このようなことで、テレワークのネット回線について悩んでいる人もいると思います。
適当にネット回線を選んでしまうと、仕事がスムーズにできないどころか、思いもよらないところで落とし穴にはまってしまう可能性も…。
そこで今回は、テレワークのためのネット回線を選ぶポイントや、おすすめのネット回線を紹介します。
テレワークが近づいているのにネット回線がない人は、このページを読んで、あなたに合ったネット回線を探してみてくださいね!
目次
テレワークに必要なネット回線4つのポイント

「テレワークが決定したのに、ネット回線がなくて仕事ができない!」という場合には、まずネット回線を整える必要があります。
ただ単にネット回線と言っても、適当に選べばいいというものではありません。
中には、テレワークが終わってネット回線が不要になっても料金を支払い続けなくてはならないものや、回線速度が遅すぎて仕事にならないものも存在します。
スムーズなテレワークのために必要となる、ネット回線の4つのポイントを押さえておきましょう。
- 利用料金の安さ
- 利用開始までの期間
- 回線の速度
- 契約期間の縛り
それでは、それぞれのポイントについて詳しく説明します。
利用料金の安さ
テレワークでネット回線を選ぶ際には、利用料金の安さを確認することがポイントです。
ネット回線の費用は会社負担となるケースも多いですが、個人で支払うケースもあるため、できるだけ安く済ませたいですよね。
当然ながら、利用料金はそれぞれのネット回線によって異なります。ただ、大体の目安として、以下のような月額料金が相場です。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
ポケットWi-Fi | 3,000円~4,500円 | |
光回線 | 4,000円~ | ~5,500円程 |
利用料金の他に、事務手数料などの初期費用をはじめ、工事費用やオプション料金なども必要になるため、上記の料金以上を支払うケースもあります。
無駄なオプションをつけないようにしたり、工事費用が無料になるネット回線を選ぶなど、契約の際には注意しましょう。
利用開始までの期間
テレワークの開始日がいつなのかによって、ネット回線の利用手続きを早めに済ませなくてはなりません。
急いで契約しても、利用可能になるまでの期間が長い場合には、仕事に着手できなくなってしまいます。
選ぶネット回線の種類によっては、利用開始までに1か月~2か月程度かかってしまう可能性があるため、事前に利用開始までの期間を把握する必要があります。
回線の種類によって違いがありますが、以下のような期間が目安です。
利用可能までの期間 | |
---|---|
ポケットWi-Fi | 申し込み翌日~数日 |
光回線 | 約1か月~2か月 |
利用開始までの期間はそれぞれのネット回線によって異なりますので、問い合わせたり公式ホームページを確認しましょう。
回線の速度
テレワークでは、回線の速度も重要なポイントと言えます。
日常的な仕事を行う中で、インターネットの連続的な接続は少ないかもしれません。
しかし、WEBでのテレビ会議や、資料のやり取り、ファイルのアップロードやダウンロードなど、ネットに接続しなくてはならない機会は多くありますよね。
例えば、Zoomなどを活用したWEB会議をストレスなく行うためには、10~20Mbps程度の速度が必要です。
回線速度とできること | |
---|---|
500Kbps | ほぼ何もできない できてもストレスに感じる |
1Mbps |
|
10Mbps |
|
50Mbps |
|
※あくまでも目安です。
ここで回線速度が遅いものを選んでしまうと、テレビ会議中にラグ(遅延)が発生してしまったり、データのやり取りに極端に時間がかかったりと、不便に感じるケースがあります。
ネット回線の公式サイトに記載されている回線速度は、「最高速度の数値」であることがほとんどです。
そのため、実際に利用して計測すると、記載のあった速度に遠く及ばないケースも珍しくありません。
普段あまりネットを使わない人は回線速度は重要ではないと感じるかもしれませんが、テレワークでは不便になることもあるため、注意しましょう。
ネット回線の利用料金が安い代わりに、速度がほぼ出ないというネット回線も存在しますので、回線速度がどのくらいなのか、口コミや公式サイトで確認してください。
「みんなのネット回線速度」というページであれば、実際の速度を知ることができます。
契約期間の縛り
契約期間の縛りについても、必ずチェックすることが大切です。
多くのネット回線には契約期間が設けられており、その期間以内に解約すると違約金が発生するという仕組みになっています。
長期間テレワークでの仕事が継続すると決まっているのであれば、契約期間縛りが長くても問題はありません。
しかし、そうではない場合には途中解約した際に、無駄な料金が発生するのです。
例えば、光回線で有名なNURO光の契約期間縛りは2年、ポケットWi-Fiで有名なWiMAXは1年~3年です。
この期間中に解約すると、NURO光は10,450円(税込)、WiMAXは20,900円(税込)の違約金がかかります。
そのため、テレワークをどのくらいの期間続けるのかがハッキリしている人は、期間にあわせてネット回線を選ぶことも大切なのです。
テレワークでは、会社の資料やデータなど様々な情報を取り扱うことになるため、パソコンのウイルス対策・セキュリティソフト導入が大前提となります。
会社全体の信用を無くしたり、機密情報や個人情報が漏洩しないよう、十分に注意しましょう。
テレワークなのにネット回線がない場合の2つの対処法

テレワークをしなくてはならないのにネット回線がない場合、対処法として2つの方法があります。
どちらの方法を選ぶのかは、テレワークの期間や使える費用、時間にもより変わるため慎重に選ぶことが大切です。
それぞれ詳しく紹介します。
対処法① ポケットWi-Fiを利用する
ポケットWi-Fiは、高速通信ではありませんが、工事が不要なうえに、自宅でも外出先でもネットを使って仕事ができる環境を整えることができます。
光回線と比べると利用料金が安いことが多く、契約期間の縛りがないプランや日数が短いプランなども契約が可能です。
ポケットWi-Fiのルーターが届いたその日から利用することができるため、あと数日でテレワークに切り替えないといけないという人にはピッタリと言えます。
ただし、ポケットWi-Fiの場合には、速度制限がかかります。
例えば、1日に〇Gbps以上使うと、そのネット回線の最低速度まで落とされるといった具合です。
この決まりについても公式サイトに記載がありますので、事前に確認しておくといいでしょう。
対処法② 光回線を利用する
光回線には、回線速度が速く安定した通信が可能なものが多く、速度制限もないものがあります。
マンションタイプと戸建てタイプで利用料金が異なり、契約期間は2年が平均です。
光回線を選べば、仕事中にも特にストレスを感じることなく、テレワークを行うことができるでしょう。
ただし、光回線を新規契約する場合には、工事が必要となります。
光回線の工事には予約が必要となりますが、混み具合によっては予約できるのが1か月や2か月先になってしまう可能性こともあるのです。
業者によっては、新型コロナウイルスの影響で工事の予約が可能な日程が遅くなりやすく、予定の日までにネット回線を引くことができない場合もあります。
光回線は、高速で快適なネット環境を整えられますが、工事が必要になったり、予定の日までにネット環境を整えられない可能性があることも覚えておきましょう。
ポケットWi-Fiと光回線は自分の環境に合わせて選ぶ

テレワークをしたいけどネット回線がない場合の対処法として、ポケットWi-Fiと光回線を紹介しました。
どちらを選べばいいのか分からない人も多いと思いますので、それぞれがどのような人に合っているのかを紹介します。
一時的なテレワークであればポケットWi-Fi
テレワークのネット回線にポケットWi-Fiがおすすめできるのは、以下のような人です。
ポケットWi-Fiは、契約をしてから早ければ翌日~数日で自宅にルーターが届きます。
そのため、テレワークまでの期限が短く、できるだけ早くネット回線を整えなくてはならないという人には向いているでしょう。
契約期間の縛りがないものもあるため、テレワークの期間が短い人であっても、解約金を気にすることなく契約を解除できます。
また、ポケットWi-Fiはその名の通り、小さなサイズで持ち運びが可能です。
気分転換にカフェに出かけたり、公園に出かけたりした際にも仕事がしたいという人にとっても、ネット環境をすぐに構築することができるためおすすめできます。
先ほどポケットWi-Fiには通信制限があると説明しましたが、仕事以外でネットを利用することが少ない人であれば、特に問題なく利用可能です。
テレワークまでの期限が迫っている人や、外出先でも仕事がしたいという人は、ポケットWi-Fiを検討してみてください。
長期的なテレワークであれば光回線
テレワークのネット回線に光回線がおすすめできるのは、以下のような人です。
光回線の多くが契約期間を設けており、途中解約で解約金が発生します。
しかし、平均して2年程が契約期間となっていますので、テレワークの期間が1年や2年と長い人は、期間に合わせて契約すれば解約金を支払うことなく利用できておすすめです。
また、通信速度が速いという特徴があるため、Zoomなどを利用してのネット会議やファイルのアップロード・ダウンロードなどもストレスなく行うことができます。
光回線には回線の開通工事が必要となりますが、テレワークまでの期限に余裕がある人であれば、問題ありません。
さらに、光回線の中にはdocomo・Softbank・auのキャリアスマホを利用している人がお得に契約できる仕組みがあるサービスも存在します。
キャリアスマホを利用している人の、スマホの利用料金が最大1,000円安くなるのです。
家族がいる場合には、家族全員のスマホ料金が安くなるため、とてもお得に契約ができます。
テレワークの期限に余裕があり、ストレスなくネットを利用したい人や、キャリアスマホを使用している人は、光回線を検討してみてください。
テレワークにおすすめのポケットWi-Fiと光回線

テレワークにおすすめのポケットWi-Fiと光回線を紹介します。
ポケットWi-Fiと光回線それぞれ、どちらがあなたに合っているのかを確認し、おすすめのネット回線をチェックしてみてください。
ポケットWiFiなら「縛りなしWiFi」

ポケットWi-Fiの中でおすすめできるネット回線として、「縛りなしWiFi」が挙げられます。
ポケットWi-Fiは、契約期間の縛りがないものがあると紹介しました。
「縛りなしWi-Fi」は、まさにその代表格であり、契約期間の縛りがありません。
そのため、テレワークの期間が短い人でも、違約金を気にせず気軽に契約することができます。
縛りなしWi-Fiの料金やデータ通信量は、以下の通りです。
利用料金 | 2GB:月3,630円(税込) 20GB:月3,300円(税込) 50GB:月3,575円(税込) |
---|---|
契約期間 | 縛りなし ※最低1か月は利用 |
利用可能までの期間 | 14時までの契約で翌日発送 |
速度制限 | 2GB:1日2GBを超えると当日制限 20GB:月20GBを超えると当月停止 50GB:月50GBを超えると当月停止 |
対象エリア | Softbankの対応エリア |
使いたいデータ通信量にあわせてプランを選ぶことができ、14時までに契約申し込みを行えば、翌日発送が可能になります。
テレワークですぐにネットを使いたいという人にとって、とても便利なネット回線です。
ただし、通信速度制限がありますので、どのプランにするのかはテレワークで行うことになる業務にあわせて選ぶようにしましょう。
光回線なら「NURO光」

光回線なら、「NURO光」がおすすめできます。
NURO光は、2021年現在、国内高速通信が可能となっている光回線です。
快適なネット環境が整うため、仕事以外でネットをよく利用する人にとっても向いていると言えます。
キャッシュバックが高く、Softbankユーザーであればスマホ割も受けられ、お得に利用可能です。
利用料金 | 戸建て:5,217円(税込) マンション:5,217円(税込) |
---|---|
契約期間 | 2年間 |
利用可能までの期間 | 1か月程度 ※工事の空き状況による |
工事費用 | キャッシュバック 45,000円で実質無料 |
速度制限 | なし |
スマホ割 | Softbankユーザー |
対象エリア | 札幌・小樽・千歳・恵庭 石狩・東京・神奈川 埼玉・千葉・茨城・栃木 群馬・愛知・静岡・岐阜 三重・大阪・京都・滋賀 兵庫・奈良・福岡・佐賀 |
テレワークまでの期限に余裕があり、かつ対象エリア内に住んでいる人に向いている光回線です。
速度や対応ともに口コミ評判も高く、快適なネット環境を構築することができます。
スマホもお得にするなら各キャリア光回線

スマホもお得にするのであれば、各キャリアの光回線がおすすめです。
スマホ割が適用されますので、あなたが使用しているスマホのキャリアにあわせて回線を選べば、スマホの利用料金が月額最大1,000円安くなります。
回線速度はNURO光には劣りますが、問題なくZoomでのテレビ会議やファイルのアップロード・ダウンロードが可能です。
利用料金 | 戸建て:5,229円(税込) マンション:3,964円(税込) |
戸建て:5,720円(税込) マンション:4,180円(税込) |
戸建て:3,240円(税込) マンション:1,920円(税込) |
---|---|---|---|
契約期間 | 2年間 | ||
利用可能まで | 1か月程度 ※空き状況による |
||
工事費用 | キャッシュバックで実質無料 | ||
速度制限 | なし | ||
スマホ割 | docomoユーザー | Softbankユーザー | auユーザー |
キャッシュバック | 20,000円 | 54,000円 | 45,000円 |
対象エリア | 全国 |
キャッシュバックの額は目安です。
契約する店舗によって違うケースもあるため、事前に調べてみてください。
キャリア回線はNUTO光とは異なり、それぞれのキャリアが対応しているエリアで提供されているため、全国で利用可能となります。
工事も必要になるため開通までには時間がかかりますが、スマホとセットで安く利用できるため、キャリアスマホを使用している人にはピッタリです。
まとめ

「テレワークが決定したのに、ネット回線がない」という人に向けて、2つの対処法とおすすめのネット回線を紹介しました。
テレワークのネット回線を選ぶポイントをおさらいすると、以下のようになります。
- テレワーク開始までの期限の長さ(工事の有無)
- テレワークを続ける期間の長さ(契約期間縛りの有無)
- 利用料金(キャッシュバックなども含む)
- 通信速度
テレワークが突然決まり、焦っている人もいると思います。
とりあえずはポケットWi-Fiで様子を見て、時間ができたら光回線に変更するという選び方もおすすめです。
違約金がないポケットWi-Fiなら気軽に契約しやすいので、急ぎの人はポケットWi-Fiを検討してみてください。
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