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楽天モバイルの「端末買い増しサービス」を利用した機種変更の方法は?

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

長期間同じスマートフォンを使用していると、いろいろと問題が出てきます。

バッテリーの持ちが悪くなったり、アプリの起動に時間がかかったり、操作しづらいなどの症状があるなど、古いスマートフォンのトラブルを解決する方法のひとつが、機種変更です。

ここでは楽天モバイルの「端末買い増しサービス」を利用して機種変更を行う方法、そして楽天モバイル以外で端末を購入した場合の機種変更方法も合わせて説明します。

目次

楽天モバイルの「端末買い増しサービス」の概要と特徴

楽天モバイルの「端末買い増しサービス」は、契約中の楽天モバイルユーザー限定のサービスで、音声SIMもしくはデータSIMを新たに契約、もしくは契約更新することなく、端末(スマートフォン)本体のみを新たに購入することができるというものです。

実質的な「機種変更サービス」であり、楽天モバイル公式サイトでも「機種変更」としてアナウンスされています。

このサービスを利用することで、現在使用しているSIMをそのまま、新たなスマートフォンに乗り換えることが可能です。

楽天モバイルユーザー限定の割引価格で端末が購入可能

「端末買い増しサービス」を使って新たにスマートフォンを購入する場合は、新規契約で購入する時と比較して割引価格で端末を購入することが可能です。

「端末買い増しサービス」は、楽天モバイルのユーザーサイト「メンバーズステーション」から利用が可能です。

メンバーズステーションにログインし、「各種オプションのご利用状況」から「機能変更」を選択してください。

なお、楽天モバイルの一部ショップでも「端末買い増しサービス」の手続きを行うことは可能ですが、端末価格の割引がなくなりますので、Webから申し込む方が良いでしょう。

(Webでの購入の方が新規、もしくはショップで購入する場合より3,300円(税込)~4,400円(税込)程度安くなります)

何度でも買い増しすることが可能

「端末買い増しサービス」に利用回数制限はありません。

つまり、「端末買い増しサービス」を利用することで複数台のスマートフォンをお得な価格で購入することが可能ということです。

ただし、「端末買い増しサービス」による購入は一度の申し込みにつき1台に限定されます。

「端末買い増しサービス」で新しいスマートフォンの購入申し込みを行い、その端末が手元に届いた時点で、新たに別の端末を購入することも可能となるわけです。

これを利用して、古くなったスマートフォンの機種変更を行うだけでなく、別の格安SIMを用意することでサブ用途の端末を持つことも可能になるわけです。

転売を行う場合は、その端末代金の支払いを完了させておく必要があるので注意してください。

現在使用中のSIMカードをそのまま利用継続できる

「端末買い増しサービス」を使って楽天モバイルから新たに端末を購入しても、今まで使用していたスマートフォンとSIMカードのサイズ規格が合っているなら、SIMカードを古い端末から入れ換えるだけで、新しい端末を使用することが可能です。

SIM発行手数料も不要なので、出費は新しく購入するスマートフォンの代金だけでOKです。

別個にSIMカードを用意することで、古い端末を継続的に使用することもできます。

契約更新の必要がない

「端末買い増しサービス」を利用すれば、契約更新することなく、そのまま継続で使用することができます。

契約期間のリセットはありませんので、最低利用期間が設定されている場合、それまでの累計使用日数が適応されます。

他のキャリアや格安SIMに乗り換える場合に有利となります。

「端末買い増しサービス」利用に関する注意点

楽天モバイルユーザーであれば、機種変更に「端末買い増しサービス」を利用することで数々の特典を得られますが、その利用に関しては注意すべきポイントもあります。

SIMカードのサイズを確認すること

スマートフォン等に使われるSIMカードには「標準」「micro」「nano」の3つのサイズがあり、個々のスマートフォンに使用できるSIMカードのサイズは決まっています。

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「端末買い増しサービス」を使って新しいスマートフォンを購入する際には現在使用中のスマートフォンのSIMカードを確認し、同じサイズのSIMカードが使えるスマートフォンを選択する必要があるので注意してください。

万一、SIMカードのサイズに合わない端末を購入してしまった場合はSIMカードの交換が必要となりますが、1枚につき3,300円(税込)の手数料が発生してしまい、「端末買い増しサービス」でスマートフォンを買ったメリットが相殺されてしまいます。

端末補償は買い増しした端末にのみ適用

楽天モバイルで端末本体を購入した場合、月額550円(税込)で「端末補償」のオプションサービスを付けることができますが、「端末買い増しサービス」でスマートフォンを購入した場合、「端末補償」は新しく購入した端末に適用されます。

つまり、それまで使用していたスマートフォンは補償の適用外となるので注意してください。

iPhoneは「端末補償」適用外となる

楽天モバイルでもiPhoneの販売は2020年2月現在終了しているため、楽天モバイルが扱うスマートフォンのみが対象となる「端末補償」の適用外となっています。

現在、iPhoneを楽天モバイルの端末として使用し「端末補償」を利用している場合は解約の手続きが必要となります。

手続きはメンバーズステーションから行えます。

SIMカードのみ購入した契約者を対象とする「つながる端末保証by楽天モバイル」に加入している場合は、補償の適用が継続しますが、IMEI番号(「国際移動体装置識別番号(International Mobile Equipment Identifier)」の略称で、電話番号や回線契約とは別に、端末個体に登録された固有の番号)の登録切り替えを行う必要があります。

ショップで申し込んだ場合キャンペーンは適用されない

楽天ショップで申し込みを行った場合「ショップ機種変更・端末買い増し一律2,200円(税込)割引」のキャンペーンが適用されませんので注意してください。

楽天モバイルの「端末買い増しサービス」(機種変更)を行う手順

上述の通り、楽天モバイルの「端末買い増しサービス」は一部対象ショップでも可能ですが、キャンペーンの適用等を考えた場合、公式サイトの「メンバーズステーション」で手続きを行った方がお得です。

「メンバーズステーション」にログインし「端末買い増しサービス」申し込みボタンをクリック

「端末買い増しサービス」を行う場合は、楽天モバイルのいずれかのSIMサービスを利用している(契約している)必要があります。

ログインしたら画面にある「端末買い増しサービス」の申込ボタンをクリックしてください。

「機種変更」画面から申し込みを選択し、買い増しするスマートフォンを選ぶ

「機種変更」(「端末買い増しサービス」とは表示されません)の画面が表示されたら「お申し込みへ」のボタンをクリックし、買い増ししたいスマートフォン端末とそのカラーを選択してください。

また、スマホケースや画面保護フィルムなど、アクセサリーを同時購入することもできます。

「お客様情報」を入力する

画面の表示に従い、必要な情報を入力してください。

情報入力後、支払い方法の選択を行います。

「端末買い増しサービス」で購入するスマートフォンの支払い方法には「本人名義のクレジットカード」「楽天銀行もしくはスルガ銀行のデビットカード」「楽天スーパーポイント」「代金引換」が利用できます。

ただし「代金引換」を選択した場合は手数料が発生することに注意してください。

分割支払を希望する場合はクレジットカードのみの適用となります。

楽天カードを除き、使用するクレジットカードの会社が定める分割手数料がかかります。

最後に入力内容を確認し、「申し込みを確定する」をクリックすれば手続き完了です。

新しいスマートフォンへの乗り換え

楽天モバイルから新しいスマートフォンへ端末が届いたらSIMカードを装着しなおして、乗り換え作業を行います。

SIMカードの載せ替えを行う前に、新しいスマートフォンをチェックし、正常に動作するかどうか、確認をしてください。

確認ができたら、新しい端末と今まで利用していた端末、両方の電源を落とします。

古い端末からSIMカードを抜いて、新しい端末に装着してください。

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SIMカード認識エラーを確認し、APN設定を行う

SIMカードを装着したら新しい端末の電源を入れて、SIMカードの認識エラーが出ないことを確認してください。

エラーがなければ、APN設定を行います。

2020年現在「端末買い増しサービス」の対象となるAndroid端末のみとなりますので、ここではAndroidでのAPN設定について説明します。

APNを確認する

APN設定を行う場合は、先にSIMカードが添付されていた台紙を手元に用意しておきます。

台紙左側の上部に、赤字でAPN番号が書かれているので確認してください。

台紙を保存していない場合は、メンバーズステーションで確認することもできます。

APN設定の手順

APNの設定を行うには、まず「設定」アイコンをタップして設定画面を開き、「その他」の項目をタップしてください。

「その他」の項目が開いたら「モバイルネットワーク」をタップ、更にメニューが開きますので「アクセスポイント名」をタップしてください。

「APN」画面でメニューを開き、「新しいAPN」をタップ、「アクセスポイントの編集」が表示されたら必要項目を入力してください。

「名前」には「rmobile」を、「APN」「ユーザ名」「パスワード」にそれぞれ情報の入力を行います。

「認識方法(認識タイプ)」の項目では「PAPまたは「CHAP」を選択してください。

最後に「保存」をタップ、「APN」画面に戻ったら、「rmobile」をタップすれば設定完了です。

APN設定に関する注意点

上記項目以外に、必要に応じて「接続方法(PDP Type)」や「MCC」「MNC」の項目にも入力を行ってください。

入力する情報はSIMカードが添付されていた台紙に記載されていますので確認してください。

台紙がない等、入力情報がわからない場合は「メンバーズステーション」で確認することも可能です。

au回線を利用している場合、テザリングができなかったりLTE回線が不安定になるという症状が出る場合があります。

その場合は「APNプロトコル:IPv4」を選択し、「a.rmobile.jp」以外のAPNファイルを削除してください。

楽天モバイルで扱われている端末以外のスマートフォンへの機種変更

楽天モバイルの「端末買い増しサービス」を利用して機種変更を行う方法を説明しましたが、「少しでも安いスマートフォンを購入したい」「楽天モバイルで取り扱われていない機種やiPhoneを利用したい」等と考えている方もいらっしゃると思います。

楽天モバイル以外からスマートフォンを購入する場合の注意点

楽天モバイル以外から購入したスマートフォンに機種変更しても、契約自体には影響はありません。

楽天モバイルに対応している機種であれば使用可能です。

SIMロックフリーのスマートフォンであれば、基本的にどのような端末でも利用できます。

現在では楽天モバイルで取り扱われていないiPhoneの利用もできます。

安価な端末としては中古端末専門店やオークションサイトなどから中古のスマートフォンを入手する方法が一般的ですが、中古を使用する場合は保証がないことやバッテリー劣化等の中古特有のリスクがあることも理解しておく必要があるでしょう。

格安SIM初心者には「端末買い増しサービス」の利用がおすすめ

楽天モバイルが扱っている以外のスマートフォンを利用する場合は、楽天モバイルのSIMカードを認識し動作するか、自分で確認する必要があります。

自分では動作確認の自信がない初心者の方には、「端末買い増しサービス」を利用することがおすすめです。

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楽天モバイル以外でスマートフォンを購入する際の確認ポイント

まず確認する必要があるポイントとして、利用中のスマートフォンとSIMカードのサイズが同じであるという点が挙げられます。

サイズが違う場合の対処法もありますが、基本的には同じサイズのSIMカードを使う機種を選ぶほうがよいでしょう。

キャリアのスマートフォンの場合、ドコモ版以外はカードがセットできても使用できないケースがあるので、ドコモ版以外は避けたほうが無難です。

また、2015年10月6日以降に楽天に申し込んでいる場合、そのSIMカードは3G専用のスマートフォンではデータ通信ができませんので、LTE対応機種を選択する必要があります。

iPhoneを使用する場合のAPN設定方法

上述の通り、2020年4月現在、楽天モバイルではiPhoneを取り扱っていませんが、楽天モバイル以外から入手したiPhoneを使用することは可能です。

iPhoneのAPN設定は「構成プロファイル」のインストールで行う

Android端末では、APN設定を手動で入力しましたが、iPhoneでは「構成プロファイル」をインストールすることで簡単に行うことができます。

楽天モバイルの場合は、「楽天SIMカード」が提供する構成プロファイルをダウンロードし、インストールすることで設定可能です。

以下、構成プロファイルのインストール方法の手順を説明します。

iOSのバージョンによっては動作に異常が出る場合もあるますので、注意してください。

構成プロファイルをインストールするための準備

「構成プロファイル」をダウンロードするためにインターネット接続が必要となります。

作業はWi-Fi環境で行ってください。

SIMカードが添付されていた台紙が保存してあれば、それを手元に用意します。

台紙左側上部に必要なAPN設定のための情報が記されています。

台紙がない場合は、メンバーズステーションで確認することができます。

構成プロファイルのURLにアクセスする

自宅のWi-Fi等、Wi-Fi環境でiPhoneをネット接続し、ホーム画面から「Safari」(ブラウザ)を起動してください。

メンバーズステーションで「申込種別」を確認し、確認した申込種別のプロファイルURLにアクセスします。

iPhoneでは、APN構成プロファイルは1種類しか保存できませんので、通信キャリアの変更が必要な場合は、すでに記録されているAPN構成プロファイルを削除してください。

構成プロファイルのインストール方法

必要なAPN構成プロファイルのURLにアクセスすると、ダウンロードの許可が求められるので許可を選択、ダウンロード完了のメッセージが表示されたら「閉じる」をタップしてホーム画面に戻ってください。

「設定」アイコンから設定画面を開き、「一般」→「プロファイル」の順にタップしていきます。

「プロファイル」の画面で楽天モバイルのプロファイルを選択、「インストール」をタップします。

「パスコードの入力」を求められるので、設定したパスコードを入力してください。

承認画面が開くので「次へ」を選択、「ネットワークトラフィックは監視される」という内容の警告文が表示されますが、問題ないので「インストール」をタップして、インストールを開始してください。

インストール完了画面で「完了」をタップし、Wi-Fi接続を切ってネットに接続できるか確認してください。

問題なければ構成プロファイルのインストールは完了です。

機種変更に関する注意点

「端末買い増しサービス」を利用するかしないかに関わらず、機種変更を行う際には注意したい点がいくつかあります。

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新規で購入するスマートフォンのSIMスロットのサイズに注意

機種変更の場合、新しい端末の入手方法の違いに関わらず、基本的には使用中のSIMカードを機種変更後も使用することになります。

その為、新しく購入するスマートフォンは古いものと同じSIMカードサイズに対応しているものから選ぶことが得策です。

違うサイズのSIMカードに対応するスマートフォンを使う場合、楽天モバイルにSIMカードサイズ変更手続きをすれば交換可能ですが、その際手数料3,300円(税込)がかかります。

小さいサイズから大きなサイズへの変更にはSIMカードアダプターを、大きなサイズから小さなサイズへの変更にはSIMカードカッターを使って対応サイズに変更する方法もあります。

しかし、作業の際にSIMカードを傷つけたり破損したりする可能性もあります(特にSIMカードカッターを使う場合)ので、不慣れな方の場合は楽天モバイルに変更手続きを出した方が良いでしょう。

データの移行はユーザー本人が行う

ハード(スマートフォン本体)の変更はSIMカードを乗せ換えることで可能ですが、この作業で移行できるのは電話番号と回線契約だけです。

メールアドレスの設定やメールの内容、おサイフケータイ等のアカウント、各種ユーザー情報や画像データ等の移行はすべてユーザー本人が行う必要があります。

おサイフケータイに関しては新しい端末が対応している必要もあります。

3G専用端末は使えない

2015年10月6日以降に楽天モバイルに申し込みをしたSIMを使用している場合、3G専用端末ではデータ通信を行うことができません(通話のみ可能)。

その場合、スマートフォンとしてはほぼ機能しなくなってしまいます。

2020年2月現在、楽天モバイルが取り扱っているスマートフォンのラインナップに3G回線専用機はありませんが、中古品等、楽天モバイル以外から購入した端末を使用する場合には注意が必要です。

auとSoftbankの端末は実質使用できないと考えた方がベター

2019年9月に総務省が携帯電話会社各社にSIMロック解除を義務付けたことにより、建前上、どこのキャリアが販売したスマートフォンであっても格安SIMに利用できることになりましたが、楽天モバイルでは実質的にauとSoftbankのスマートフォンは使用できないものと考えた方がベターです。

これは、楽天モバイルがドコモ回線を使用しており、auやSoftbankで購入したスマートフォンはハードの仕様として元々ドコモの回線に対応していないことが多いからです。

同じスマートフォンでもauキャリア版の中古価格はドコモ版より割安なのでそちらに手を出しがちですが、使えない可能性があるので中古を購入する場合は要注意です。

楽天モバイルはドコモ版以外のキャリアスマホの使用を非推奨としており、今後対応する可能性も低いと見られます。

古いスマートフォンのデータ抹消と初期化を必ず行う

古いスマートフォンのデータを新しい端末に移行しても、古い端末の方のデータは残ったままです。

中古で転売する時そのままの状態であると、端末に残っている大切な個人情報を盗まれ悪用される恐れもあります。

古いスマートフォンから新しいスマートフォンへデータが完了したら古い方のスマートフォンの「データ抹消」と「端末初期化」を必ず行いましょう。

長期間楽天モバイルを使うなら、機種変更方法を覚えておこう

短期間で別のキャリアや格安SIMに乗り換えを考えているのであれば、機種変更することはまずないと思いますが、2年以上楽天モバイルを利用するつもりがあるのであれば、「端末買い増しサービス」の使用法や、自分でスマートフォンを購入して機種変更する方法を覚えておいた方がよいでしょう。

機種選定に不安を感じる場合は「端末買い増しサービス」を利用した方がベターです。

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