povo2.0はauがスタートした新しい料金プランです。
基本料金が0円で、そこに通信量やかけ放題を「トッピング」という形で追加できます。
auのサブブランドであるUQモバイルを利用している人の中にもpovo2.0への乗り換えを検討している人は多いでしょう。
UQモバイルからpovo2.0への乗り換えは簡単です。
オンラインから数ステップで完了しますよ。
とは言え、オンライン専用プランに慣れていない人だと難しく感じるかもしれません。
本記事ではUQモバイルからpovo2.0へ乗り換える手順と注意点を徹底解説します。
目次
UQモバイルからpovo2.0へ乗り換える手順
UQモバイルからpovo2.0へ乗り換える手順は以下の通りです。
povo2.0の申し込みに必要なものを用意する
まずはpovo2.0の申し込みに必要な物を用意してください。
本人確認書類
povo2.0を申し込む際は以下の本人確認書類のいずれか1つが必要です。
povo2.0はオンラインで本人確認する「eKYC」を採用しています。
eKYCでは顔写真付きの本人確認書類が必要です。
他社に比べると利用できる本人確認書類の種類が少ないので注意してください。
氏名や住所といった情報に不備がないかもチェックしておきましょう。
クレジットカード
povo2.0の支払い方法はクレジットカードのみです。
UQモバイルと違い、口座振替では支払えません。
以下の国際ブランドを搭載するクレジットカードを用意しておきましょう。
登録できるのはpovo2.0の契約者と同一名義のカードのみです。
家族名義など、別名義のカードは登録できません。
契約者が未成年の場合は家族名義のクレジットカードを登録できます。
povo2.0を利用する端末
povo2.0では端末をセット購入できません。
別途、利用する端末を用意してください。
povo2.0で利用する端末の候補は大きく以下の3パターンあります。
UQモバイルで利用していたスマホを使う場合は別途購入する必要はありません。
基本的にはpovo2.0でもそのまま使えます。
UQモバイルで購入したiPhoneについてはSIMロックを解除してください。
スマホ本体も変えたい場合は家電量販店やネット通販で購入しましょう。
au Online Shopでスマホを単体購入することもできます。
auでしか取り扱っていないスマホを買いたい人や、「かえトクプログラム」を利用したい人におすすめです。
端末を用意する際はpovo2.0に対応しているかどうかを必ずチェックしてください。
対応端末は対応機種・端末ページから調べられます。
UQモバイルでMNP予約番号を取得する
UQモバイルの電話番号をpovo2.0でも使いたい場合はMNPで乗り換える必要があります。
事前にUQモバイルでMNP予約番号を取得しておきましょう。
MNP予約番号はWEBまたは電話で取得できます。
24時間いつでも取得できるWEBがおすすめです。
my UQ mobileにログインして手続きしてください。
電話の場合は以下の番号へ電話しましょう。
povo2.0を申し込む
準備ができたらpovo2.0の申し込みです。
スマホにpovo2.0アプリをダウンロードし、手続きを進めましょう。
アプリはApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。
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STEP1povo2.0アプリを起動する
-
STEP2「povo2.0を申し込む」をタップする
-
STEP3「次へ」をタップする
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STEP4連絡先メールアドレスを登録する
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STEP5画面の指示に従って必要事項を入力する
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STEP6eKYC画面で必要事項を入力する
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STEP7指示に従いながら本人確認書類および自身の容貌を撮影する
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STEP8eKYCの認証後、登録したアドレスにメールが届く
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STEP9「本人確認を行う」ボタンを押す
-
STEP10画面の指示に従って必要事項を入力する
基本的には画面の指示通りに入力するだけなので簡単です。
ただし、MNPで乗り換える際はMNP予約番号の入力を忘れないようにしてください。
SIM開通手続きをする
申し込みが終わったらSIM開通手続きです。
手続き方法は物理SIMカードとeSIMで異なります。
物理SIMカードの場合
物理SIMカードのSIM開通手続きは以下の通りです。
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STEP1郵送でSIMカードが届くのを待つ
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STEP2povo2.0アプリを起動する
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STEP3「SIMカードを有効化する」をタップする
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STEP4「バーコードをスキャンする」をタップする
-
STEP5SIMカード台紙のバーコードを読み取る
-
STEP6「SIMカードを有効化する」をタップする
-
STEP7有効化完了のメールが届いたら「次へ」をタップする
-
STEP8SIMカードを端末に差し込む
iPhoneはAPN設定不要です。
SIM開通手続きが終われば使えます。
ただし、povo2.0を利用する際はiOSを最新バージョンへアップデートする必要があります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」からアップデートしておきましょう。
他社のAPNがインストールされている場合は「一般」→「VPNとデバイス管理」→「プロファイル」から削除してください。
eSIM(iPhone)の場合
続いてはiPhoneでeSIMを利用する場合のSIM開通手続きです。
「コード入力方式」と「QRコード方式」の2パターンがあります。
QRコード方式だとpovo2.0を利用するiPhone以外の機種が必要です。
基本的にはコード入力方式を利用しましょう。
-
STEP1povo2.0アプリを起動する
-
STEP2「eSIMを発行する」をタップする
-
STEP3「次へ」をタップする
-
STEP4「eSIMの設定」をタップする
-
STEP5「SM-DP+アドレス」の横にある英数字をコピーする
-
STEP6「設定」アプリを起動する
-
STEP7「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」の順にタップする
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STEP8「詳細情報を手動で入力」をタップする
-
STEP9STEP5でコピーした英数字を「SM-DP+アドレス」欄に貼り付ける
-
STEP510同様にpovo2.0アプリの「アクティベーションコード」を設定アプリに貼り付ける
-
STEP511「次へ」をタップする
eSIMの設定が終わったら、iOSを最新バージョンへアップデートしてください。
eSIM(Android)の場合
Androidも「コード入力方式」と「QRコード方式」の2パターンがあります。
QRコード方式はpovo2.0を利用する端末以外の機種が必要です。
ここではコード入力方式について解説します。
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STEP1povo2.0アプリを起動する
-
STEP2「eSIMを発行する」をタップする
-
STEP3「次へ」をタップする
-
STEP4「eSIMの設定」をタップする
-
STEP5「コード」の横にある英数字をコピーする
-
STEP6「設定」アプリを起動する
-
STEP7「ネットワークとインターネット」をタップする
-
STEP8モバイルネットワークの「+」をタップする
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STEP9「代わりにSIMをダウンロードしますか?」をタップする
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STEP10「次へ」をタップする
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STEP11画面左下の「ヘルプ」をタップする
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STEP12「自分で入力」をタップする
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STEP13STEP5でコピーした英数字を貼り付ける
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STEP14「続行」をタップする
-
STEP15「完了」をタップする
APN設定をする(一部のAndroidスマホ)
Androidの場合、機種によってはAPN設定が必要です。
以下の手順でAPNを設定してください。
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STEP1設定アプリを起動する
-
STEP2「ネットワークとインターネット」をタップする
-
STEP3「モバイルネットワーク」をタップする
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STEP4「詳細設定」をタップする
-
STEP5「アクセスポイント名」をタップする
-
STEP6画面上部の「+」をタップする
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STEP7APN情報を入力する
-
STEP8「保存」をタップする
-
STEP9保存したAPNをタップする
STEP7では以下の情報を入力します。
povo2.0のAPN入力項目 | |
---|---|
名前 | povo2.0 |
APN | povo.jp |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
AndroidスマホのAPN設定手順は機種によって異なります。
詳しくは取扱説明書も参考にしてください。
auで購入したスマホは原則APN設定なしで使えます。
UQモバイルからpovo2.0へ乗り換える際の注意点
UQモバイルからpovo2.0へ乗り換える際は以下の点に注意してください。
povo2.0は店舗サポートなし
povo2.0はオンライン専用プランです。
auショップなどの店舗ではサポートを受けられません。
契約後の手続きは原則オンラインで実施します。
サポートもチャットしか用意されていません。
対面によるサポートが必要な人はUQモバイルのままがおすすめです。
キャリアメールは使えなくなる
povo2.0に乗り換えるとUQモバイルのキャリアメールは使えなくなります。
auの場合は持ち運びサービスにより、解約後もキャリアメールの維持が可能です。
UQモバイルのキャリアメールは持ち運べません。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールで代用しましょう。
記事執筆時点では一部の機能が使えない
記事執筆時点では、UQモバイルからpovo2.0に乗り換えると以下の機能が使えなくなります。
どちらも提供予定となっていますが、具体的な開始時期は未定です。
海外に行く予定がある場合はUQモバイルのままにしておきましょう。
auかんたん決済についてはクレジットカード払いなど他の方法で代用してください。
海外へ頻繁に行く場合はahamoや楽天モバイルも検討してください。
LINEの年齢認証も非対応
povo2.0はLINEの年齢認証に非対応です。
年齢認証ができないので、LINEのID検索もできません。
UQモバイルはくりこしプラン +5Gに限りLINEの年齢認証が可能です。
povo2.0へ乗り換える前に認証しておきましょう。
UQモバイルで年齢認証しておけば、povo2.0に乗り換えてからもID検索が使えます。
まとめ
UQモバイルからpovo2.0への乗り換えはオンラインで完結します。
待ち時間は一切ありません。
いつでも好きなタイミングで乗り換えられます。
乗り換え手順もそこまで難しくはありません。
ただし、povo2.0はオンライン専用プランです。
乗り換えはもちろん、契約後のサポートもオンラインのみとなります。
対面でのサポートを受けたい場合はUQモバイルを継続することも検討しましょう。
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