格安SIMの楽天モバイルに乗り換えたけれど、契約した後で気になるプランやお得なプランを見つけたからプラン変更したいと希望するユーザーはたくさんいます。
具体的にどんな方法でプラン変更ができるのか、またプラン変更できるタイミングやできないタイミングなどはあるのでしょうか?
目次
楽天モバイルのプランは大きく分けて2タイプ
楽天モバイルのプランは、大きく分けるとスーパーホーダイプランと、組み合わせプランの2つに分類できます。
それぞれが、異なるデータ通信容量によって複数の料金プランで構成されています。
同一プラン内のプラン変更はOK
楽天モバイルの料金プランの中でも人気が高いスーパーホーダイプランからは、毎月必要なデータ容量に合わせて4つの料金プランがラインナップされています。
例えば、2GB使えるプランSを契約したけれど、足りないからプランMにプラン変更したいという場合には、同じスーパーホーダイプラン内なので、何の縛りもなく、自由にプランを変更することができます。
同じように、組み合わせプランからも、いくつかのデータ容量やサービス内容に合わせて複数の料金プランがラインナップされています。
この組み合わせプラン内なら、問題なくプラン変更ができます。
プランをまたぐ変更は場合によってはNG
スーパーホーダイプランを契約しているユーザーが、プラン変更で組み合わせプランに分類されている料金プランへ変更したいという場合、もしくは組み合わせプランを利用しているユーザーがスーパーホーダイプランへ変更したい場合には、場合によっては変更ができないことがあります。
この場合、プラン変更ではなく契約変更という扱いになるため、最低利用期間内のタイミングで変更する場合には、違約金などが発生する可能性があります。
別プランへの変更は、何がOKで何がNG?
スーパーホーダイプランと組み合わせプランは、それぞれ複数の料金プランをラインナップしていますが、お互いへの変更はできる場合もあれば、できない場合もあります。
具体的に、どんな場合にはプラン変更ができて、どのような場合にはNGなのでしょうか。
スーパーホーダイから組み合わせプランへの変更は最低利用期間をクリアしていることが条件
スーパーホーダイプランは、契約する際に最低利用期間が設定されていることが多いものです。
2019年10月以降の契約においては、そうした最低利用期間は一切ないので、どのタイミングでプラン変更してもOKですが、最低利用期間がついている契約の場合には、その期間をクリアしていないと組み合わせプランへの変更ができません。
通話SIM間ならプラン変更が可能
スーパーホーダイはすべて通話サービスを利用出来る通話SIMタイプのプランです。
それに対して組み合わせプランでは、通話SIMを使って通話サービスを利用出来るプランもあれば、データSIMを発行してもらって通話ナシのサービスを利用することも可能です。
このうち、プラン変更ができるのは、通話SIM同士の変更です。
つまり、スーパーホーダイプランから組み合わせプランへの変更なら、変更先の組み合わせプランが同じ通話SIMを使う料金プランなら、変更できますが、データSIMタイプの組み合わせプランから、通話SIMタイプのスーパーホーダイプランへの変更はNGということになります。
利用回線をまたぐ変更はNG
楽天モバイルでは、ドコモ回線を利用するプランと、au回線を利用するプランとがラインナップされています。
SIMカード的にプラン変更が可能な場合でも、これまでドコモ回線を利用するプランを契約していたユーザーがau回線を利用するプランへ変更することはできません。
この場合、プラン変更ではなくて契約変更となってしまいます。
SIMサイズが変わる変更もNG
楽天モバイルのプラン変更では、SIMサイズを変更することはできません。
そのため、現在契約しているプランのSIMカードのサイズが変更によって変わってしまう場合には、プラン変更の手続きをした後に、SIMサイズの変更手続きも合わせて行わなければいけません。
プラン変更におすすめのタイミング
楽天モバイルのプラン変更は、どのタイミングで行うのがおすすめなのでしょうか?
1日~25日の申し込みがおすすめ
楽天モバイルでは、プラン変更に関しては毎月25日が締め日となっていて、1日~25日の間に変更手続きをすれば、翌月1日から新しいプランでの利用が可能です。
26日以降に手続きしたらどうなる?
もしも26日以降にプラン変更の手続きをすると、翌1日からの切り替えには間に合わないため、その次に早いタイミング、つまり翌々月1日からの切り替えとなります。
変更の手続きをして1ヶ月以上あるので、本当に手続きができているのか不安になるかもしれませんが、手続きのタイミングによっては、かなり長い日数を待たなければいけないことがあるので注意しましょう。
月の途中でプラン変更はできないの?
残念ながら、楽天モバイルでは、月の途中でのプラン変更には対応していません。
毎月25日の締め日までにプラン変更の申し込みをしていたユーザーは、翌月1日から新プランでの利用ができるというルールです。
プラン変更のやり方
楽天モバイルのプラン変更は、具体的にどんな方法で変更の手続きをするのが良いのでしょうか。
メンバーズステーションで変更手続き
楽天モバイルのプラン変更は、パソコンおよびスマホのどちらからでも手続きができます。
メンバーズステーションからプラン変更メニューを選び、変更したいプランを選ぶと、締め日のタイミングに合わせて最も早いタイミングでの切り替えとなります。
プラン変更の手続きをしたけれど気が変わった!そんな時にはどうする?
プラン変更しようと思って手続きをしたけれど、実際に切り替わる前に気が変わったということはあるかもしれません。
そんな時には、キャンセルできるのでしょうか。
切り替わる前ならキャンセルが可能
料金プラン変更の手続きをしても、タイミングによってはすぐに切り替わらずに何日も何週間も待たなければいけないことがあります。
その場合には、プラン変更の申し込みを完了した後でも、予約を取消してキャンセルできます。
メンバーズステーションのプラン変更メニューから、現在予約されている新プランを選びましょう。
そこに、キャンセルのボタンが表示されていれば、それをタップするだけで簡単にキャンセルできます。
キャンセルが間に合わなければ再プラン変更の手続き
もしも予約を取消すことができなかった場合には、再びプラン変更の手続きをすれば問題ありません。
一度プラン変更をしたら最低何ヶ月はそのプランを利用しなければいけないといったルールはないので、毎月1日~25日の間に変更手続きをすれば、翌月1日から新しいプランを利用できます。
どのぐらいの頻度でプラン変更できるのか?
楽天モバイルのプラン変更は、毎月25日締めで翌月1日から変更が反映されるというシステムになっています。
そのため、多くてもプラン変更できる頻度は、毎月1回ということになります。
もしもプラン変更の手続きをしたけれどやっぱり気が変わったから別のプランにしたいという場合には、手続したプラン変更予約がまだ実行されていない可能性があり、その場合には予約をキャンセルして別のプラン変更手続きをすることができます。
最低利用期間はプラン変更に影響する?
楽天モバイルでは、契約の際に最低利用期間が設定されていて、その期間をクリアする前に解約すると違約金が発生してしまうことがあります。
プラン変更した場合には、どんな風に影響するのでしょうか?
最低利用期間に影響なし
料金プランを変更した場合でも、契約そのものを変更したわけではありません。
そのため、最低利用期間はそのまま引き継ぐことができます。
ただし、通話SIMからデータSIMへのプラン変更の場合には、契約変更という取り扱いになってしまうため、もしも最低利用期間を全うしていないと違約金が発生することになります。
楽天でんわのアプリはそのまま使える?
楽天モバイルでは、楽天でんわのアプリを利用することで毎月の利用料金を安く抑えることができます。
料金プランを変更すると、楽天でんわはどうしたら良いのでしょうか?
楽天モバイルユーザーに大人気の通話アプリ
楽天でんわは、楽天モバイルユーザーには大人気の通話アプリです。
スーパーホーダイプランを契約すると、このアプリを契約して受けることができる通話サービスは基本料金に含まれているので、わざわざ二重に契約をする必要はありませんが、楽天モバイルの組み合わせプランを契約しているユーザーにとっては、持っているととても便利でお得なアプリなのです。
スーパーホーダイプランには通話サービスが含まれている
楽天でんわアプリを契約していたけれど、通話サービスが含まれているスーパーホーダイプランへ変更するという場合には、楽天でんわアプリの解約手続きをする必要はありません。
プラン変更と同時に自動的に解約という扱いになるので安心してください。
スーパーホーダイプランから組み合わせプランへの変更では申し込みが必要
スーパーホーダイプランには、10分以内の電話ならいつでも何回でもかけ放題というサービスがついていますが、組み合わせプランにおいてはすべてのプランに通話サービスがついているというわけではありません。
そのため、スーパーホーダイから組み合わせプランへの変更を希望し、なおかつ10分以内の通話ならかけ放題のサービスを引き続き利用したいというユーザーは、楽天でんわアプリを契約することをおすすめします。
楽天でんわで通話料をいくら節約できるの?
楽天モバイルのスーパーホーダイプランを契約すると、最初から10分以内の通話はいつでも何回でも無料という特典がついています。
10分を超えた分に関しては、30秒当たり10円という単価で料金が発生しますが、大手キャリアや他の格安SIM、そして楽天モバイルでアプリを利用せずに直接電話をかけた場合には30秒22円(税込)という単価です。
そのため、楽天でんわを契約することによって、通話料を大きく節約できます。
プラン変更にかかる料金と手数料
楽天モバイルのプラン変更では、手数料はかかるのでしょうか?
手数料はナシ
プラン変更は、何回行っても手数料は一切かかりません。
最初の何回が無料でその後は料金がかかるといったことはないので、安心してください。
違約金はどうなるの?
プラン変更では、基本的には手数料がかかりませんし、違約金が発生することもありません。
しかし、場合によっては、違約金が発生するまれなケースがあります。
例えば、スーパーホーダイプランの契約期間を全うしていないけれど組み合わせプランへ変更したいという場合には、最低利用期間をクリアするまではプラン変更はできません。
どうしても変更したいとなると、契約そのものを解除した上で再契約するという手続きをとることになります。
この場合には、契約解除ということで違約金が発生する可能性があります。
楽天モバイルの中でベストプランはどれ?
楽天モバイルでは、たくさんの料金プランがラインナップされています。
他の格安SIMから楽天モバイルへ乗り換えるユーザーにとっては、たくさんあるプランの中からどれがベストなのかを知りたいところではないでしょうか。
お得度で選ぶならスーパーホーダイプランが一押し
楽天モバイルユーザーの中でも人気が高いのは、スーパーホーダイプランです。
スーパーホーダイプランでは毎月利用出来るデータ容量に合わせて、プランS(2GB)、プランM(6GB)、プランL(14GB)、そしてプランLL(24GB)と4プランがラインナップされています。
スーパーホーダイプランは、どれも10分以内の電話がかけ放題になるサービスが基本料金に含まれています。
ですから、通話オプションを付ける必要がないのでお得です。
各種割引サービスを上手に利用したい
楽天モバイルでは、楽天会員なら最初の1年は基本料が毎月1,500円割引される特典があります。
さらに、ダイヤモンド会員だとさらに500円を割引きしてもらうことができます。
普段から楽天系のサービスを利用しているユーザーなら、楽天モバイルへ乗り換えることによってビッグなお得感を実感できるでしょう。
できるだけコストを抑えたい人には組み合わせプランがおすすめ
楽天モバイルの組み合わせプランは、ユーザーにとって必要なサービスを組み合わせることで、無駄を省いた格安SIMを実現しています。
組み合わせプランの中でも最安のベーシックプランは、通話サービスを利用する通話SIMタイプでも1ヶ月当たり1,375円(税込)と激安料金で利用できますし、通話サービスを利用しないデータSIMタイプならさらに安い月額料金577円(税込)となります。
このベーシックプランは、通信速度が最大で200Kbpsと遅めですが、データ容量を気にせずに無制限で利用出来るというメリットがあります。
ネットのヘビーユーザーには大容量プランがおすすめ
楽天モバイルでは、大容量のデータを必要とするユーザーのためのプランも充実しています。
スーパーホーダイプランだと、LLプランの24GBが最大容量となり、月額料金は7,678円(税込)なのに対し、組み合わせプランでは20GBプランと30GBプランから選ぶことができます。
20GBプランだと月額料金は5,225円(税込)で、たっぷり30GBを利用できるプランでも月額料金は6,765円(税込)とリーズナブルです。
通話を良く利用する人におすすめなのはスーパーホーダイプラン
スーパーホーダイプランには、どのプランでもすべて10分以内の通話がかけ放題になるサービスがついています。
そのため、電話をメインにスマホを利用するというユーザーにとっては、スーパーホーダイを選ぶのがおすすめです。
契約したデータを使い切ってもネットを使いたい人におすすめのプランは?
契約したデータ容量を全て使い切ってしまった後でも、スーパーホーダイプランなら最大で1Mbpsというスピードでデータ通信ができます。
そのため、無駄なくギリギリのデータ容量で契約し、使い切った後でもできるだけ高速なネット通信をしたいという欲張りなユーザーにとっては、スーパーホーダイプランなら高い満足度が期待できるでしょう。
楽天モバイルのプラン変更はタイミングを上手く調整するのがおすすめ
楽天モバイルのプラン変更は、毎月25日締めで翌月1日からの変更となります。
タイミングが間に合わずに26日以降に手続きをすると、変更が反映されるのは翌月1日ではなくて翌々月1日となってしまうので、注意しましょう。
また、スーパーホーダイプランから組み合わせプランへの変更については、最低利用期間をクリアしていることが条件となるので気を付けてください。
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