AndroidスマホのLINEには、Google ドライブにトーク履歴を保存できる機能があるので、スタンプなどを含めバックアップや復元に手間がかかりません。
Androidスマホの機種変更時の引き継ぎに必要な、LINEのトーク履歴のバックアップ・復元方法について解説します。
目次
Androidスマホでのトーク履歴のバックアップにはGoogle ドライブを使う
AndroidスマホのLINEで、トーク履歴をバックアップする場合、Google ドライブを利用することになります。
Google ドライブはGoogleによるオンラインストレージサービスです。
未取得の場合は必ずアカウントを取る必要がある
Androidスマホのユーザーであれば、大体の場合すでにアカウントを取得していると思いますが、未取得、もしくはバックアップ用に別個のアカウントが必要な場合は新規に取得してください。
AndroidスマホのLINEでトーク履歴をバックアップする方法
Google ドライブのアカウントを取得していることを確認したら、トーク履歴のバックアップを行います。
手順1:LINEのホーム画面で設定ボタンをタップする
使用中のAndroidスマホを立ち上げ、ホーム画面にある歯車マークの[設定]ボタンをタップして[トーク]を選択。
[トーク]のメニューが表示されたら[トーク履歴のバックアップ・復元]を選択、タップします。
手順2:利用するGoogleアカウント(メールアドレス)の選択
使用中のAndroidスマホに登録されている「Googleアカウント(@gmail.com)」、もしくは「未設定」という表示が出ます。
新しい端末で利用するGoogleアカウントを選択、もしくは新規アカウントを追加、「Google ドライブにバックアップする」をタップします。
データ通信量が気になる場合はWi-Fi接続を選択
「Google ドライブにバックアップする」を洗濯すると、バックアップにWi-Fi接続を利用するかどうか、確認メッセージが出ます。
トーク履歴が多いほどデータ容量も大きくなりますので、データ通信量が気になる場合はWi-Fi接続を利用してバックアップするとよいでしょう。
手順3:バックアップの日付を確認
バックアップが完了すると、[動画のバックアップ]に表示されている日付と容量合計が更新されます。
更新が確認できたら、トーク履歴の引き継ぎに必要になる、データのバックアップが完了したことになります。
ただし、これだけでは新しい端末にトーク履歴を引き継げないので、その準備作業を行います。
使用中の端末のトーク履歴を新しい端末に引き継ぐための作業
AndroidスマホのLINEでトーク履歴を新しい端末に引き継ぐためには、以下に説明する4つの作業が必要になります。
作業1:LINEアプリのバージョン確認とアップデート
使用中のAndroidスマホにインストールされているLINEのバージョンと、新しい端末のLINEのバージョンが違う場合、引き継ぎに支障が生じる可能性があります。
なので、LINEのアプリのバージョンが最新になっているかどうかを確認し、古いバージョンの場合はアップデートします。
作業2:トーク履歴をバックアップする
前述のバックアップ方法に従い、Google ドライブにトーク履歴のバックアップを行ってください。
トークに投稿した写真・動画・スタンプ等は約2週間で閲覧不可になります。
保存期限のないアルバムにこまめに移すと良いでしょう。
バックアップせずにアカウント引き継ぎを行うとトーク履歴は復元できない
トーク履歴をバックアップしないまま、アカウントを新端末に引き継いでしたった場合、トーク履歴は削減できなくなってしまいます。
新端末に履歴を引き継いで使用したい場合は、忘れずにバックアップを行うようにしてください。
作業3:メールアドレスとパスワードの登録をする
新端末でLINEの復元を行うためには、LINEのアカウントの引き継ぎが必要になります。
アカウント引き継ぎに使用するメールアカウントとパスワードの登録を行います。
普段利用しているメールアドレスを登録しておくと便利です。
電話番号が変わらない場合は、電話番号の登録も必要
同じキャリアでの機種変更等、使用中端末と新端末の電話番号が変わらない場合は、電話番号の登録も必要となります。
アドレス・パスワード・電話番号が登録されていれば、端末が損傷したり紛失した場合でも、アカウント引き継ぎが可能です。
作業4:新端末の電話番号が変更される場合はアカウント引き継ぎ設定をオンにする
新しく利用することになるAndroidスマホの電話番号が変更になる場合はラインの[設定]で[アカウント引き継ぎ設定]をオンにしてください。
引き継ぎ設定は36時間の時間制限がありますが、制限時間が超過しても、再度オンにすれば問題ありません。
以上で使用中の端末での準備は完了です。
新しい端末で行うこと
以前使用していたAndroidスマホでトーク履歴のバックアップをすべて行ったら、新端末でLINEアカウントの引き継ぎと、トーク履歴を復元します。
アカウントの引き継ぎとトーク履歴のバックアップを行う
LINEアカウントを引き継ぐ際には、トーク履歴のバックアップも同時にお壊れるので、Googleアカウントのメールアドレスを用意しておくことで、トーク履歴をスムーズに引き継ぐことができます。
作業1:電話番号の登録
新端末のラインアプリを立ち上げ、トップ画面の「はじめる」をタップ、端末の電話番号を入力します。
Facebookのアカウントでログインしたい場合は「Facebookログイン」をタップ、Facebookに登録しているメールアドレスとパスワードを入力します。
作業2:認証番号を入力する
電話番号を登録すると、SMSで6ケタの数字で暗証番号が届きます。
その暗証番号を入力すると、既存のアカウントが存在していれば「おかえりなさい、○○○○!」(ユーザー名)という表示がされますので、画面下部の「はい、私のアカウントです」のボタンを押します。
作業3:パスワード入力し、「→」をタップ後「OK」を洗濯する
「OK」を選択すると、その時点でこれまで使用していた端末のデータがすべて消去されてしまいます。
バックアップしない状態でこの作業を行ってしまうと、トーク履歴の引き継ぎが行えなくなるので注意してください。
友達の自動追加設定もここで行う
端末の連絡先を自動で友だちに追加する機能の設定もここで行います。
友だち自動追加の機能の利用の可否を選択し、「→」をタップしてください。
自動追加を許可すると、メッセージを見られたくない相手に見られる可能性があるので注意してください。
作業4:トーク履歴復元と年齢認証を行う
バックアップ時に設定したGoogleアカウントを選択すると「トーク履歴を復元」が表示されるので、これをタップすることで履歴が復元されます。
「年齢認証をする」が表示されますが、これはここで行わなくても(「あとで」を洗濯する)構いません。
年齢認証はキャリアもしくはLINEモバイルのログインで行う
年齢認証はLINEモバイルもしくは「Docomo」「au」「Softbank」の大手3大キャリアにログインすることで行います。
個々のアカウントへのログインは、各キャリアの利用法を参照してください。
Androidスマホでのトーク履歴のバックアップの注意点
Android版LINEのVer.9.1.0以降、いままで使えていた「Keep」を使ったトーク履歴のインポートが不可能になり、現在はGoogle ドライブを使用したバックアップに一元化されています。
Ver9.1.0以前のバックアップでも、9.1.0以降のバージョンのアプリでは、Keepからのトーク履歴の復元はできなくなっています。
Keepにはテキスト形式での保存しかできないので注意してください。
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