インターネットの利用に必要不可欠な「プロバイダー」。
新築や引っ越し、契約更新などに伴い、乗り換える方も多いのではないでしょうか。
ネット環境構築で失敗しないためにも、プロバイダーを乗り換える前にやっておくべきことを知る必要があります。
この記事では、プロバイダーの乗り換え手順や、注意したいポイントについて解説していきます。
目次
プロバイダーの基本を理解する
インターネットを便利に利用するためには「プロバイダー」と呼ばれる、インターネットに接続するために必要な接続業者と契約する必要があります。
契約内容によっては、プロバイダーを乗り換えることで得られるメリットやデメリットがあるため、自分にあった内容でプロバイダーを選ぶことが大切です。
プロバイダーの乗り換えとは
プロバイダーとは、回線を利用してインターネットに接続する業者のことを指します。
「プロバイダー乗り換え」とは、その業者を変更することです。
回線と接続業者は別になるため、プロバイダー乗り換えをしても回線は使用することが可能でしょう。
プロバイダー乗り換えの3つのメリット
プロバイダーを乗り換えることにより、さまざまなメリットが考えられます。
これまで以上にインターネットを便利に利用するために、自分の使い方やライフスタイルに合わせた契約内容をチェックし、乗り換えを検討しても良いでしょう。
インターネットの回線速度が速くなる
回線速度はインターネットを利用する上で、とても重要なポイントになる部分です。
これまで普及していたADSLは50Mbps程度の回線速度でしたが、現在では2Gbpsまで高速通信が実現されています。
通信速度は必ずしもこの速さになるとは限りませんが、大まかな目安としても光回線の速度が速いことが理解できるでしょう。
月額料金やお得なサービスがある
他社からの乗り換えサービスの1つとして、月額料金が安くなるメリットが考えられます。
プロバイダー業者によってサービス内容は異なりますが、現在契約している内容よりも安くなる可能性があるでしょう。
さらに多くのプロバイダー業者では、乗り換えでキャッシュバックキャンペーンを行なっていることもメリットの1つです。
もし現在契約しているプロバイダーを解約するために解約金がかかる場合、損をしている感覚になります。
しかし乗り換え先のプロバイダーで解約金を上回るキャッシュバックがあると、最終的には得をしていることになります。
利用サポート面での充実
現在契約しているプロバイダーのサポートが充実していない場合、乗り換えることでサポートが充実する可能性があります。
利用状況の悩みや相談など、サポート面が充実していないと安心してインターネットを利用することができません。
現在のサポートで満足できないと感じるのであれば、一度乗り換えをするのがおすすめです。
プロバイダー乗り換えの3つのデメリット
プロバイダーを乗り換えるとメリットが多く得られますが、デメリットも発生します。
新しくプロバイダーを切り替えるための準備など、手間を取られる可能性も考えられるので、プロバイダーを新しくする前には乗り換え先の内容を確認し、きちんと準備することが重要でしょう。
手続きに手間を取られる可能性がある
現在のプロバイダーを解約する前にまず確認しておきたいのが、解約手続きができるのは月初か月末、どの時期かということです。
解約の受付期間以外は解約手続きをすることができないため、解約のタイミングを逃してしまうと翌月まで待つ時間が必要になります。
さらに契約更新月にも注意する必要があるでしょう。
損をしないためにも、解約手続きの前までに現在の契約内容を確認しておくことが大切です。
メールアドレスの変更が必要になる
プロバイダーを新しく契約すると、プロバイダー提供のメールアドレスをもらうことができます。
しかし解約するとなると、そのメールアドレスが使用できなくなるため、アドレスの引き継ぎを行うことが必要になります。
プロバイダー業者の中にはこれまでのアドレスを引き続き使用することもできるプランもありますが、別途料金が必要になります。
また、プロバイダー発行のIP電話番号も使用できなくなるため、登録情報の変更に注意が必要です。
プロバイダー乗り換えのタイミング
普段自宅でインターネットを利用していると、あまり気にせず見直しを考える機会が少ないでしょう。
しかし、プロバイダーを乗り換えるタイミングをしっかり考えておくと、今まで以上にお得に使える可能性があります。
更新月など解約の違約金が発生しないタイミング
プロバイダーを契約する際に決められた期間内に解約してしまうと、違約金が発生する可能性があります。
しかし契約解除の違約金が発生しない更新月のタイミングで解約すれば、損をせず乗り換えることができます。
一般的にプロバイダー解約金は、5,000円から20,000円と言われています。
高額な違約金が発生するため、プロバイダーは更新月に乗り換えましょう。
契約期間の設定は主に3種類で、「契約期間以降は違約金がかからないケース」、「契約更新月以外は違約金がかかるケース」、「契約期間がないケース」です。
プロバイダーごとに違うため、現在の契約内容を確認することが重要です。
乗り換え先がお得になるタイミング
プロバイダーのキャンペーンの多くは、利用者がお得になるキャンペーンを開催していることが多いです。
「契約解除料負担キャンペーン」など、解約する時にお得になるキャンペーンが開催している時に契約すると、更新月でなくても無料で解約することができる可能性もあります。
キャッシュバックキャンペーンが開催している時に契約すると、よりお得に乗り換えることもできるでしょう。
引っ越しシーズンの春は多くのキャンペーンが開催されることが考えられるため、乗り換えのタイミングを狙っておくと良いでしょう。
パソコンを新たに購入するタイミング
新しくノートパソコンやタブレットを買い換えるタイミングで、インターネット環境を見直してみても良いでしょう。
購入したノートパソコンをどのように利用するかによって、プランが変化することもあります。
外に持ち歩く機会が多い場合、Wi-Fiルーターを利用することでどこでもパソコン作業が可能です。
家の中でも外出先でも接続することができるので、便利に使うことができるでしょう。
プロバイダーの乗り換え手順
プロバイダーの乗り換えは、複雑な申し込みが必要と思いがちです。
しかし、実は思うほど難しくはなく、簡単に行うことができます。
3ステップに分けて乗り換え手順を理解しておくことで、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。
乗り換え先のプロバイダーに申し込む
申し込みたいプロバイダーの手続きを前もって行うことで、インターネットの利用期間に無駄を作らずに済みます。
注意したいのはマンションタイプの回線の場合、解約した後でないと新規契約ができない可能性があります。
解約と契約のタイミングを把握していないと、インターネットが利用できない期間ができてしまう恐れがあるため、解約をしたら早めに新規契約を行いましょう。
新規申し込みはインターネットから簡単に行えます。最短で3日から1週間ほどで新規のプロバイダーを利用開始できるでしょう。
1日でも早く新しいプロバイダーを利用したい方には、おすすめの契約方法です。
現在契約中のプロバイダーの解約手続きを行う
プロバイダーの乗り換え先の契約が完了したら、現在のプロバイダーの解約手続きを行いましょう。
多くのプロバイダー業者では、マイページから解約手続きに進むことができますが、プロバイダー業者の中には「解約は電話のみの受付」という場合もあります。
自分の契約プロバイダーがどのような方法で解約を受付けしているか、確認しておくことが大切です。
電話での受付の場合はサポートセンターへ電話をかけ、解約したい旨を伝えます。
後日、郵便で解約に必要な書類が届くので書類に記載し、返送をすると解約手続きができるでしょう。
パソコンのプロバイダー設定も変更する
プロバイダーの契約関係が全て整ったら、パソコンのプロバイダー設定の変更を行いましょう。
パソコンのプロバイダー設定はパソコンのデバイス内で行うもので、プロバイダーIPとパスワードを新しいものに変更し直すだけです。
基本的な操作などは契約書と一緒に送られてくる説明書通りに行うことで、簡単に設定が完了できます。
変更は新規契約プロバイダー開通後に行うようにしましょう。
プロバイダーを乗り換えて快適な生活を
プロバイダーを乗り換えることで回線速度が速くなるだけでなく、月額料金を安くできるなどさまざまなメリットが得られます。
しかし乗り換えるタイミングに注意しないと、違約金がかかることや接続されるまでに手間がかかるなどのデメリットも考えられます。
プロバイダーの乗り換えを検討しているのであれば現在の契約内容をしっかり確認し、スムーズに乗り換えができるよう準備しましょう。
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