをまた押し続けて、iTunesに接続されるのを待ちます。

iPhone 7シリーズの場合は、音量を上げるボタンと電源ボタンを長押しして、接続を待ちます。

iPhone 6より古い機種の場合は、ホームボタンと電源ボタンを同時に長押しして、やはり接続まで待ちます。

これでDFUモードが実行されることになります。

iTunes側で強制的に接続と再起動をさせますので、それによって設定がリカバリーされることになります。

作業が終了したら、Wi-Fi設定などをしてインターネットにつながるかどうかを見ましょう。

自分では直せなさそうな時

今まで見てきたように、グレーアウトを改善するいくつかの方法があります。

やれることはすべて実行してみたものの、一向にWi-Fiにつながらない時は自分では直せない可能性が高いです。

リカバリーモードもしくはDFUモードまで実行して駄目だった場合は、修理という手段を考えざるを得ません。

正規サービスプロバイダにて修理

正規サービスプロバイダで相談しましょう。

Apple Storeや家電量販店などに設置されている、正規の修理窓口がすぐに対応してくれます。

修理をすることによって直る、何らかの設定を調整することで改善されるようであれば、その場で手続きをしてくれます。

場合によっては、すぐに本体の交換をしてくれることもあります。

iPhoneの修理は、正規サービスプロバイダでなくてもしてくれるところがあります。

しかし、その修理で純正品でないパーツが使われた場合、その後正規サービスプロバイダでは対応ができなくなりますので注意しましょう。

修理にかかる費用

水没したり落としたりするなど、所有者の行動が原因でない場合、かつiPhone本体やシステムが問題でグレーアウトしている時には、無償で交換してくれます。

ただし、保証期間内と決まっていますので、できるだけ早く持ち込むようにしましょう。

もし、保証期間が過ぎていたり破損が認められたりする場合には、有償となります。

「AppleCare+」という保険サービスに加入している場合は、12,900円(税込)で交換が可能です。

このサービスに加入していないのであれば、それぞれの機種に応じた交換費用がかかります。

いざという時に困らないために

グレーアウトなどの問題が起こると、本体をリセットしたり修理の必要性が出たりします。

こうなるとiPhoneの設定やデータはすべて消去されてしまうことになります。

大事なデータを失わないように、日ごろからバックアップを取る習慣を着けておくと良いでしょう。

iCloudの設定で、データの更新が行われる度にバックアップがなされ、写真や連絡先などのデータだけでなく、インストールしたアプリについても保存されます。

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いざという時に困ることがないように、バックアップ設定はきちんとしておきましょう。

簡単にできことから試してグレーアウトを直そう

Wi-Fiにつながらないグレーアウトが起こると、とても不便です。

その対応策はいくつかありますが、まずは簡単にできるものから順番に試してみましょう。

その後、初めの方法で駄目なら次の方法を試す、という形で進めていきます。

このようにして、できるだけ本体のリセットや店舗への持ち込みなど、より手間のかかる方法を避けることができます。

意外と簡単に調整できることもありますので、慌てずに一つずつ対処法を実行することが大事です。

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