楽天モバイルは、ドコモ・au回線を利用できる格安SIMブランドです。
大手キャリアから格安SIMへ変更すると、大手キャリアを利用していた頃には感じなかった不便さを感じる人もいるのではないでしょうか。
楽天モバイルを解約する時の注意点や解約方法についてご紹介します。
目次
楽天モバイルを解約するならここに注意!
楽天モバイルを解約する時には、いくつか注意しておくべき点があります。
事前に注意点を理解したうえで解約しないと、解約後に手続きが滞ったり、損をしてしまったりする場合があります。
15日を過ぎると翌月末まで解約できない
楽天モバイルの音声通話やデータSIMの解約手続きは、毎月15日まで行うとその月の末日に解約できます。
一方16日以降に解約手続きを行った場合は翌月末まで楽天モバイルを解約できないので注意しましょう。
オプションやサービスの締め日は毎月25日で、音声通話やデータSIMの締め日と異なります。
楽天モバイルの解約月の費用は日割り計算ではなく満額発生します。
楽天モバイルから提供されたメールアドレスが使用できなくなる
楽天モバイルを解約すると、提供されていた楽天モバイルのメール機能、楽天メールのアドレスが使用できなくなります。
楽天メールのアドレスで登録しているサイトがある場合は、解約前にメールアドレスの登録を変更しておきましょう。
解約してから変更しようとすると、すでに利用できないメールアドレスである為サイトにログインできなくなってしまう可能性があります。
フリーメールであればキャリアに関係なく使用できるのでおすすめです。
データシェアサービスが利用できなくなる
楽天モバイルのデータシェアサービスは、家族や友人同士などの最大5人のグループで翌月に繰り越したデータ通信料をシェアできる大変お得なサービスです。
グループの中で1人オーナーが決められているのですが、もしもオーナーになっている人が楽天モバイルを解約してしまった場合、ともにデータ通信料をシェアしていた同じグループの人全員がデータシェアサービスを利用できなくなってしまいます。
解約手続きを行ってしまうとデータ量が余っていたとしても解約時点でサービスそのものが利用できなくなるので、タイミングを選ばないともったいないことになってしまいます。
楽天モバイルを解約する時はタイミングには注意しましょう。
SIMカードの返却が必要
楽天モバイルで利用するSIMカードはレンタル品です。
その為どの機種でどんなプランで契約しているかに関わらず、楽天モバイルを解約する時にはSIMカードを返却しなければいけません。
もしも返却を忘れたり紛失したりした場合、3,300円(税込)の違約金が発生してしまいます。
SIMカードの返却方法は簡単で、封筒に入れて郵送するだけで完了できます。
切手代として84円(税込)が費用として必要ですが、手間や時間をかけずにSIMカードを返却できます。
SIMカードの返却期限は解約から1ヶ月以内なので、楽天モバイルを解約したら早めにSIMカードを返却しましょう。
プランによって解約金が異なる
楽天モバイルはWEBから申請するだけで簡単に解約できますが、最低利用期間を超えずに解約した場合どのプランでも10,780円(税込)の解約金が発生します。
スーパーホーダイプランの解約金負担は申し込み時期によって異なります。
2019年10月1日以降に申し込んだ場合、最低利用期間と解約金は発生しません。
しかし2019年9月30日までに申し込んだ場合は、楽天モバイル開通月を1ヶ月目とした期間から6ヶ月もしくは12ヶ月が最低利用期間です。
契約時に選択したスーパーホーダイプランの最低利用期間は変更できないので、これから契約を考えている人は注意しておきましょう。
他社に乗り換えるならキャッシュバックを活用するべき
これから楽天モバイルを解約してその後どのキャリアの端末を購入するか迷っている人は、キャッシュバックキャンペーンを活用してみましょう。
基本的には格安SIMの楽天モバイルの方がお得ですが、キャッシュバックを上手く利用すると実質的な月額利用料金が引き下げられ、大手キャリアの方がお得に利用できる場合があります。
楽天モバイル解約後に3つの大手キャリアにお得に乗り換える方法についてご紹介します。
SoftBankへの乗り換え
楽天モバイルを解約して新しくSoftBankへ乗り換えようと考えている場合、乗り換え専門代理店のキャンペーンサイトを利用するのがおすすめです。
「おとくケータイ.net」や「スマホ乗り換え.com
」など、他キャリアからソフトバンクへ乗り換える場合に利用できるさまざまな乗り換え専門代理店があります。
このような乗り換え専門代理店では解約金を負担してもらえたり下取りに適用できたりする場合もあるので、端末を購入する前にキャンペーンについての情報をチェックしてみましょう。
auへの乗り換え
楽天モバイルを解約して新しくauへ乗り換えようと考えている場合、端末を購入する前にキャンペーンをチェックしてみましょう。
auで実施されるキャンペーンは毎月内容が異なっています。
タイミングよく乗り換えるとかなりお得に端末を購入できる場合があるので、店頭に行く前に事前にキャンペーンに関する情報を集めて乗り換えるタイミングを見極めてみましょう。
またauでのキャッシュバックは、au Walletポイントで還元される可能性が高いです。
新しい端末を購入する前にau Walletポイントのプリペイドカードを作成しておくと、キャッシュバックをスムーズに受けることができます。
docomoへの乗り換え
楽天モバイルを解約して新しくdocomoへ乗り換えようと考えている場合、新しい端末の購入はドコモショップ店頭での購入がおすすめです。
docomoの店頭で端末を購入すると、頭金が不要になり初期費用を抑えられます。
またdocomoへ乗り換える場合は事前にdポイントカードを作成しておきましょう。
docomoでのキャッシュバックはdポイントで還元されることが多いです。
事前にdポイントカードを作成しておくことで、キャッシュバックをスムーズに受けて利用しやすくなります。
楽天モバイルの解約手順
注意点や費用について理解したうえで、楽天モバイルの解約手順についてご紹介します。
楽天モバイルの解約手順がわからないという方はぜひ参考にしてみてください。
メンバーズステーションにログイン
楽天モバイルの解約手続きが行えるのは、楽天モバイルの会員サポートのマイページからログインできるメンバーズステーションのみとなっています。
楽天モバイルの解約はインターネットから手続きするだけなので、解約理由を聞かれる心配がありません。
メンバーズステーションのメニューの中に「登録情報・設定変更」という項目があるので、そのページを開いて「楽天モバイル解約申請」の項目を選択し、ページを開きます。
確認申請ページで解約手続き
「楽天モバイル解約申請」の項目を選択してページを開くと、ページ下部に契約解除手数料についての同意チェック項目があります。
解約申請を行う前に、全ての項目を読んで同意する必要があります。
内容を全て確認したらチェックを入れ、ボタンを押して解約手続きに進みます。
次に「ご解約手続きの前に」という説明ページが開かれるので、ページ下部にある「解約、MNPのお手続き方法を見る」と表示された箇所を押して解約申請画面を開いてください。
解約申請画面に進んで手続きを完了する
開かれたページに「楽天モバイル解約申請画面に進む」と書かれたボタンがあるのでそのボタンを押して、解約のアンケートページを開きます。
アンケートに全て答えてページ下部にある申請ボタンを押したら、楽天モバイルの解約手続きは完了します。
契約内容によってはメンバーズステーションから解約の手続きを行えない場合があります。
もしも解約できなかった場合は、カスタマーセンターへ連絡して解約の手続きが行えない旨を相談してみましょう。
現在使用している電話番号を使い続けたい場合
端末のキャリアを変更する場合でも、一度定着した電話番号をそのまま利用したい人が多いのではないでしょうか。
新しく購入する他のキャリアの端末で今使用している電話番号を使い続けたい場合、楽天モバイルを解約する際にMNP転出手続きをしなければいけません。
MNP転出手続きには、手数料として3,300円(税込)の費用が発生します。
楽天モバイル解約時にMNP転出手続きを行う場合、他キャリアへのMNP転入手続きが完了した月が楽天モバイルの解約月となります。
こちらも日割り計算ではなく解約月の月額料金を満額請求されてしまうので注意しておきましょう。
楽天モバイルを契約したけれども解約したいという人は、解約前にやるべき手順や最低利用期間を過ぎているか確認しておきましょう。
他のキャリアへ乗り換える場合も、事前にキャッシュバックキャンペーンについて調べておくとよりお得にキャリアを変更できます。
楽天モバイルのデメリット
多数のメリットがある反面、楽天モバイルにはいくつかデメリットもあります。
楽天モバイルの契約を検討している人は、メリットと同時にデメリットについても確認しておきましょう。
SIMカードは1つの契約につき1枚までしか発行できない
楽天モバイルで複数の端末を契約したい場合、1つのSIMカードにつきそれぞれの端末ごとに契約する必要があります。
家族が利用している回線を使う場合や既に楽天モバイルの端末を利用していて2台目を購入する場合でも、端末ごとに契約してSIMカードを発行しなければいけません。
楽天モバイルでも複数契約向けに提供しているプランとして「2回線目からもっとおトク!プラス割」が提供されていますが、音声SIMを契約することが条件となっています。
現時点の楽天モバイルでは、複数のデータSIMの利用を考えている人を対象にしたプランは提供されていません。
1つの端末ごとに契約しなければいけないので面倒だと感じる人もいるでしょう。
d払いが利用できない
d払いはドコモで契約した端末で利用できるキャッシュレス決済です。
ドコモユーザーであれば、d払いを利用している人が多いのではないでしょうか。
d払いで利用したお金は後から携帯料金と一緒に支払う仕組みになっているので、手元にお金がない時には助かります。
しかし楽天モバイルではドコモ回線を利用していても、d払いが利用できません。
回線はドコモなのにd払いが利用できないというのは、大きなデメリットです。
低速通信になると通信速度がかなり落ちる
楽天モバイルは高速通信で利用できている時には特に問題なくさまざまな操作ができますが、低速通信になってしまうと動画の読み込みができなくなったり再生中に止まってしまったりします。
またインターネット上のサイトで画像が多いサイトの場合は読み込めなくなってしまうこともあります。
最低利用期間が定められている
楽天モバイルを契約すると最低利用期間が定められ、契約時に自分の好きな期間を選択できます。
契約時に設定した最低利用期間を過ぎる前に解約手続きを行うと、解約金が発生してしまいます。
また楽天モバイルのスーパーホーダイプランを利用する場合に最低利用期間を1年に設定してしまうと、長期割が適用されず少し損をしています。
楽天モバイルスーパーホーダイプランの長期割は、最低利用期間を2年以上に設定した場合にしか適用されません。
最低利用期間を過ぎる前に解約して解約金が発生することをさける為に最低利用期間を1年に設定する人もいますが、楽天モバイルをお得に利用したいのであれば最低利用期間は2年以上がおすすめです。
au回線の料金プランが少ない
楽天モバイルはドコモ回線・au回線に対応している格安SIMブランドです。
しかしドコモ回線と比較すると、au回線の料金プランは選択肢があまりありません。
au回線で利用できるプランは現時点では組み合わせプラン 通話SIM、組み合わせプラン データSIM(SMS有)の2種類しかありません。
楽天モバイルのスーパーホーダイプランはドコモ回線のみで利用できます。
スーパーホーダイプランでは楽天会員向け割引が適用されるので、それが利用できないので少し損をしているように感じてしまいます。
楽天モバイルを利用する場合は、ドコモ回線を利用するのがおすすめです。
楽天モバイルを契約するならここに注意!
楽天モバイルは格安SIMブランドの中でも人気のあるブランドで、通信速度と低価格が利用者に好評です。
もしも楽天モバイルの契約を考えているのであれば、事前に新規契約や乗り換えの際にかかる事務手数料について理解しておきましょう。
楽天モバイルを契約する前に注意しておきたい点についてご紹介します。
契約時に発生する事務手数料は3,733円(税込)
楽天モバイルを契約する時にかかる事務手数料は、3,733円(税込)です。
楽天モバイルでは事務手数料の支払いに現金やクレジットカードだけでなく、楽天スーパーポイントが利用できます。
日頃から楽天のサービスを利用していて楽天ポイントが貯まっている人には凄く嬉しい支払い方法なのではないでしょうか。
楽天モバイルの事務手数料の支払いは翌月払いとなっています。
契約時に発生する事務手数料なのですが支払いは翌月に月額基本料と一緒に支払うことになります。
SIMカードを再発行するには3,300円(税込)かかる
楽天モバイルのSIMカードを再発行する場合、手数料として3,300円(税込)が必要になります。
SIMカードを購入後なくしたり壊してしまったり、もしくは購入時にサイズを間違えてしまったりすると、余分な費用として3,300円(税込)支払ってSIMカードを再発行しなければいけません。
思わぬ事態でSIMカードを紛失してしまう場合以外には、なるべく再発行せずに済むようSIMカードをしっかり管理しましょう。
またSIMカードの購入時にサイズを間違えてしまうのが最ももったいない行為なので、購入時はSIMカードのサイズを確認するように気を付けましょう。
キャンペーンをチェックしてお得に契約
楽天モバイルでは、いつもさまざまなキャンペーンが展開されています。
契約する期間によって実施されているキャンペーンは異なりますが、キャンペーン内容によっては契約時の事務手数料が無料になるキャンペーンもあります。
楽天モバイルの契約を考えたらまずはお得に契約できるキャンペーンの有無を確認してみましょう。
楽天モバイルを利用するメリット
楽天モバイルの解約方法についてご説明しましたが、楽天モバイルを利用し続けるメリットもあります。
デメリットよりもメリットの方が大きいと感じれば楽天モバイルを解約せずに使い続けるという手もあります。
料金プランの選択肢が豊富
楽天モバイルの料金プランは、国内通話が10分以内かけ放題になるスーパーホーダイプランと、音声通話・SMSの有無などSIMタイプやプランを選択できる組み合わせプランの2種類があります。
スーパーホーダイプランを長期契約すると、通信速度制限が最大1Mbpsで通信できます。
また組み合わせプランには低速通信が使い放題のプランや、3.1~30GBの間から自分の好きな通信量を選べるプランがあります。
さらに楽天モバイルでは自分の利用状況に合わせて最適なプラン設定ができるので、自分に最も都合がいいプランを選んで最適な状態で利用できます。
日本全国に楽天モバイルショップが展開している
街中やショッピングモール内で楽天モバイルショップを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
楽天モバイルショップは現在日本全国に展開しているので、実際に店舗内で気になる端末の実機に直接触れて購入を検討できます。
格安SIMサービスはまだ認知度や知名度が低く価格が安い為、ソフトバンク・au・ドコモなどのような大手キャリアと比較するとサポート面が薄いのではないかと心配している人もいるようですが、楽天モバイルは格安SIMキャリアの利用が初めてで契約が不安な方でも専門スタッフのサポートを受けながら安心して契約できます。
格安SIMの操作が理解できるか不安という方でも安心して利用を始められます。
楽天ポイントを貯めて使用できる
楽天モバイルの最大のメリットが楽天ポイントが貯まりやすい点で、楽天モバイルでは端末の月額料金110円(税込)につき楽天ポイントが1ポイント還元されます。
楽天モバイルを利用して月額料金を支払うだけで、月額料金分の楽天ポイントが貯まります。
さらに楽天市場で貯まるポイントも+2倍になり、音声通話SIMの利用者はよりお得に利用できます。
貯まった楽天ポイントは毎月の楽天モバイルの支払いや楽天市場でのお買い物、新しい端末の購入代金費用などに利用できます。
楽天モバイルを利用する場合、他のサービスも楽天ポイントが貯まるサービスに統一して利用するのがおすすめです。
スペックの高い端末も取り扱っている
楽天モバイルでは、豊富な種類の端末が取り扱われています。
格安SIMブランドでハイスペックな端末を販売しているブランドは少ない傾向にあるのですが、楽天モバイルではiPhone SEなど人気の機種も取り扱われています。
スマホ購入と同時に格安SIMに乗り換えたい場合に、楽天モバイルなら選べる端末の選択肢が広く用意されています。
気になった方は一度楽天モバイルショップで取り扱い端末についてチェックしてみるといいでしょう。
通話料を節約しながら利用できる
格安SIMを利用するとデータ通信量は安くなりますが、格安SIMの前に大手キャリア端末を利用していた人の場合大手キャリアでの通話定額プランでの癖が抜けずにうっかり通話し過ぎてしまう人もいます。
しかし楽天モバイルでは、通話オプションとして月額935円(税込)で10分以内の国内電話がかけ放題になる「楽天でんわ10分かけ放題」や、専用アプリから発信すると通話料が半額になる「楽天でんわ」の2種類が用意されています。
電話回線を使用しているので、通話品質が良く重要な電話の途中で切れてしまう心配がありません。
楽天モバイルはいつも電話料金が高くなってしまうという人におすすめな格安SIMブランドです。
データをシェアしてお得に利用できる
楽天モバイルには、最大5回線までのグループで高速データ通信量を分け合うことができるサービスがあります。
月額110円(税込)で楽天モバイルの契約者であれば誰とでも設定できるサービスです。
さらに高速データ通信量が余った時には無料で翌月に繰り越せるサービスもあるので、高速データ通信量を残さず活用できます。
グループ間でシェアできるので、事情があってWi-Fiのない環境で端末を操作しなければいけない時でも、安心して高速データ通信量を利用できます。
家族・友人でなくてもシェアできるので、楽天モバイルに契約する時は周りの人も一緒に契約に誘うのがおすすめです。
楽天モバイルの自社回線開通に期待する
楽天モバイルにはデメリットとメリットが同じくらいあります。
大手キャリアから楽天モバイルに乗り換えて大手キャリアを使用していた時の方が使いやすかったと感じている人もいるでしょう。
しかし楽天モバイルのデメリットの多くは、自社回線が開通すると緩和される可能性があります。
特に通信速度についてやプラン内容については現在よりもよくなることが期待できます。
楽天モバイルの解約手続きは今すぐにでも行えますが、自社回線の利用が始まってから考えるのもいいのではないでしょうか。
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