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通信料金0円の格安SIM「0SIM」「ロケットモバイル」「AIRSIMモバイル」について解説!無料で継続する方法も紹介

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

MVNOを利用する理由はユーザーによってそれぞれ違うと思いますが、「格安SIM」という通称が一般的なことからもわかるように、多くの場合、その料金設定の安さがが理由となることは間違いありません。

ここでは、その「格安SIM」の中でも特に安さに特化した「通信料金0円」を謳う3つのMVNO「0 SIM」「ロケットモバイル」「AIRSIMモバイル」について解説します。

目次

「完全0円」となるMVNOはない

先に注意しておきたいことは、無条件で完全に通信料金が0円になるMVNOはない、ということです。

ここで取り上げる「0 SIM」「ロケットモバイル」「AIRSIMモバイル」は、いずれも条件付きであったり、なんらかのイベントキャンペーンに参加することで通信料金を0円にすることができる仕組みになっています。

また、この3社は恒常的に0円利用が可能な会社として取り上げていますが、他にもポイント支払いやキャンペーンで一時的に通信料金の支払いを0円にすることのできるMVNOがあることも付記しておきます。

「0 SIM」の概要と特徴

0 SIM」は、インターネットプロバイダ「So-net」で知られるソニーネットワークコミュニケーションズが展開しているSIM「nuroモバイル」のプランのひとつで、はじめに通信料金0円を売りにしたことで知られています。

ドコモ回線を使用しています。

データ通信容量上限付きで「0円」

「0 SIM」はデータ通信容量500MBまでは料金無料という、容量に上限を設けることで0円利用ができる格安SIMです。

500MBを超えると100MBごとに110円(税込)の従量制課金となり、2GB=1,760円(税込)が上限となります。

以降5GBまで定額となり、5GBを超えた場合は通信規制の対象となります。

なお、SMSや音声通話は有料オプションとなっており、これらを設定した場合、通信料金0円にはなりません。

さらに音声通話プランには1年間の期間があり、期間内に解約する場合は5,500円(税込)の解約料金が発生します。

通信を3ヶ月利用しなかった場合は自動解約になることにも注意が必要です。

「0 SIM」はとにかく通信速度が遅い

「0 SIM」はその通信速度の「遅さ」でも知られています。

一日の通信速度の変化で見ても、一般的な格安SIMの最高速度が12MB程度であるのに対して「0 SIM」の最高速度は7MB、回線が混み合う昼間には、0.9MBまで低下しています。

LIBMOの「ライトプラン」など、一部のMVNOが提供している「容量無制限」プランと比較したら、まだ速度が出ている方ですが、キャリアや一般的な定量制の格安SIMと比較すると、通信速度の面では大きく見劣りしてしまうことは否めません。

用途を限定すれば利用するメリットもある

500MBまで0円で利用できるというのは大きな魅力であることは確かですが、500MBを超えると従量制となること、また上限2GB1,760円(税込)という設定は一般的な格安SIMと比較すると割高感があります。

なにより通信速度の遅さがネックになります。

ゲームや動画観賞といった利用法には全く向いていません。

提供会社であるソニーネットワークコミュニケーションズ自体も、「0 SIM」の利用を「2台目以降のサブ端末」など、メイン端末とは違う限定的な用途で使用することを推奨しています。

スマートフォン本体とのセット販売はないが、「nuroモバイル」から購入できる

「0 SIM」ではスマートフォン本体とのセット販売を行っていませんが、「0 SIM」自体が「nuroモバイル」のサービスのひとつとして展開していることから、「nuroモバイル」で購入したスマートフォン本体で「0 SIM」を使うことが可能です。

「nuroモバイル」で扱っている以外の端末で「0 SIM」を使用したい場合は、自分でそのスマートフォンが対応しているかどうか、確認をする必要があります。

カーナビ用のSIMとして使える「0 SIM」

「0 SIM」の利用法としてよく使われているのが「カーナビ」です。

カーナビは通信容量が小さく、1時間でも10MB程度であることから、「0 SIM」の通信速度でも十分使用に耐えるレベルです。

また、スマートフォンではメールとLINEなど、テキストデータのやりとり程度しか行わないという、超ライトユーザーなどが気軽に利用するスマートフォンとしてなら使える格安SIMと言えるでしょう。

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スマートフォンを利用する環境が自宅や職場など、Wi-Fi環境が整った場所がメインであれば、通常のスマートフォンと同じように使えます。

通信使用量明細の更新が遅いことに注意

「0 SIM」にメールアドレスを登録しておくと、その月のデータ使用量が400MBを超えた時点で通告のメールが届くことになっていますが、公式サイトで確認できる通信使用量の明細の更新が遅いので注意してください。

そろそろ従量課金が発生するかと考えている時点で、既に500MBを超えてしまっているということも起こりえます。

使用した通信量の確認は、可能な限りスマホ側で行う方がよいでしょう。

使用容量をまめに把握するクセをつけよう

Androidにはデータ通信の容量を確認するための機能が標準で登載されています。

この機能を活用して、使用容量をこまめに把握するクセを付けましょう。

Androidの標準機能でデータ使用容量を確認するためには、設定アイコンから設定画面を開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。

開いたメニューから「データ使用量」をタップすれば、今月分の現時点でのデータ使用容量が確認できます。

うっかり上限を超過しないようにするためには、「データ使用量」の画面から「データの警告と制限」を選択、「データ警告を設定」と「データ上限を設定」を「ON」にして、「データ上限」を500MB以下に設定しましょう。

「ロケットモバイル」の概要と特徴

ロケットモバイル

「0 SIM」の後追いの形で「通信料金0円」を打ち出したのが、株式会社エコノミカルが運営する格安SIM「ロケットモバイル」です。

株式会社エコノミカルは、クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」でのプロジェクト立ち上げ支援や海外プロモーション等の事業を行っている株式会社AWESOME JAPANのグループ会社で、そのユニークな料金プランで知られています。

回線は3キャリア対応です。

原則的には「通信料金0円」のプランはない

「ロケットモバイル」の高速プランは1・2・3・5・7GBの5つのプランから選択可能。

その他、高速通信はできないが(最大200kbps)容量無制限のプラン「神プラン」があります。

料金は1GBで649円(税込)、7GBで2,035円(税込)、容量無制限の神プランで327円(税込)という設定となっており、原則的に「通信量0円」のプランはありません。

SMSと音声通話はそれぞれ有料のオプションとなっています。

特徴的な「ポイントサイト方式」で通信料金を0円にできる

「ロケットモバイル」は料金プランに「ロケモバポイント」というポイント制を導入し、ポイントサイト方式を採用していることで知られています。

ポイントサイトとは、サイトに掲載された広告やアプリをダウンロードしたり、無料会員登録、アンケートに回答するなどのアクションを起こすことでポイントを貯めて、そのポイントを換1金したり商品券と交換できるサイトを意味する言葉です。

「ロケットモバイル」は、ポイントサイトとして通信料金の割引を提供しているので、ポイントを貯めることで通信料金を0円にすることも可能です。

「月1回プラン変更」でお得に利用できる

「ロケットモバイル」では、月に1回いつでも料金プランを変更できる「今すぐプラン変更」と翌月から変更できる「翌月からプラン変更」を行っています。

他の格安SIMにも、その月のデータ容量が不足しそうな場合に容量チャージができるサービスはありますが、一般的にチャージのサービスは割高な設定になっています。

「ロケットモバイル」では、いつでもプラン変更するサービスを利用して、チャージよりもお得にデータ通信を利用することが可能です。

ただし、この「月1プラン変更」はドコモ回線のみ対応しておりauとソフトバンク回線ではできませんので注意してください。

容量無制限の「神プラン」

「神プラン」は高速通信が利用できず、通信速度は最大200kbpsに制限される代わりに容量無制限で利用できるプランです。

データプランで437円(税込)、音声通話付きでも1,042円(税込)と格安の設定となっており、「ロケモバポイント」を活用することで、かなりお得に使えるプランとなっています。

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高速通信が使えないため、利用は限定的になりますが、テキストデータの送受信のみであれば問題なく使用できるので、メールやLINEのやりとり位しか利用しない、という人や、メイン端末とは別にサブ端末を持ちたい人に向いたプランになっています。

アップロードが高速通信で使い放題の「アゲアゲプラン」

「ロケットモバイル」のもうひとつの特徴的な料金プランに「アゲアゲプラン」があります。

このプランはSMSや音声通話のないデータ通信専用プランで「通信の上り(アップロード)は使い放題」「下り(ダウンロード)は100MB以上の利用で、1GBごとに550円(税込)の従量課金が発生するという料金体系になっています。

アップロードの容量が無制限ということで、ファイル送信や動画・インスタグラム等のSNSへの画像等のアップロードを多用するユーザーに使い勝手の良いプランとなっています。

ただし、2020年4月現在、「アゲアゲプラン」の新規加入は受け付けていません。

端末の保証もしてくれる「つながる端末保証」

もうひとつ、「ロケットモバイル」の特徴的なサービスとして「つながる端末保証」があります。

これは、「ロケットモバイル」で使用している端末が自然故障や水没などの理由で故障した場合、月額550円(税込)の掛け金で最大5万円の保証を受けることができるサービスです。

対象となるのは3ヶ月以内にロケットモバイルのSIMを使って通信を行た端末となります。

Wi-Fiモデムや3ヶ月以内に「ロケットモバイル」の端末として使用していないスマートフォンは該当しません。

「ロケモバポイント」の貯め方に注意が必要

「ロケットモバイル」では「ロケモバポイント」を1ポイント=1円で毎月の利用料金から差し引くことができる仕組みになっていますが、このポイントの貯め方には注意が必要です。

毎月の通信料金の支払い金額に応じたポイントが貯められる、と思うかもしれませんが、実際には利用料金の支払いでは一切ポイントはたまりません。

専用サイトからアプリをインストールしたり、各種アンケートへの回答、クレジットカードの発行など、自己アフィリエイトのみがポイント付与の対象となります。

「ロケットモバイル」を0円で利用できるかどうかは、まめに自分でポイントを稼ぐ必要があることに気をつけてください。

スマートフォンとのセット販売がない

ロケットモバイルではSIMとスマートフォン本体のセット販売を行っていません。

そのため、使用したい端末(スマホ)を自分で用意し、SIMカードを自分でセッティングする必要があります。

SIMカードを挿入した後にAPN設定を自分で行わなければいけません。

自分ではスマートフォンのセッティングを行う自信がない格安SIM初心者には、そのためあまりおすすめできません。

使いたい回線に合わせてスマートフォン本体を用意する必要がある

3大キャリアのすべての回線に対応しているのは、「ロケットモバイル」の強みではありますが、使用する端末に関しては注意が必要となります。

ドコモ回線ではau・ソフトバンクから購入したスマートフォンは使用できません。

SIMロック解除が義務化されたことで、建前上はキャリアで購入したスマートフォンでも、他のキャリアの回線で使用できることにはなっていますが、もともとauやソフトバンクのスマートフォンはドコモ回線に対応しない作りになっているものが多く、実質対応していないと考えた方がよいでしょう。

ロケットモバイルで使用したい回線に合わせてスマートフォンを用意した方がベターです。

キャリアからの乗り換えであるなら、それまで利用していたキャリアの回線を選択するほうが無難です。

「AIRSIMモバイル」の概要と特徴

AIRSIMモバイル」はビジネスクラウドやマネージドホスティングなどの事業を手掛ける株式会社エアネットが2016年4月に設立した子会社の株式会社エアコミュニケーションが運営する格安SIMです。

ドコモ回線を使用しています。

公式サイトで「セカンドスマフォ検討中の方」「PCのLTE SIMを検討の方」向けと謳われており、料金設定やサービス内容に特徴のある格安SIMとなっています。

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やはり原則的に「通信量0円」プランはない

「AIRSIMモバイル」の料金プランはデータ容量1GBから5GBまで、1GB単位の設定が可能です。

最小の1GBの料金が649円(税込)、2GBで825円(税込)、最大の25GBで5,500円(税込)と、他の格安SIMとは少し変わっている料金体系をとっています。

SMSは有料オプションとして追加可能ですが、音声通話対応のSIMはありません。

SkypeやLINE電話ほか、IP電話アプリを利用することに制限はかかっていませんが、動作は保証されておらず、それらのアプリの使用にデータ転送が発生するため、容量上限による通信制限が起こる可能性もあるとされています。

「AIRSIMモバイル」を音声通話用途で用いるのは避けた方がよいでしょう。

他のオプションは用意されていません。

提携するイベント・キャンペーンで翌月の通信料金が無料になる

「AIRSIMモバイル」の料金プランには、提携するイベントやキャンペーンに参加することで翌月の通信料金が無料になるという大きな特徴があります。

「ロケットモバイル」のポイントサイト方式に近しいシステムですが、指定のゲームプレイやTシャツ購入などで無料化できる点がユニークです。

ただし、翌月の料金が無料化するのは1GBプランのみとなり、他のプランでは550円(税込)引きとなります。

料金設定が最安クラスで最低利用期間も短い

料金プランはオプションもほとんどなく、シンプルでわかりやすくなっています。

また、1GBあたりの料金設定は、他のMVNOの格安SIMと比較して最安値クラスに設定されています。

最低利用期間が他の格安SIMと同様12ヶ月に設定されており、大手キャリアの2年と比較しても利用しやすくなっている点もメリットと言えるでしょう。

「AIRSIMモバイル」では音声通話ができない

「AIRSIMモバイル」には音声通話対応のSIMがありませんので、メイン端末として利用することには不向きです。

データ通信SIMしかありませんから、当然ナンバーポータビリティ(MNP)にも対応しておらず、キャリアや他の格安SIMからの乗り換えにも向いていません。

ドコモで購入したスマートフォンならSIMの設定は簡単ですが、ドコモからの乗り換えには向いていないのも問題です。

1回線のデータ容量を複数人で分け合う、いわゆる「シェアプラン」がないこともネックとなります。

家族で利用したり、タブレット端末のデータ通信SIMとして利用することにも向いていません。

「AIRSIMモバイル」の用途は限定される

音声通話付きSIMがないことから、メインのスマホとして活用することには向いていません。

公式が推奨しているように、あくまでデータ通信用のサブ端末として使用するのが、最も基本的な利用方法でしょう。

ゲームをプレイすることで翌月料金の無料化もしくは割引が可能なことから、ゲーム好きの方にも向いていると言えます。

「通信料金0円」にできる3社を比較してみる

通信料金を恒常的に0円にできるのは、とても魅力的なことですが、実際に見てみると3社ともに特徴があり、使い方を考える必要があることが分かります。

電話としてスマートフォンを使用したい場合(音声通話)

「AIRSIMモバイル」には音声通話SIMがありませんので、「0 SIM」もしくは「ロケットモバイル」が良いでしょう。

ただし「0 SIM」の場合、500MBを超えて使用してしまうと、結果的に料金が割高についてしまうため、電話としても利用するメイン端末としては、あまり向いているとはいえません。

データ通信専用として利用する場合

データ通信用としては「0 SIM」は割高につく可能性があるため、データ通信をたくさん使用する場合は「ロケットモバイル」か「AIRSIMモバイル」を使用することをおすすめします。

ただし、この2社の場合「通信料金0円」を維持するには、「ロケットモバイル」であればポイントサイトで「ロケモバポイント」を貯める必要がありますし、「AIRSIMモバイル」ではゲームプレイやイベント、キャンペーンへの参加が必須です。

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また、「AIRSIMモバイル」の場合、1GBプラン以外は通信料金0円にはならないことにも注意してください。

格安SIM入門者・初心者が使う場合

「0 SIM」「ロケットモバイル」「AIRSIMモバイル」の3社に共通しているのは、どれもデータ通信用の端末での利用を前提としたSIMとなっているという点です。

いずれも基本的にはメインの端末として(特に電話機能を使いたい場合)は不向きといえます。

しかし、あえて入門者・初心者向けを選ぶなら、「nuroモバイル」のスマートフォンがそのまま使える「0 SIM」でしょう。

「ロケットモバイル」はどの回線を使用するかで用意する端末も変わってきますので、自分で判断することに自信がない場合は使用を控えたほうが安全です。

使用する回線を選びたい場合

「ロケットモバイル」のみ、3キャリアすべての回線に対応しており、「0 SIM」と「AIRSIMモバイル」はドコモ回線限定です。

ドコモ以外のソフトバンクやau回線を使いたいという場合は、「ロケットモバイル」一択ということになります。

現在キャリアで使用しているスマートフォンを使用したい場合、ドコモであれば3社のいずれからでも選択することができますが、他のキャリアを利用している場合は「ロケットモバイル」を選びましょう。

通信料金0円維持に手間をかけたくない場合

「ロケットモバイル」と「AIRSIMモバイル」は、通信料金0円の状態を継続するための手間が必要になります。

「0 SIM」であれば、Wi-Fi環境での利用を前提としてスマートフォンを使用すれば、他の手間をかけることなく、0円を維持することができます。

通信料金0円のスマートフォンは2台目以降と割り切って使おう

誰でもスマートフォンを使うなら、できるだけ利用料金を抑え、コストを欠けずに利用したいと思うことは確かです。

そして実際通信料金を0円に抑えることのできる格安SIMも確かにあります。

しかし、ここで紹介した3社は、どこも恒常的に通信料金を0円に抑えることは可能ですが、そのいずれもが条件付きであったり、自分で無料にするためのポイントを稼ぐなど、それぞれリスクのある設定となっています。

3社ともに2台目以降のサブ端末としての利用を前提としていますので、あくまでメイン端末以外に用途を限定して使うサブ端末として、割り切って利用することが必要かもしれません。

通信料金0円のスマホを使う用途を考え、自身のスマートフォンの利用状況と合わせて最適な「通信料金0円」の格安SIMを選択してください。

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