mineo

mineo(マイネオ)にはどんなデメリットがあるか、考察してみた

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

料金の安さや、3大キャリアに対応し、SIMを乗せ換えるだけで手持ちのスマホが使えるなど、MVNO「mineo」には利用者にとって多くのメリットがありますが、一方でデメリットがあることも事実です。

「mineo」へ乗り換えを検討中の方はその欠点・弱点も同時に把握しておくと良いでしょう。

「mineo」のデメリットについて解説します。

把握しておきたい「mineo」の10のデメリット

先にデメリットを把握しておくことは、「mineo」に乗り換えてから「こんなはずではなかった」という後悔や勘違いによる失敗を回避するために重要です。

いろいろと評価の高い「mineo」だからこそ、そのデメリットも把握しておくべきでしょう。

デメリット① エントリーパッケージの利用に手間がかかる

「mineo」と契約する際には契約事務手数料として3,300円(税込)がかかりますが、実はこの契約事務手数料を実質1,100円(税込)ほどで済ませる手段があります。

それは、ウェブサイトや家電量販店等でできるmineoの「エントリーパッケージ」という公式のクーポン券を利用するという方法です。

このエントリーパッケージは1,100円(税込)前後で購入できますが、これを利用して契約すると、契約事務手数料が0円(税込)となります。

つまり、通常の契約より実質的に約2,200円(税込)の節約となるわけです。

確かに安くなること自体にはメリットがありますが、利用者の立場から見た場合、mineoとの契約に一手間多くかかることにもなり、やや面倒なことは否めません。

デメリット② 最低利用期間なしの筈なのに、違約金が発生する場合がある

mineoのセールスポイントのひとつに「最低利用期間の設定がない」ことが挙げられます。

一般的なMVNOの場合、最低利用期間が設定されており、その期間中に解約をすると違約金を取られることになります。

しかしmineoにはこの最低利用期間がないので、いつ解約しても違約金が発生しません。

ただし、特定条件で実質違約金が発生することがあるという点には注意が必要です。

mineoでは、利用開始翌月から12ヶ月以内にMNP(ナンバーポータビリティ)を利用して転出する場合、転出手数料12,650円(税込)が必要となります。

12ヶ月以降の転出にかかる手数料が2,200円(税込)ですから、差額の10,450円(税込)は実質的な違約金と言えるでしょう。

(2019年12月現在)

デメリット③ 電話のかけ放題サービスに制限がある

多くのMVNOが「かけ放題サービス」を行っており、mineoにも「10分かけ放題サービス」というものがあります。

これは月額935円(税込)で、1回10分の通話が何回でもかけ放題になるというサービスです。

10分経過後は通常の通話料の半額での通話が可能です。

注意すべき点は、このサービスがあくまで「回数無制限」であって「時間無制限」ではないということです。

1回の通話が10分以内で終わることが多い人であれば回数無制限のメリットを受けられますが、長電話しがちな人にとってはメリットどころか、結果的に通話料が高く付くこともあることに気をつけましょう。

デメリット④ 実店舗「マイネオショップ」でのサポートが手薄

多くのMVNOで実店舗自体存在しないことは珍しくありませんが、mineoには「マイネオショップ」という直営店があります。

しかし、三大キャリアのショップなどと違い、「マイネオショップ」で取り扱っている業務は通信サービスの新規申し込みとSIMや端末の販売、端末の初期設定に限られており、契約の変更・解約・料金支払い・端末修理の受付を行っていません。

家電量販店などにある「サポート店」では、電話帳やデータの移行サービスが受けられます。

スポンサーリンク

デメリット⑤ オプションサービスが煩雑

mineoの料金プランには、au・docomo・Softbankのそれぞれの回線に対応した「Aプラン」「Dプラン」「Sプラン」の3つがありますが、各プランに用意されているオプションサービスは30個ほどあり、煩雑です。

また、同じ子供向けのフィルタリング機能を「安心フィルタリング」と「ジュニアパック」に分けるなど、オプションのサービス内容が重複するものがあるなど、オプション設定は不親切であると言わざるを得ません。

デメリット⑥ Aプランの回線とテザリングのサービスが弱い

Dプラン・Sプランでは、3Gと4Gの回線の両エリアが利用できますが、Aプランでは4Gのエリアに限られており、通信エリアが限定されてしまいます。

また、テザリングに関して、Aプランの場合、iPhoneやiPadでのテザリングがau VoLTE対応SIMのみ可能であるなど、他のプランと比較してサービスが弱い部分があります。

そのため、使用中のキャリアからの乗り換えでない場合、Aプランを選択するメリットが他のプランと比べて少ないという状況になっています。

デメリット⑦ 家族割引サービスが弱い

三大キャリアなどでは「家族割引サービス」に力を入れ、ユーザーにとってお得感のあるサービスを展開していますが、mineoの家族割引サービスは、回線の月額基本料金から「55円(税込)」引きと、他社と比較してかなり弱めのサービスとなっています。

家族で契約しようと考える場合、mineoを積極的に選択する意味は、残念ながら殆どないと言えるでしょう。

デメリット⑧ フリータンクの利用制限

mineoには「フリータンク」と呼ばれるサービスがあります。

これはmineoのユーザーが「マイネ王」というコミュニティサイトを通じて、データ容量を共用できるというサービスで、容量が余っているユーザーが自分の容量を提供(タンクに入れる)、容量不足の人がその提供された容量を利用できる(タンクから引きだす)ことができるというものです。

このフリータンクに使用されるデータ量が枯渇しかけたトラブルが発生したことから、以降フリータンクの利用には引き出したデータ量が提供したデータ量を上回っている場合、残りのデータ量が1GB未満になるまで、新たにデータ量を引き出すことができない、という制限がかかってしまいました。

また、フリータンクはいつでも利用できるわけではなく、引き出せる期間は毎月21日~月末最終日、利用できる回数は2回までという制限もあります。

デメリット⑨ データ通信が停止する場合がある

mineoの利用時に、データ通信が突然停止するという現象が起きていることが確認されています。

頻度は数ヶ月に1度程度と少なく、スマートフォンを再起動することで回復するなど、重篤なトラブルではありませんが、キャリアの回線状況などで発生していることも考えられ、やはり三大キャリアと比較してしまうと、回線が弱いという印象は否めません。

デメリット⑩ 公式チャットのログ保存時間が短い

mineoの公式サイトには年中無休で9時から21時まで利用できるオンラインチャット機能があり、サポートスタッフとリアルタイムで問い合わせのやりとりをすることが出来、便利です。

しかし、チャットのログの消去が早いため(10分程度放置すると消える)、後で内容を再確認しようとした際に確認できないということが起こります。

登録したメールアドレスへのログ転送などのサービスもないため、チャットのログはメモなどで残す必要があり、あまり使い勝手が良いとは言えません。

mineoにはさらなるサービスの向上が望まれる

デメリットを見返してみると、mineoのサービスには今一歩改善が望まれるポイントが数多くあることに気づきます。

MVNOとしてのメリットをより活かすためにも、これらの問題点が改善されることが期待されます。

【公式】mineo

iPhone 13を買うなら「楽天モバイル」がおすすめ



楽天モバイルなら、iPhone 13を安くお得に購入できます。

「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」で購入すると、月々たったの2,058円。
最新のiPhoneが約半額で買えちゃいます!
さらに初めてのプラン申し込み&他社から乗り換え(MNP)なら最大30,000ポイント還元されます。

iPhone 13を安く買うなら今がチャンスです!

関連記事
ドコモ

ドコモからマイネオに乗り換える方法とは?MNPの全手順を詳しく解説!お得なタイミングや乗り換え時の注意点、メリット・デメリットも紹介!

2020年5月21日
オリラボ通信
より安い料金でスマートフォンを利用したい。 そんな理由でキャリアから格安SIMに乗り換えるスマホユーザーが急増しています。 キャリアから …