今国内で利用されているスマホといえば、そのほとんどがiPhoneかAndroidになるでしょうか?
最近はAndroid系スマホの国内シェアが増えてきていて、ソニーのXperiaやシャープのAQUOS、サムスンのGalaxyはもちろん、中国製Huaweiを使う人も増えてきています。
これからもスマホの選択肢がドンドンと増えていって、個性的にスマホを愛用する楽しさを味わえることでしょう。
そうなりますと、今後はより機種の乗り換えが頻繁化する可能性があります。
今回は、各スマホ・ブランドの中古買取価格を比較して、乗換時のメリット・デメリットなどを考えてみましょう。
目次
アナタの愛用しているスマホの中古価格を知っておくのは大事
iPhoneやサムスン電子のGalaxyや中国のHuaweiなら、ほぼ毎年のように新しい技術を投入したニューモデルがリリースされています。
またソニーのXperiaやシャープのAQUOSでも、かなり積極的にモデルチェンジを行なっています。
各メーカーがしのぎを削るようにして、開発合戦が繰り広げられています。
その勢いに飲まれて、ユーザーの買い替えスピードも相当に速くなっています。
もちろん買い替える時に古いスマホを買取に出しますから、中古市場の価格相場も大きく変動する傾向が継続しています。
今、スマホを買取に出そうと考えている方は、自分のスマホがいくらで売れるか心配していることでしょう。
そのためには、事前に相場チェックをすることが最も大事です。
iPhoneの買取価格相場
2019年9月にiPhone 11が堂々のデビューを飾っています。
同時にiPhone X以前の先代モデルの中古価格は一段下がっています。
ひとつ前のモデルであるiPhone XS MaxのSIMフリーモデルは、2019年9月時点で買取価格相場が65,000~162,000円と、GB数によって価格差があります。
新品価格が10万円からですので、査定率が65%以上になります。
もちろん1年落ちレベルの比較的新しい機種の査定ですから、人気機種ということも考えるとむしろ安いぐらいかもしれません。
その他、2年落ちになるiPhone 8は4~7万円です。
3年落ちのiPhone7は18,000円~27,000円、5年落ちになるiPhone 6は1万円以下と下がっていきます。
Xperiaの買取価格相場
- 2年落ちのXperia XZsシリーズは15,000~25,000円
- 1年落ちのXperia XZ3シリーズは25,000~45,000円
高級機種Xperia 1シリーズですと6万円を超える買取価格がつくこともあります。
Xperia 1の新品価格は7~10万円レベルですので、1年落ちでも査定率が50%を下回ってしまうケースもあります。
Xperiaはソニーモバイルのヒット機種で、日本のAndroid系スマホのトップシェアなのですが、やはりiPhoneよりも査定率が落ちる傾向があるようです。
Galaxyの買取価格相場
まず韓国の最大手サムスン電子のGalaxyですが、世界シェアはトップクラスです。
国内ではまだまだの人気が高いとは言えませんので、買取価格の相場がもう一つ上がりきりません。
- 4年落ちのGalaxy S6シリーズは10,000~15,000円
- 2年落ちのGalaxy S8シリーズは15,000~30,000円
- 最新のGalaxy S9シリーズですと30,000~55,000円
Galaxy S9の新品価格が7万円弱だとすると、買取の査定率は40%以上ですので、Xperiaと比較しても変わらないレベルになっています。
その他Androidスマホの買取価格相場
AQUOS
シャープのAQUOSもマニアに人気のあるスマホです。
- 1年落ちモデルのAQUOS R2は20,000~28,000円
- 3年落ちモデルのAQUOS Uは5,000円前後
AQUOS R2の新品価格が58,000円とすれば、やはり40%あたりの査定率になります。
Huawei
もうひとつ、中国製のHuaweiの買取相場もチェックしておきましょう。
- 1年落ちモデルのHuawei P20シリーズの買取相場は15,000円~30,000円
- 2年落ちモデルのHuawei P10シリーズですと10,000~15,000円
新品価格が3~4万円の機種なので、査定率は1年落ちで40%前後になります。
スマホの中古買取は、年式によって相場が大きく異なる
上記のスマホ買取相場を見てもらいますと分かるように、国内ではやはりiPhoneの中古ニーズがとても高くなっています。
世界的にはサムスンのGalaxyや中国フォーウエイ製のスマホの方が断然売れているわけですが、ブランド力の違いが顕れていると言っても良いでしょう。
国内の携帯電話会社3社の売り込みも影響しているということでしょう。
ただし、同じメーカーのスマホでも、1年落ちと3年落ちでは5倍以上も査定率に格差が出ています。
スマホは、そのくらい消耗度の激しいアイテムだということです。
皆さんも毎日、何時間もスマホをいじっているわけですから、それだけ使用感や劣化が生じてしまいます。
iPhoneは1年使っても価値が65%前後残りますが、それ以外のブランドは40%ぐらいまで落ちてしまうのが一般的でしょう。
買い替えをすでに決心している人は、早め早めで買取に出す方がおトクです。
高額買取を希望するならば売り方を工夫しよう
アナタはスマホをどうやって買い取ってもらいますか?
近所の買取専門店も良いですが、それですとブランドやモデルによって査定率がマチマチになりがちです。
アナタのスマホの買取が強い店でないと、相場よりも低い価格で買取られる可能性が高いでしょう。
だからと言って、5店舗も6店舗も歩きまわって査定してもらうのでは時間と労力のロスになります。
1回で10社前後の買取業者の査定が受けられる『一括査定サイト』を利用する方法があります。
買取相場のレベルがチェックできますし、参加した業者の買取額を比較して、最も高い価格を付けた業者を選べば損をする心配もありません。
複数の業者を競わせることもできますので、高額買取の成功率が高い方法だと言えるでしょう。
使用感や年式の古さを減らすようにキレイに磨いておく
キズや色褪せはしょうがないにしても、キレイに磨きこんで、汚れや油膜を落すことは可能です。
毎日使っているスマホですから、ガラスの縁やソフトケースの内側、コードの差し込み口などに汚れが詰まっていることがあるでしょう。
綿棒を使ってキレイに掃除するだけで、かなり見栄えがよくなります。
ですが、アルコールや洗剤など御使うのはNGです。
素材が変形したり、変色する危険があります。
水も使わないで磨くのがコツです。
画面のカバー用シールも剥さないようにしましょう。
買取先に届ける時も張ったままにする方が良いです。
購入時の付属品は全て揃える
買取の基本は、できる限り新品で売られていた時の状態に近づけることです。
購入時の箱も、説明書や保証書もキレイなままの方が査定額アップになります。
もちろん、イヤホーンもイヤホーンケースもキレイにして一緒に出しましょう。
USBケーブルやSIM取り出しピンも忘れずに梱包するようにしましょう。
スマホの故障や画面割れはそのままでOK
壊れたところをわざわざ費用を掛けて、修理してから買取査定に出す方がいます。
それは無駄な出費になりがちですので、控えるほうが良いでしょう。
買取業者はパーツを十分に確保していますから、アナタがかけた費用より安く自社で修理してしまいます。
結局のところ、修理費を見込んだ査定アップまで行きませんので、そのまま買取に出すのがセオリーです。
買取のコツを知って1円でも高くスマホを売却しよう!
スマホの買取価格は、スマホのブランドや機種・年式によって大きく変わってきます。
また、買取先をしっかり選ばないと、もっと損をしてしまうものです。
事前の情報収集を徹底して、少しでも高く買取ってもらうようにおすすめします。
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