格安SIMという名前は徐々に周知されてきていますが、その印象は漠然と「料金が安くなる」といったものになりがちです。
どれだけ、何が安くなるのか、使用面で不安はないのか、そうした疑問を持つ人も居るのではないでしょうか。
格安SIMのメリットを具体的にしていきましょう。
目次
料金の安さ
昨今、スマホを使う上で悩みの種になりがちなのがその通信料です。
多くの人は端末契約時にそのまま携帯キャリアで通信サービスも契約しています。
その為、その料金帯が通信料金の相場と思われがちですが、格安SIMを使う事によって、月額はより大幅に下げる事が出来ます。
料金プランが安い!
これはほぼ、どの会社の格安SIMを使う上でも共通したメリットです。
携帯キャリアの通信料金で高くなりがちなのは、YouTubeなどで動画を見る際に必要となるデータ容量、データ定額の料金です。
会社や容量によりますが、およそ3,000~5,000円かかるとして、格安SIMでは月々の通信料全てを含めてもこの金額を下回るプランが数多く存在しています。
携帯キャリアではここに更に、かけ放題プランなどを組み合わせなければ通話が出来ません。
キャリアと格安SIMの料金比較
例えばauのスーパーカケホ、LTE NET、データ定額5(5GB)を組み合わせた月々の合計金額は7,000円です。
これを格安SIMUQモバイルのおしゃべりプラン(5分以内の通話なら無料で国内通話かけ放題)+プランM(6GB)に切り替えた場合、月々の合計金額は3,278円(税込)になります。
差額は4,020円、月々で半額分以上もお得になる、大きな差が出ます。
通話に5分以内という制限がつきますが、あまり通話をしない人にはあまり問題になりません。
価格帯だけでなく選べるプランが豊富
格安SIMは数多くの企業が参入し、各々が競合会社に差をつけるサービス・プランを提供しています。
また、プラン名が判りやすく設定されている事もその特徴に挙げられます。
先述したUQモバイルのプランMも、S・M・Lと3種類のプランがあり、データサイズ量がそれぞれ2GB・6GB・14GBとサイズによって増えていくのが感覚的にわかりやすいものです。
UQモバイルに限らず、格安SIMは競合会社が多い分、一目でプラン実態が分かりやすい工夫がされています。
その中身もSMSメール付き、通話も重視したプランなど豊富になっています。
契約・利用面での気軽さ
通常、携帯キャリアで契約すると、その金額やプランで長い期間縛られることになります。
しかし格安SIMでは、キャリアよりも圧倒的に短い期間が最低利用期間に設定されています。
2年縛りが無い!
格安SIMはキャリアにあるような、2年縛りの契約制度がありません。
最低利用期間は短ければ6ヶ月、長ければ12か月と、2年縛りと比べて短い期間で切り替えが可能です。
プランやサービス、通信速度が思っていたのと違ったと感じた場合、キャリアと比べてとても短い期間で変更が出来ます。
また、オプションプランの中には最低利用期間や解約金が無いものも数多く存在しています。
お試しで使い、不要であればそのプランを切れる、自由度の高い契約が可能です。
これまで使ってきたアプリ・SNSはそのまま使える
あくまでSIMカードの入れ替えによって回線を切り替えるだけなので、それまで使ってきたゲームアプリ、アプリ、SNSはそのままの状態で使えます。
データの取り直し、アカウントの取り直しといった事は起きません。
仮にSIMフリー機種に機種変更をしたとしても、データ引継ぎが正常に行われていれば、そのまま保存された続きのデータから開始する事が出来ます。
こんな人は格安SIMにした方がお得になる
ここまでメリットを挙げてきましたが、人によっては格安SIMに切り替えるより、料金は高くともそのままキャリア回線を利用する方が、満足度が高いという事もあります。
以下のような人は、格安SIMで高い満足感を得られるでしょう。
安さ最優先でスマホを持ちたい人
格安SIMの最たる利点がこれです。
安さでは圧倒的に分がある格安SIMですが、キャリアと比べると回線速度が劣る事があります。
最近は格安SIMでも時間帯による帯域の混雑、通信の重さは緩和されつつありますが、キャリア回線と比べるとこの回線速度の点が劣ってしまう事があります。
しかし、そうしたピークタイムを避けてしまえば、回線の重さは殆ど気になりません。
また、格安SIMによっては帯域の混雑を見越して、そもそもの通信速度を高めている会社もあります。
評判・評価やピークタイムの状況を調べて、ここぞという格安SIM会社が見つかれば、安さと速度両方を両立したスマホライフが送れます。
長く通話しない人
普段のスマホの用途で、ネット利用やアプリ利用が殆どという人にも、格安SIMはおすすめです。
元々キャリア回線でも通話をよく人に向けてデフォルトでかけ放題プランがありますが、格安SIMでは基本的なプランではかけ放題ではなく定量制です。
勿論かけ放題と似たプランを用意している格安SIMもありますが、そうした追加プランを選ぶ場合、月々にその分の料金がプラスされます。
それでもキャリア回線と比べればコストダウンしている筈ですが、そもそもあまり普段会話に利用していない人は、そういった+αのプランを契約する必要がありません。
抱き合わせプランのキャリア回線と異なり、格安SIMでは本当に必要なプランだけ選びやすくなっているのです。
あまりスマホで大容量のデータ通信をしない人
インターネットやデータ通信、通話のやり取りはパソコンでの使用が殆どで、スマホは緊急連絡時に使うだけ、という人も中には居るのではないでしょうか。
そんな人は格安SIMならば、上記の長く通話をしない人よりも、より安く済ませられます。
格安SIMは1ヶ月あたりのデータ使用量が500MB~1GBという、低用量かつ格安のプランが数多く揃えられています。
データ量は使うアプリによっても異なりますが、例えばテキストベースのメールやりとりだけならば、1通あたり約10KB前後で済むのでこのデータ量でも十分利用できます。
SNSに特化した格安SIMも
また、通話はしないがSNSだけはたくさん見ている、という人に向けて、LINEモバイルでは画期的なプランを提供しています。
LINEフリープラン、コミュニケーションプランは月額500~1,690円で、閲覧でデータ量を使いがちなSNS、LINE通話が月々のデータ量の対象外となり、データフリーとして使い放題になっているプランです。
通話はLINEアプリを介する必要があるとはいえ、驚きのプランです。
この「SNS」とはLINEの他にもTwitter、Instagram、Facebookも含まれ、いずれも画像のやりとりによってデータ量を使ってしまいがちなSNSが対象となっています。
豊富な特色から、自分にあった格安SIMを
LINEモバイルの他にも、楽天モバイルならば楽天市場を使う上でのメリットが、Y!mobileなら通信速度の安定性があるなど、料金が安いだけではない利点を様々に展開し、各格安SIM会社はサービス展開をしています。
格安SIMはまず安さが売りですが、自分の日常で利用しているサービス、格安であってもここで不便になると困るポイントをまず書き出してみましょう。
そうすれば、たくさんある会社やプランの中から、条件に一致するものをきっと見つけやすくなります。
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