子育ての悩みの1つとして、子供にスマホを持たせるのは何歳からがいいのかという悩みがあります。
周囲の友達とのタイミングを合わせてあげた方がいいのかという風に、子供にスマホを持たせるタイミングについて悩んでいる親が多くいるのではないでしょうか。
仲のいい友達でスマホを持っている子が多いと、子供たちは余計に自分も欲しいという感情になります。
周囲のタイミングと合わせるのもおすすめですが、中には突然iPhoneが欲しいと言い始める子もいますiPhoneは通常購入すると本体だけでも10万円前後の費用が必要となり、毎月1万円前後の月額料金が必要です。
しかし古いiPhoneを使うと、低コストでiPhoneを利用できます。
親が使わなくなったiPhoneや古いiPhoneを子供にお下がりで渡す方法について理解しておきましょう。
目次
使わなくなった親のiPhoneをお下がりとして子供が使う
古いiPhoneでもSIMカードを入れ替えるとお下がりとして利用できます。
親が使わなくなった古いiPhoneがあれば、格安SIMブランドで格安SIMカードを購入してみましょう。
最新のiPhoneを購入した場合と比較すると、かなり低コストでiPhoneを利用できます。
格安SIMブランドの場合月額料金が1,000円以下で利用できるものが多いです。
親が使わなくなったiPhoneを処分せずに再利用できるうえに、子供もiPhoneが使えます。
スマホケースカバーを付けてしまえば、古いiPhoneということは特に気にならなくなります。
iPhoneを持てるというだけで、子供たちも喜んで使う可能性が高いです。
子供がiPhoneを欲しいと言ってきた場合は、親のお下がりでのiPhone本体の使用を提案してみましょう。
iPhone本体の状態を確認する
親が使っていたiPhoneをお下がりとして子供に使わせる場合には、始めにiPhone本体に不具合がないか確認しておきましょう。
スマホは使えば使うほど、劣化していきます。
スマホの動作反応スピードも遅くなっていくのです。
iPhone本体が劣化してしまっている状態の場合、SIMカードは新しくても処理スピードが遅くなる可能性があります。
iPhone自体の性能はいいのですが、もったいないことになってしまいかねません。
あまりにも古すぎるiPhoneの場合は、本体そのものの性能や劣化状態に注意が必要です。
型落ちのiPhoneを購入する
子供がiPhoneを欲しいと言うものの、親がiPhoneを使っていなかった場合や、iPhoneの破損状況がひどい場合は、型落ちしたiPhoneが狙い目です。
型落ちモデルのiPhoneとは、旧機種のことです。
どのキャリアでも型落ちモデルを扱っています。
最新のiPhoneを購入するとなると、本体を購入するだけでも多大な出費となってしまいます。
もちろん親が使わなくなったiPhoneをお下がりとして子供に渡すのが最もお金がかかりませんが、型落ちモデルを購入した場合でも初期費用をかなり抑えられます。
親のお下がりのiPhoneがない場合は、型落ちしたiPhoneの購入を検討してみましょう。
子供にiPhoneを持たせると得られる4つのいいこと
子供がiPhoneを欲しいと言ったら、親としては最初は迷ってしまうでしょう。
iPhoneはとにかく本体や月額料金が高く、大人でも気軽に購入できる商品ではありません。
また格安SIMを利用して金額の面はクリアしたとしても、子供にiPhoneを持たせるメリットはあるのだろうか…と感じている親も多いのではないでしょうか。
実は子供にiPhoneを持たせると、たくさんのメリットを得ることができます。
豊富なアプリが利用できる
スマホのアプリをダウンロードする方法として、Apple StoreとGoogle Playの2種類があります。
ほとんどのアプリがどちらからもダウンロードできるようになっていますが、中にはiPhoneで利用できるApple Storeでないとダウンロードできないアプリもあります。
アプリの中には便利なものから学習に役立つものまで、さまざまな種類のアプリがあります。
特に無料で利用できるアプリは、子供たちの選択肢や可能性を広げてくれます。
iPhoneだけでなく、子供がスマホを持つメリットとして情報の幅が広がるという点は非常に大きいです。
ただしスマホを初めて持った子供たちはアプリやゲームに夢中になってしまう可能性が高いので、スマホを使い過ぎて私生活に支障が出ていないか見守ってあげましょう。
自分で考える力が身に付く
インターネット上にはさまざまな情報が溢れています。
中には真偽が怪しい情報もありますが、大抵の問題はインターネットで調べて自分で解決することができます。
何かの方法ややり方、答えなど、インターネットで調べるだけでわかる情報が多くあります。
これらの情報を利用する度に、子供たちは自分で答えを探す力を身に付けることができます。
今まで親に聞かなければわからなかったことでも、スマホを使って自分で調べることができるようになるのです。
自分で考えると、例え失敗してしまってもそれはいい経験となります。
子供の自立を促進させるという面でも、子供が自由にインターネットを使える環境ができることは大きなメリットとなります。
iPhone1つにいろんな役割がある
iPhoneを1つ持っていれば、電話やメールといった基本的な連絡手段の他にカメラ、インターネット検索、SNS、スケジュール帳、地図、懐中電灯など、さまざまな機能を使えるようになります。
さらにスマホはコンパクトなサイズで持ち運びやすいです。
1つ持っているだけで複数の機能を利用できるようになる為、実はそれぞれをバラバラで購入するよりは圧倒的に安い金額でさまざまな機能を利用できます。
連絡手段が増える
当然のようなメリットですが、子供がスマホを持つことで外出時の連絡手段が増えます。
固定電話のある場所でないと連絡を取り合えなかった親子間での連絡手段に、新しくスマホという連絡手段が加わります。
固定電話のみしか連絡手段がないと、いざという時に困ってしまいます。
小さな子供が迷子になりやすいので、小さいうちからキッズケータイを持たせることへのメリットにも当てはまります。
緊急時や急に困った時などにすぐに連絡できるようになるので、親としてもこのメリットは非常に助かるのではないでしょうか。
子供にiPhoneを持たせるデメリット
iPhoneを子供に持たせることにメリットがある反面で、iPhoneを持ち始めたことによって生じてしまうデメリットももちろん存在しています。
インターネットは便利でありながらも恐ろしい裏の顔を持っています。
子供がスマホを持ち始め、自分で自由に使い始めるのは大変喜ばしいことです。
しかしそのデメリットも理解したうえで使用するだけで、さまざまなリスクから回避できます。
犯罪に巻き込まれる確率が高くなる
インターネットを利用した犯罪に巻き込まれる確率は、子供だけでなくスマホやパソコンなどでインターネットを利用すると必ず高くなります。
近年特にSNSを利用した詐欺事件が増えています。
特にスマホを持ち始めたばかりの子供たちには、情報を見極める力を身に付けさせてあげなければいけません。
ただしインターネットを使用せずに生活していたとしても、犯罪に巻き込まれてしまうことはあります。
重要なのは情報を見極める力を養う必要があるということです。
危ないからと言って心配しているだけでは、子供たちはいつまでもスマホの使い方に慣れることができません。
過保護に心配してしまうと子供も息苦しくなってしまうので、干渉し過ぎないようにして子供にスマホを使わせてあげましょう。
会話でのコミュニケーションが減ってしまう
スマホを初めて持った子供は、スマホに夢中になります。
新しいことや友達と連絡を取り合うのが楽しくて、家で家族とコミュニケーションを取る時間はスマホを持ち始める前よりも少なくなってしまうでしょう。
しかしそれは仕方のないことです。
親としては寂しくなってしまうかもしれませんが、子離れと思ってスマホと向き合う子供の姿を見守ってあげましょう。
使わなくなったiPhoneを子供に渡す前に必ずやっておくべきこと
親が使っていたiPhoneを子供に渡す時に、下準備としてやっておくべきことがいくつかあります。
SIMカードを入れ替えてしまえば新しいiPhoneとして簡単に利用できますが、子供にiPhoneを渡す前に手順を踏んで子供がすぐ使い始めて問題ない状態にしておきましょう。
iPhoneを初期化しておく
親が使っていたiPhoneを子供に渡す時には、iPhoneの初期化を行っておきましょう。
設定ページからiOSを最新のものに更新し、すべてのコンテンツと設定を消去します。
初期化を実施する際にはApple IDの入力が必要となります。
AppleではIDの共有は推奨されていません。
親の名義での新しいIDの作成をおすすめします。
機能制限を設定する
設定の項目から機能制限のページに進み、パスコードを設定します。
パスコードは管理の為に利用するものなので、子供に教える必要はありません。
逆にパスコードを子供が知っていると自分で変更できてしまうので、子供に内緒で制限したい機能がある場合は子供に渡す前に確認しておきましょう。
制限し過ぎるのもよくないので、子供の年齢や環境に応じて制限するべき機能やコンテンツを選ぶのが重要です。
履歴の削除には特に注意する
子供にiPhoneを渡すことになった時、ほとんどの人が通話履歴やメールの削除に気を使います。
しかし実は完全に履歴を消したと思っていても、意外なところに残ってしまっている場合があります。
パソコンのゴミ箱機能では、一度ファイルをゴミ箱に捨ててもゴミ箱の中にファイルが残っています。
誤って捨ててしまった場合には助かる機能なのですが、このゴミ箱の中のデータファイルの削除を忘れてしまう人が多くいます。
メールや留守番電話メッセージでも同じことが言えるのです。
子供に渡す前に、きちんと全ての履歴が削除されているかどうか隅々まで確認してみましょう。
子供の初めてのスマホに格安SIMがおすすめな理由
格安SIM市場が発展する前はスマホデビューといえばソフトバンク・au ・ドコモの3社大手キャリアから選択するのが一般的でしたが、今は子供の初めてのスマホには格安SIMがおすすめです。
月額料金が断然安い
格安SIMブランドと大手キャリアの月額料金を比較すると、格安SIMブランドは月額料金がとても安いです。
月額1,000円以下の料金で利用できるので、子供のお小遣いからスマホの料金を差し引くこともできます。
どうしてもスマホが欲しいとねだる子供に対して、お小遣いが減ってしまうことを条件に出せます。
子供の希望を叶えながらも家計の出費を抑えられるので、子供の初めてのスマホに格安SIMがおすすめなのです。
SIMカードを入れ替えるだけで利用できる
親のお下がりや型落ちモデルのスマホが入手できるのであれば、SIMカードを入れ替えるだけの方が初期費用を抑えられます。
初期費用を抑えることで他のことにお金を回すことができ、子供が欲しいスマホケースカバーが多少高くてもスマホへの費用が少ないので、欲しいものを買ってあげられるのではないでしょうか。
キャリア決済ができない
ドコモで例えるとd払いのような、携帯料金と一緒に後払いする機能が大手キャリア3社にはあります。
しかし格安SIMの場合は現時点ではキャリア決済には対応していないので、通販で買い物をする場合などにキャリア決済を利用できません。
アプリやサイトごとに後払いシステムがあるので完全に後払い機能が使えなくなるわけではありませんが、子供の無駄遣いを極力防ぐことができます。
子供におすすめな格安SIMブランド
格安SIMは大手キャリアに比べると、比較的安い月額料金で利用できます。
それぞれのブランドやプランによって月額料金やプラン内容が異なります。
親子でどんなスマホが使いたいのか相談して、どの格安SIMを利用したらいいのか選ぶようにしましょう。
LINEモバイルの月額500円プラン
LINEモバイルには、月額500円で利用できるプランがあります。
このプランは、LINEアプリの通話やトークが使い放題でデータ通信のみが利用できるSIMカードです。
LINEアプリを利用した際にデータ通信量がかからないので、LINEをよく使う人におすすめなプランです。
もしもSMSや音声通話機能をつけたい場合は、オプションが加わった分月額料金が高くなります。
中学生や高校生くらいの年代の子供は、LINEを利用する頻度が高いのではないでしょうか。
LINEをよく利用する人ほどLINEモバイルの利用がおすすめです。
BIGLOBEモバイルの月額900円プラン
BIGLOBEモバイルではさまざまな料金プランが用意されていて、月額900円から利用できます。
月額900円の場合はデータ通信のみの3ギガプランになり、SMS機能や音声通話ができるプランの場合は少し料金が上がります。
データ通信量は3ギガから30ギガまで選ぶことができ、オプションとして10分かけ放題や3分かけ放題をつけることもできます。
ギガ数やかけ放題オプションなど、自分の使用用途や使用頻度に合わせてカスタマイズできます。
楽天モバイルのスーパーホーダイプラン
楽天モバイルのスーパーホーダイプランは、契約から1年間はどのデータ通信量を選んでも月額1,628円(税込)で利用できます。
楽天モバイルでは1ヶ月のデータ通信量を最大5人のグループでシェアできるので、家族で楽天モバイルを利用するのもおすすめです。
他の格安SIMプランと比較すると月額料金は高いですが、その分楽天ポイントが付与されたり、楽天市場での買い物がお得になったりする特典がついています。
ギガが減らないトーンモバイル(TONE SIM)
ギガが減らないのに(容量無制限なのに)ずっと月額1,000円で使えるトーンモバイルも子供のスマホデビューにおすすめです。
見守り機能やアプリダウンロード制限、Webフィルタリングなどオプションサービスが充実しているのも嬉しいポイントです◎
さらに、
- MVNOで初めて全国子ども会連合会から推奨された
- 見守り機能「TONEファミリー」はスマホサービスとしてはじめて東京都含む九都県市から推奨された
- GPSでの現在地確認やWebフィルタリング、アプリ制限など、簡単に使える見守り機能が充実している
といった理由から、「子供に持たせたいスマホ」として東京都などからお墨付きをもらっています。
また、ドコモ回線を利用しているので、つながるエリアも安心です。
使わなくなった親のiPhoneは子供のスマホデビューに最適
子供にスマホを買ってほしいと言われた時、まずは自宅に誰も使っていないスマホの本体がないか探してみましょう。
スマホの本体が激しく劣化していなければ、SIMカードを入れ替えるだけで利用できます。
新しいスマホの本体を購入してしまうと大きな出費になってしまいますが、SIMカードの購入のみであれば初期費用を抑えて子供にスマホを持たせてあげることができます。
どうしてもスマホにはお金がかかるイメージがありますが、格安SIMの月額料金が安いプランを利用することでお金の悩みを解決できます。
まだ子供が小さい場合は、将来に備えて子供にどの格安SIMブランドを利用してもらうのがいいのか、理解しておくのもおすすめです。
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