プランの見直しや欲しい機種など様々な理由から携帯を解約、キャリアの乗り換えを考えることはありますが、その際によく考えなければいけないのがどのタイミングで解約をするかという点です。
携帯の解約はタイミングを見誤ると高額な違約金が発生するため、余計な費用をかけずに済ませるためには適切な時期を見定めて手続きを行っていかなければなりません。
ソフトバンクを利用している人の場合どのようにして解約を行っていったらいいのか、注意点や他のキャリアに乗り換える場合どんなお得なサービスがあるかなどを紹介していきます。
目次
今使っている番号での契約を使えなくするか他社に乗り換えて利用し続けるか
携帯の解約には二通りあり、今使用している電話番号を完全に使えなくしてしまう形での解約と、電話番号を引き継いで他社に乗り換えるMNPサービスを利用した解約のどちらかを選ぶことになります。
電話番号を引き継がずに解約する場合は家族や知人に新しい連絡先を伝えなければいけない手間がかかってくるため、現在の番号を引き続き使い続けるか否かについてはよく考えて解約の手続きをとっていかなければなりません。
電話番号ごと完全に解約する
今まで使用していた電話番号を引き継がず完全に契約を解約してしまう場合については、ソフトバンクではオンラインで手続きを済ませることはできません。
ソフトバンクのショップで解約を行うことになるので、利用中の携帯電話と本人確認書類、印鑑を持参して手続きに行くことになります。
手続きについては説明を受けてサインをすれば終了であるため、指定された日でないと解約できないといったようなことはありません。
MNPで他社に番号を引き継いで解約する
使用している電話番号を引き継いで他社に乗り換えるという場合には、MNPサービスを利用して解約することになります。
MNPサービスを利用して他車に乗り換える場合解約の手続きはソフトバンクで行う必要は無く、新しく乗り換えるキャリア先のショップに行って手続きできます。
MNPサービスを利用する場合は乗り換えの際に元のキャリアから予約番号を発番してもらう必要があるのでソフトバンクから番号を教えて貰わなければならず、新しいキャリアのショップ先から電話先で教えてもらうか、もしくはあらかじめソフトバンクに出向き番号を貰っておくという形をとることになります。
どちらの方法でもメールアドレスは引き継げない
携帯の解約では電話番号については引き継つかどうかを自分で選ぶことができますが、メールアドレスについては新しい契約、キャリアを変える場合のいずれにしても引き継ぐことはできません。
どのような形であっても契約を一新するとメールアドレスは解約した契約と共に消えてしまいますので注意しましょう。
LINEなどのSNSでは無くメールを主に活用しているという人の場合は新しい連絡先を各人に伝えなければならないので手間がかかります。
解約の前に確認しておきたいポイント
解約の手続きは書類上の手続きを行えば簡単に済みますが、解約にあたってそれまでの契約をしっかり見直しておく必要があります。
タイミングによっては解約時に大きな費用がかかってくることもありますから、突然多額の費用を請求されたり余計な費用がかかり困ってしまうことの無いよう気を付けてください。
端末代金の割賦支払いは終わっているか
今では携帯を購入する際は端末代金の割賦支払いが当たり前になってきていますが、解約月までに残額が残っている場合残っている代金を全額支払わなければなりません。
場合によっては解約時に数万円の請求が来ることもあるので気をつけましょう。
特に解約をしてしまうことで月月割などの端末代金の割引が無くなってしまうような契約内容になっている場合、思わぬ高額な請求を受けることもあるため注意が必要です。
端末代金を支払い終わるまで解約しない方が得というようなケースもあるので、解約のタイミングはよく考えて決断するようにしましょう。
契約更新期間外だと違約金が発生する
携帯の解約については、契約の更新期間外に解約を行うと違約金が発生するのが当たり前です。
解約についてはいつでも自分のタイミングで行うことができるものの、解約を行う時期によっては一万円近くの違約金が発生してしまうことになるので気をつけましょう。
契約更新期間がいつであるかについてはソフトバンクのマイページで確認もしくはショップで調べてもらえばわかるので、解約を考えている際には前もって必ず把握しておくことが大切です。
違約金はいわば払わなくても済むお金ですから、緊急の理由での解約ということでなければ時期を改めてできるだけ支払わずに済むよう努めていくべきです。
現金での支払いを求められることも
解約するタイミングによってはさまざまな費用を請求されることがありますが、その支払いは必ずしも口座引き落としで行えるとは限りません。
特に月々の携帯料金の支払いを口座引き落としにしていると当たり前に引き落として貰えるものだと思ってしまいがちですが、場合によっては解約時に店頭で現金支払いしかできないというようなことも起きてきますから気をつけましょう。
持ち合わせが足りずその場で解約できない、出直さなければならないというようなことが出てきては不便ですから、スムーズに解約を行うためには予めショップやコールセンターでどのように支払いを求められるかを確認しておいた方が無難です。
月の半端なタイミングで解約するとどうなるの?
携帯の解約は月末30日や31日といったタイミングで手続きを行えば何の心配もありませんが、なかなかキリの良いタイミングで解約をすることというのは難しく、大抵は月半ばなどの中途半端な時期に手続きをすることになるのが当たり前です。
半端なタイミングで解約をするとなった場合、基本料金やオプションサービス、その他割引などがどのように適用されるかについてはきちんと把握しておきましょう。
基本料金については日割り計算してもらえる
もし月の途中で解約をする場合、プランの基本料金については日割り計算を行ってもらうことができます。
料金を日数で割ってもらうことができるため、月初頭に解約を行ったとしても基本料金を丸々支払わなければならないということはありません。
特に大きなプランを利用している人の場合、日割り計算をしてもらわないと使っていないぶんに対しても料金を支払わなければならず痛い打撃となりますが、その点に関しては良心的な対応をしてもらえるので心配いりません。
基本料金を無駄にしないために月末まで解約を待たなければならないというようなこともありませんから安心です。
オプションサービスに関しては全額負担が基本
保険などのオプションサービスに関する料金については月のどのタイミングで解約をしたとしても全額負担となることが基本です。
そのためオプションサービスを多数利用している人に関しては解約をする時期によっては料金を無駄にしてしまうこともあるので心得ておきましょう。
基本料金は日割り計算をしてもらえるものの細かいサービスの料金に関しては月を跨がず月末内に手続きを済ませた方が損をすることは少ないです。
月を繰り越して新しい料金が発生する前に解約を済ませられるように努めてください。
解約にかかってくる諸費用
携帯を解約するとなった場合には、必ずそのための費用がかかってきます。
手続きを済ませて終わりという限りでは無く、解約のための諸費用が発生するケースもありますから、この点についてはよく心得ておきましょう。
一度解約してしまうと最後の引き落としの際に覚えのない金額を請求されて戸惑ってしまうこともあるので気を付けてください。
MNPサービスで他社に乗り換える場合は転出手数料がかかる
電話番号を引き継いだまま他社に乗り換える場合MNPサービスを利用することになりますが、その際には転出手数料を請求されることになります。
MNPサービスは予約番号の発行のみについて、料金は発生しませんが、他社で転入手続きをすると転出手数料が発生することになるのでよく覚えておきましょう。
覚えのない数千円が上乗せされて請求がくれば当然驚いてしまいますから、解約後の請求で心配に思ってしまうことの無いよう理解をしておいてください。
事務手数料はかからない
ソフトバンクでは携帯電話の解約に関して事務手数料はかかりません。
他社においては3,300円(税込)程度の事務手数料がかかることも当然ですが、ソフトバンクは解約時に店頭で事務手数料は発生しませんので安心です。
MNPサービスを利用せず、端末の割賦残高も無く、契約更新期間などをきちんと見定め違約金などの余計な費用が発生しないようタイミングを見計らえば何の費用も負担せずに解約を済ませることができます。
心配な場合はコールセンターで確認を
ソフトバンクの携帯を解約する場合、手続きは店頭でしかおこなうことができません。
しかし解約の際にどのような料金や諸費用が発生するか、その内訳などについてはコールセンターに問い合わせることで確認ができます。
店頭で思いもよらぬ料金が発生することを告げられてびっくりしてしまう、時期を改めた方が無駄な費用を払わずに解約できると思い直してしまうこともあるでしょうから、そういった二度手間を食わないようにするためにも、心配な場合は一度コールセンターに契約内容を問い合わせて実際にかかる費用を詳細に確認しておくことがおすすめです。
どこに乗り換えるかよく考えておこう
連絡手段としてはもちろん携帯は今やコミュニケーションツール、娯楽や情報収集にも欠かせないアイテムであり、無くてはならない存在です。
使用していた携帯を解約すると決めたら次はどこに乗り換えるかをよく考えていく必要があるでしょう。
引き続き大手キャリアを利用し続けるのか、格安SIMに乗り換えるのかを検討し、より良い選択を行っていってください。
MNPサービスを利用して乗り換える場合、予約番号を発行してから15日以内に手続きを行わないと無効になってしまうため、新しく乗り換えるキャリアについては解約前に決めておいた方が良いと言えます。
ドコモは新料金形態がわかりやすい
ドコモは複雑な料金プランが見直され、現在はギガホとギガホライトの2つのプランから選んでいくスタイルに変更されたことから、通話料やデータ量に合わせて自分のためのプランを組むのが面倒、解りにくいプランは嫌という人は安心して利用することができます。
家族全員がドコモを利用しているのであれば三回線以上で月々の利用料金が最大1,100円(税込)割引になるなど、嬉しいサービスも充実しています。
ドコモ光とセットで利用するとさらに割引を受けられるため、思い切って家族全員でドコモに乗り換えるといった選択をするのもおすすめです。
大手キャリアであることからサービスの安定性に心配が無いというのも大きな魅力です。
自分にぴったりのプランで利用したいならau
auはソフトバンクやドコモに比べて料金プランが細かく複雑ですが、その分より自分の利用に合ったプランを選べるのが魅力です。
少ない通信量で我慢しながら利用する必要も大きすぎるプランで無駄にお金を払わなければならないことも無いため、制限や無駄の無いプランで携帯を利用していくことができるでしょう。
また7GBまでなら速度制限が無い、対象のSNSのデータ利用は無料などSNSの利用が主という人にはありがたいユニークなプランなどもあります。
動画見放題プランなどもあり、データ量で選ぶのでは無く用途でプランを選べるよう選択肢が充実しているため、特定のコンテンツをメインに利用することが多いという人はとても納得のいく選択ができるでしょう。
安さ重視なら格安SIMがおすすめ
月々の携帯の利用料金が負担になるというのであれば、格安SIMへの乗り換えを検討してみるのもおすすめです。
格安SIMは大手キャリアに比べて料金が圧倒的に安く、選び方によっては月々の利用料金が数千円安くなることも珍しくありません。
データ利用を制限して使わなければならないということも無く、無制限使い放題で利用しても月々5,000円以下で済んでしまうといったこともできますから、安さを重視するのであれば格安SIMを選択するのが一番です。
近年では格安SIMを選択する人も多く、サービスを提供する会社の数も増えてきているので、お得な選択肢として賢く利用していくことができるでしょう。
格安SIMってどんなもの?
楽天モバイルやLINEモバイル
など様々な会社からサービスが提供されるようになってきた格安SIMですが、これが実際にはどんなものなのかわからないという人もまだまだ多いでしょう。
安定した回線で利用できるものなのか、何故大手キャリアに比べて安く利用できるのか、契約や解約はどのように行われるのかについて、メリットやデメリットも含めて説明していきます。
通信回線は大手キャリアのものを利用させてもらう
格安SIMを利用する場合に一番気になることと言えば、やはりどれくらいの通信速度、安定性で利用できるのかという点です。
いくら料金が安くとも通信が遅かったり不安定だったりしては使い物になりませんが、その点に関しては格安SIMは大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供しているので心配ありません。
各サービス会社によってドコモ、ソフトバンク、auどこの回線を借りるかは違ってきますし、中には三社から好きなところを選べるケースもあります。
しかし三大キャリアの通信回線だけあって全国どこに住んでいてもほとんどのエリアで問題無く利用できますから、通信に関して不便をすることはありません。
広告や人件費をかけずサービス内容もシンプルなため料金が安い
格安SIMでは大手キャリアのように広告を出したり全国にショップを設けて人件費をかけたりしていません。
そのためにコストを大幅に抑えることができ、利用料金の安さに反映することができるのです。
プランなどもシンプルで解りやすいものが多く難しい説明は不要、顧客が自分で理解し自由に選べる内容となっているので大手キャリアでは難しい圧倒的な安さを実現しています。
動画やSNSのデータ利用が無料、半年間基本料金無料などのユニークなプランもあり、大手キャリアには無いユニークなプランで納得のいく利用をしていくことができます。
契約も解約もオンラインで済む
格安SIMの契約・解約については全てオンライン上で手続きが行われます。
格安SIM会社のホームページ上から申し込み契約、解約時もマイページにログインし手順に沿って解約手続き、それが済んだら使っていたSIMカードを返却して終了なので誰にでも簡単に行えます。
大手キャリアの場合様々な手続きに大変な時間がかかって当然であり、ショップが混雑していると待ち時間が長いといった問題も出てきますが、格安SIMはそういったストレス無く契約・解約ができるのはとても便利で大手キャリアとは違う大きなメリットとも言えるでしょう。
大手キャリアのユーザーが優先なので回線の混雑時は後回しにされる
格安SIMの回線は大手キャリアの回線を借りているので、大手キャリア側で回線が混雑した場合、格安SIM側のユーザーの回線利用は後回しにされてしまいます。
基本的にはそう不便することはありませんが、多数の人が一斉に回線を利用した場合格安SIM側のユーザーはあきらかに通信が遅い、場合によっては繋がらないというようなことが起こることも考えられるので、この点についてはよく理解しておきましょう。
日常において不便に感じることはあまりなくとも、災害時など一斉に回線が使用されるような時はどうしても繋がりにくさを感じるかもしれません。
SIMロックやSIMフリー端末などに詳しくないと難しい
格安SIMはサービス提供会社から送られてきたSIMを自分で携帯にセットして利用をスタートさせることになります。
そのためSIMカードやSIMフリー端末などの知識が無い、SIMカードの設定の仕方が解らないという人の場合困ってしまうことになります。
利用したい端末がSIMフリーであるか、自分でSIMロックを解除できるかといったことができないと携帯を設定、使用し始めることができません。
問い合わせて電話口でアドバイスしてもらうことはできても大手キャリアのように窓口にかけこんで教えてもらう、代わりに行ってもらうということはできませんから、この点については理解しておきましょう。
SIMに関する知識が無い、機械に疎いといった人の場合身近に詳しい人がいないと苦労をしてしまうかもしれません。
キャリアの乗り換えについてはしっかりシミュレーションしておこう
携帯を変える場合、次に利用するキャリアについてはよく調べておかないと乗り換えをしてから後悔したということも起きかねません。
特に大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合、料金が安くなることは間違いないものの、回線の早さや安定性などに不満が出たり、データ通信量は安くなったけれど通話料金が高くなってしまったというようなことも出てきますから、細かいサービスまでトータルでよく比較して乗り換えを検討していかなければなりません。
乗り換えてみたら実は前のキャリアの方が満足に利用で来ていて良かったというようなことが出てきてはがっかりしてしまいますので、安易に考えてしまうのでは無く慎重に検討していくことが大切です。
各社のシミュレーションサービスを上手に利用しよう
大手キャリア、格安SIMのいずれにおいてもホームページ上では利用プランについてシミュレーションを行うことができますから、まずはこれを利用してどのように携帯を使っていけるかを調べてみてください。
データ通信量、電話料金など解りやすい部分についてはシミュレーションサービスを利用すれば簡単に各社のぴったりな利用プランを出すことができるため、これを基準に細かなサービスや注意点をチェック、メリットとデメリットをはっきり書き出し比較して乗り換え先を決定していきましょう。
格安SIMも大手を選んだ方が安心
格安SIMはサービス提供会社も増えていますが、やはり小さな会社であるといつサービスが無くなってしまうか解らないという不安があります。
使っていた携帯が突然使えなくなってしまっては困りますから、安心してサービスを利用し続けるためにはある程度大きな会社を選択するということも大切です。
いくら安く利用できても名前を聞いたことが無いような会社ではやはり不安が残りますので、楽天モバイルやLINEモバイル
、BIGLOBEモバイルなどのサービスを利用できるのであれば、そちらを選択した方が安心感はあるでしょう。
解約も乗り換え先も必要事項についてしっかり下調べをしておくこと
携帯を解約、新しく乗り換えを行う際には、解約にどのような手続き、どんな費用とどれくらいの金額が必要になるか、新しく乗り換えるキャリアはどこにするか、今までと変わらず不便なく利用することができるかを良く調べておくことが大切です。
何の下調べも無しに解約、乗り換えをしてしまうと余計な費用がかかったり、乗り換えたことで電話やネットが不便になってしまうことがあるので気をつけましょう。
解約については違約金の発生しないタイミングや端末の割賦代金の残額の有無、乗り換えについては安定したサービスと納得できる料金で利用できるかといったことをしっかりチェックしておく必要があります。
コールセンターなどを活用して調べておくと実際の手続きもスムーズに済むため、後悔や予定な手間に悩むことの無いよう予めしっかり準備をしておきましょう。
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