動画の視聴やゲームなど、ついスマートフォンを使いすぎて速度制限されてしまうことはありがちです。
UQモバイルの速度制限について、いつ解除されるか、その回避法などを含め、まとめてみました。
UQモバイルの速度制限の概要
スマートフォンの通信制限は、主にネットワークの品質と利用の公平性を確保することを目的に行われるものです。
UQモバイルの速度制限は、0時から24時までを1日と定め、前日までの直近3日間に使用した通信量が6GBを超えた場合に行われます。
UQモバイル各プランの高速通信容量と通信速度の関係
現在、UQモバイルには「高速プラン」「無制限プラン」「スマホプラン」の料金プランがあります。
「無制限プラン」を除き、各プランには月の高速通信容量が決められています。
高速プランの通信容量は3GBで、これはYouTubeを14時間視聴できる容量です。
容量上限に達するまで受信速度最大150Mbpsでの利用が可能ですが、容量制限を超えると200kbpsに制限されます。
「スマホプラン」はS・M・Lの3種類に分けられ、それぞれ3GB・9GB・14GBの容量制限があり、超過すると300kbpsに通信速度が制限されます。
無制限プランでは容量制限がありませんが、受信速度が常時最大500kpsに制限されています。
速度制限されると通常の1/500~1/750の速度に制限される
速度制限が行われると、高速プランでは通常時の通信速度150Mbpsに対しその1/750程度に当たる0.2Mbpsまで通信速度が低下します。
スマホプランの場合は1/500程度の0.3Mbpsまで低下します。
この速度制限を受けると、ネットの利用にさまざまな支障が生じることになります。
通信速度制限された場合、すべてのネット使用に問題が生じる
通信速度が制限されると、多くのデータ容量を使用するものほど、大きく影響を受けることになります。
メールの送受信はテキストだけであれば問題は出ませんが、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSでは画像や動画の表示に支障が生じます。
Google Mapは地図をアップするために数分の時間を要するようになり、You Tubeは視聴不可、ゲームは遅延(ラグ)が生じて最悪プレイできなくなります。
ネット検索やネットラジオでも影響が出ます。
速度制限は「データチャージ」で解除できる
速度制限がかかった場合、「データチャージ」という機能を使うことで制限を解除できます。
「データチャージ」は料金を支払ってデータ容量を購入することで、その分の高速通信が可能になるサービスです。
「データチャージ」は100MB(0.1GB)もしくは500MB(0.5GB)の2種類から選べ、有効期限は共に90日間となっています。
データチャージは速度制限の事前に行うことも可能
「データチャージ」の手続きは「データチャージサイト」で手続きすることが可能です。
その際、my UQmobileのIDとパスワードが必要です。
速度制限がかかる前にデータチャージすることも可能なので、残り容量が不足しそうな時に事前にチャージすることで、速度制限を回避することができます。
チャージした容量を使用しなくても、有効期限は90日間と設定されているので、翌月や翌々月に使わなかった容量をチャージして速度制限解除を行うことも可能です。
UQモバイルの速度制限を回避する方法
上述の通り、UQモバイルの速度制限は「データチャージ」というサービスを利用することで解除できますが、「データチャージ」は有料ですし、できれば速度制限自体を回避したいところです。
UQモバイルで速度制限を回避する方法を紹介します。
「ターボ機能」の活用
UQモバイルのスマートフォンには、「ターボ機能」というデータ容量を節約することのできる機能があります。
「ターボ機能」とは通信速度を高速と低速の二段階を切り替えて使用する機能です。
必要時以外は低速通信に切り替えることで、データ容量の消費量を抑えることが可能です。
「ターボ機能」による低速・高速通信の切り替えは「データチャージサイト」でいつでも行なえます。
容量が不足しそうなときに「ターボ機能」で低速通信に切り替え、容量消費を抑えることで速度制限が回避できます。
通信速度を使い分けることで速度制限を回避
「ターボ機能」で低速通信に切り替えると、最大通信速度が300kbpsに制限されますが、メールの送受信やSNSの利用には基本的に問題ありません。
月のデータ容量が残り少なくなったときに切り替えるだけではなく、普段は低速通信に設定しておき、アプリのアップデート・Google Mapの使用・動画閲覧など、必要なときにだけ高速通信に切り替えるというのも、速度制限の有効な回避方法となります。
「Wi2 300 UQ mobile」を活用する
無線LAN(Wi-Fi)を使えば、データ容量を消費することなくネット機能を利用することができます。
UQモバイルには、初期費用・月額費用が一切無料で利用できる無線LANサービス「Wi2 300 UQ mobile」があり、そのスポットであれば通信容量を一切気にせずにネットを利用することが可能です。
「Wi2 300 UQ mobile」を利用するためには「my UQ mobile」での申込みが必要です。
「my UQ mobile」にログイン後、「Wi2 300 for UQ mobile」のバナーを選択してください。
「お申込内容」「約款・利用規約」を確認の上、申込画面に進んでください。
必要事項を入力すれば申し込み完了です。
「Wi2 300 UQ mobile」申し込み時の注意点
「Wi2 300 UQ mobile」申し込み時に、「ICCID」の入力を求められます。
「ICCID」とはSIMカードに割り振られた19桁の番号のことで、SIMカードの裏面に記載されています。
「Wi2 300 UQ mobile」の利用法(iOS)
設定をタップして、「Wi-Fi」をオンに切り替えてタップします。
該当エリアのSSIDを選択し、パスワード(ネットワークキー)を入力します。
ネットワークキーはマイページで確認することができます。
ブラウザを起動し、ログイン画面が表示されたら「Wi2 300 UQ mobile」のログインIDとパスワードを入力してください。
「Wi2 300 UQ mobile」の利用法(Android)
アプリ一覧から「設定」をタップして、「Wi-Fi」をオンにした上でタップします。
該当エリアのSSID(ネットワークキー)を選択してください。
ネットワークキーはマイページに記載されています。
ブラウザを起動後、ログイン画面で「Wi2 300 UQ mobile」のログインIDとパスワードを入力します。
ターボ機能とWi-Fiを活用して速度制限を回避しよう
有料の「データチャージ」を使えばUQモバイルの速度制限は簡単に解除できますが、普段から必要に応じて「ターボ機能」による高速・低速通信の切り替えをするクセをつければ、データ容量の無駄な消費を抑え、事前に速度制限を回避することができます。
また、無料Wi-Fiスポットを有効活用し、データ消費を最大限抑えることも有効な回避法です。
通信速度はつい高速にしたままで使いがちですが、上述の方法を上手く活用して、速度制限を回避したいところですね。
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