iPhoneが自宅のWi-Fiに繋がらない原因はいろいろ考えられます。
お使いの携帯電話に何らかの問題があるのかもしれませんし、iPhoneやiPadが特定のルーターに接続できないのかもしれません。
または、さまざまな要因が重なって、問題の解決を難しくしている可能性もあります。
目次
自宅でiPhoneのWi-Fiが繋がらない11の原因と解決法
iPhoneそのものの再起動
Wi-FiがiPhoneに接続できないとき、誰もがまず一番に試してみるべき簡単なトラブルシューティングは、「iPhoneを再起動する」ことです。
接続に関するちょっとした問題なら、端末を再起動するだけで解決することもあります。
iPhoneやiPadといった端末を再起動して、Wi-Fiのサインが表示され、信号をキャッチしているかどうかを確認することができます。
この方法を使えば、iPhoneから破損したネットワークデータを除去することができるので、多くの場合、この方法で問題を解決することができます。
もしiPhoneのWi-Fiの再起動方法が分からない場合は、以下のステップに従って再起動してみてください。
なお、この手順は、iPhone Xおよびそれ以降に発売されたモデルに適用されます。
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STEP1iPhoneにはサイドボタンがあります。そのボタンを押して、「電源オフ」の通知が表示されるまで押し続けます。すると、iPhoneにスライダーが表示されます。それをスライドさせると、デバイスの電源が切れます。
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STEP2電源が切れたら30秒ほど待ちます。
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STEP3サイドボタンを長押しして、先ほどと同じ手順でデバイスをオンにします。
もしiPhone 8 plusなどのバージョンや、それ以前のモデルを使用している場合は、以下の手順で再起動してみてください。
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STEP1お使いのiPhoneには上部に電源ボタンがあります。このボタンを押して、「電源オフ」の通知が表示されるまで押し続けます。
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STEP2「電源オフ」のスライダーをスライドさせて、iPhoneの電源を切ります。
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STEP330秒ほど待ちます。
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STEP4次に、上部ボタンを長押しして、デバイスの電源を入れます。(5)iPhoneの電源が入ったら、「設定」でWi-Fiをオンにします。
この方法でWi-Fiルーターに接続されない場合は、他のオプションを試してみてください。
機内モードのオンオフ切り替え
また、機内モードをオンにしてからオフにして、Wi-Fiがルーターに接続されているかどうかを確認することもできます。
この方法で、iPhoneに繋がっているすべてのネットワークを一旦遮断することができます。
簡単な方法ですので、ぜひ一度試してみましょう。以下の手順で、iPhoneの機内モードをオン/オフ切り替えすることができます。
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STEP1iPhoneのコントロールセンターを開いて、「機内モード 」を選択します。
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STEP2スイッチを 「オン」にするオプションが表示されますので、機内モードをオンにするとすぐに、iPhoneはすべてのネットワークを切断します。
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STEP3数秒待って「機内モード」を今度は「オフ」にして、Wi-Fiがネットワークに接続しているかどうかを確認してください。
この機内モードオンオフを切り替える方法で、ネットワークの接続が復活することもあります。
それでも問題が解決しない場合は、別の方法を試してみてください。
iPhone側のWi-Fiの再起動
Wi-Fiが機能しない理由は、他にも複雑な理由が考えられます。
そのひとつが、iPhoneの接続の不具合でWi-Fiネットワークが切断されている可能性です。
自宅でのWi-Fi使用以外にも、外出時にいろいろな場所でWi-Fiデバイスに接続し、その後その場所を離れることでWi-Fiから切断されるということを繰り返していませんか?
そのような場合、複数のWi-Fiネットワークがトラブルの原因になっている可能性があるので、iPhoneから削除したほうがいいことがあります。
そのために有効なのが、iPhoneのWi-Fiを再起動させることです。
Wi-Fi再起動の方法は以下の通りです。
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STEP1ホーム画面の「設定」をタップすると、利用可能なすべてのネットワークがリストに表示されます。「Wi-Fi」がオン(緑色)になっていることを確認してください。
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STEP2「Wi-Fi」の緑色のボタンをタップしてWi-Fiをオフにしてから、iPhoneを再起動してください。
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STEP3iPhoneを再起動した後、再度「設定」からWi-Fiをオンにします。そして、使いたいWi-Fiに接続します。
公衆Wi-Fiに接続している
公共の場で使える無線LANの中には、接続時にIDやパスワードを入力してから使用するものがあります。
また、利用規約に同意してからでないと接続できないタイプの無線LANもあります。
スターバックスに設置されているタイプのWi-Fiですね。
そのようなタイプのWi-Fiに接続している場合は、ログインしないとネットワークに接続できません。
このような状況に対処するための一番手っ取り早い方法が、Wi-Fiをオフにすることです。
Wi-Fiをオフにするには、iPhoneのコントロールセンターを起動し、Wi-Fiのアイコンをタップしてオフ(灰色)にしましょう。
コントロールセンターを起動するには、iPhone 8以前(ホームボタンがあるiPhone)の場合は画面の下から上に、iPhone X以降のデバイスでは画面の右上から下に向けてスワイプしてください。
オンなら色がブルーに、オフの時は色なしになります。
WiFiの電波が弱い
Wi-Fiの電波が弱い場合にも、インターネット接続に問題が生じることがあります。
多くの人が同時に同じネット回線にアクセスしようとしているか、あるいは通信回線が弱いために、電波が弱くなっている可能性が考えられます。
読み込みに時間がかかったり、ダウンロード途中に接続が切れたりすると、インターネットを閲覧したり、ゲームをしたりするのにストレスが溜まります。
Wi-Fi電波を改善するため、すぐにできることの1つは、ルーターを電波の通りやすい位置に配置してみることです。
ルーターは見た目が悪いので、テレビの裏やボックスの中など、見えにくい場所に隠したいと思う人が多いことでしょう。
とはいえ、ルーターは障害物がなく、アンテナがしっかりと上を向いている状態の方がより良い電波を飛ばしてくれます。
Wi-Fiの電波に問題がある場合は、ぜひルーターを配置する場所を再度考えてみましょう。
「パスワードが正しくありません」と表示される
iPhoneをWi-Fiに接続しようとするときに、何度パスワードを入力しても「パスワードが正しくありません」表示され、インターネットに接続できないことがあります。
そのような場合にはまずはパスワードをもう一度入力してみましょう。
iPhoneのパスワードは大文字と小文字が区別されるため、パスワードを入力するときには注意が必要です。
パスワードが合っているのにおかしい、と感じたときは、もしかすると大文字と小文字、または数字等の入力ミスの可能性があります。
また、Wi-Fiルーターをリセットしたり、誤ってリセットしたりした場合、ネットワークが求めるパスワードがデフォルトの元の値に戻っている可能性があります。
元のパスワードは、通常、ルーターの背面に記載されています。
デフォルトのパスワードは、通常、ランダムな数字と文字の長い文字列であるため、誤ってタイプミスを入力してしまうことがありますので、慎重に入力するようにしましょう。
最新のiOSにアップデートされているか
別の問題として、使用中のiPhoneが最新のiOSにアップデートされていないことが考えられます。
ネットワーク関連の問題を避けるために、アップルでは常に最新のiOSにアップデートすることが勧められています。
アップデートには、自動的にアップーデートされるものと、オプションで手動でのインストールが必要なものとがあります。
また動作に何らかの不具合が生じたときにも、アップルはアップデートを配布します。
もし、長い間iPhoneのiOSをアップデートしていないなら、インターネットが使える環境下でキャリアのアップデートを確認してみましょう。
ネットワーク設定をリセット
上記の方法で接続問題が解決しない場合は、iPhoneのネットワーク設定をリセットする方法を試してみましょう。
ネットワーク設定をリセットすることで、壊れたファイル、APNの設定、不要なBluetooth接続などが含まれる可能性のあるすべてのネットワークをリセットすることができます。
以下は、ネットワーク設定をリセットするための簡単な手順です。
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STEP1iPhoneの「設定」から「一般」オプションを選択します。
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STEP2スクロールダウンして、「リセット」を選択します。
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STEP3画面上に「ネットワーク設定のリセット」オプションが表示されますので、これをタップします。
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STEP4パスワードを入力したら、タップしてリセットを確認します。(iPhoneが設定をリセットするのには多少時間がかかります。)
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STEP5リセットが完了すると、「設定」画面に戻り、「Wi-Fi」メニューに入ります。
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STEP6パスワードを入力して、Wi-Fiをルーターに接続してください。
手動で回線を選択する
また、Wi-Fiにうまく繋がらない原因は、自動的にWi-Fiが選択されて接続していることにあるかもしれません。
この問題を回避するには、自分で特定の回線を選んで接続する方法が有効です。
手動で回線を選択する手順は、「設定」から「Wi-Fi」を選択し、「ほかのネットワークその他」内で必要な情報を入力してください。
Wi-Fi設定でDNSを8.8.8.8に書き換え
DNSを8.8.8.8に書き換えることでWi-Fi接続問題を解決できる場合があります。
自動的に選択されている設定から、別のDNSサーバーに変更することで、ウェブサイトの読み込みが速くなったり、時にはセキュリティが向上したりする可能性もあります。
また、ブロックされたWebサイトにアクセスするためにDNSサーバーを変更するなどの方法もあります。
iPhoneでDNS設定を変更する方法は以下の通りです。
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STEP1iOSデバイスで「設定」を開き「Wi-Fi」をタップします。
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STEP2DNSサーバーを変更したいWi-Fiネットワークの横にあるアイコンiマークをタップし「DNS」へと進みます。手動で既存のDNSサーバーを削除し、任意のDNSサーバーアドレスを入力します。
Wi-Fiを再起動してリフレッシュ
スマートフォンと同様に、無線ルーターやモデムなどのネットワーク機器でも、ファームウェアエラーやシステムに問題が発生することがあります。
このような問題が発生すると、接続されたすべてのデバイスで、インターネットの速度低下や、最悪の場合はインターネットに接続できないなどの問題が生じます。
この問題を解決するには、Wi-Fiルーターもしくはモデムの電源を再起動してみることをお勧めします。
電源を30秒以上切ってから、再び電源を入れることで、ルーターやモデムの動作がよくなることがあります。
再起動の方法は、以下の通りです。
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STEP1お使いのワイヤレスルーターもしくはモデムの電源をオフにします。
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STEP2電源を切った状態で、ACアダプタを約30秒~1分ほどコンセントから抜きます。
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STEP3再び電源に接続し、電源ボタンを押して電源を入れます。
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STEP4すべてのライトインジケーターが安定するまで待ちます。
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STEP5ルーター・モデムが再び接続を確立し、Wi-Fiネットワークに再接続するまで待ちます。その後、問題が解消されたかどうかをテストします。
原因は3つに絞って考える
iPhoneのWi-Fi接続ができない場合には、iPhoneそのもの、ルーター、あるいは回線のいずれかに問題があるということになります。
iPhoneもしくはルーターが問題を引き起こしている場合、よほどのことがない限り、再起動することで問題が解決するはずです。
しかし、回線の問題については、私たちユーザー側にできることは少なく、もし頻繁に問題が頻発するようであれば、回線契約について考慮してみることをお勧めします。
また、もし自宅でポケットWi-Fiがつながらないときは、場所を変える、自作アンテナを使って電波を強化する、ポケットWi-Fiを変えてみる、ポケットWi-Fiから格安SIMに変える、光回線にしてみる、などの方法で解決できることがあります。
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